パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成へ<その2>(15)

2013年12月24日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 <転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
 安倍政権は侵略戦争への道をひた走っています。
 11月27日には「国家安全保障会議」、12月6日には「特定秘密保護法」、12月17日には「国家安全保障戦略」と中期防衛力整備計画(中期防)、そして、国家安全保障戦略」には「愛国心」を盛り込むことになった。また、武器輸出三原則の見直しも。
 こうした状況下で私たちは闘っています。
 昨日(12月22日)、大阪の仲間が、こうした動きに対抗する▲ <新たな「日の丸・君が代」強制反対宣言>とも言えそうな原稿を書かれたことを知りました。

 この原稿は、大阪で「君が代」不起立により、再任用拒否(事実上の解雇処分)を受け、人事委員会に不服申し立てし闘っている元教員、山田肇さんが書かれたものです。これは「大阪ネット」の会報に掲載されるようですが、安倍政権の戦争政策に大きな打撃を与える内容だと思いますので、以下に貼り付けます。(本人の了解を得ました)
 (本来はA4版4ページもので、漫画や写真も入っているのですが貼り付けるにあたり、私のパソコン技術の悪さから、原本を損なっています。お許し下さい。)
 以下のブログもご覧下さい。
 Blog『ブラックボードに義 山田さんを支える会』
http://sky.geocities.yahoo.co.jp/gl/yamada55132
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 ▲ 「『君が代』なんか、だれが歌うもんか。クソクラエじゃ。」
山田 肇

 ●「いまだに戦争責任をとらずに、ふんぞりかえっとる天皇を、わしゃ許さんわい。」
 これは、中学3年生になったゲンが、1953年3月、波川中の卒業式に行くと、オルガンの伴奏が始まり「国歌、『君が代』を斉唱します。」「一同起立」の声がしたので、ゲンが叫んだことばです。これは、中沢啓治さん作『はだしのゲン』の第10巻の18ページから出てきます。
 卒業式の式場に入ったゲンは、「やめろう、やめろう。」「なんで『君が代』を歌うんじゃ。わしは歌わんぞ。『君が代』の『君』は天皇のことじゃ、わしゃ、天皇はきらいじゃっ。」「なんで、きらいな天皇をほめたたえる歌を歌わんといけんのじゃ。天皇は、戦争犯罪者じゃ。」と言います。
 すると、県会議員がゲンに向かって、「き、きさま、なんちゅう畏れ多いことを言うんじゃ」と怒る。
 それに対して、ゲンが、
 「やかましい。天皇が無謀な太平洋戦争をやれとゴーのサインを出したおかげで、日本列島は焼け野原にされ、この広島も長崎も原爆までくらってわしの家族をふくめ、日本人300万人以上が、もがき苦しんで殺されたじゃないか。」
 「それだけじゃないぞ。天皇陛下のためだという名目で、日本軍は中国、朝鮮、アジアの各国で、約3000万人以上の人を残酷に殺してきとるんじゃ。」
 ここで、「日本軍の蛮行」が出てくるのです。『君が代』が「クソクラエ」である理由として、「日本軍の蛮行」と天皇の戦争責任の問題が出てくるのです。そのことを、事実をあげて、ゲンは語ります。
 「首をおもしろ半分に切り落としたり、銃剣術の的にしたり、妊婦の腹を切りさいて中の赤ん坊をひっぱり出したり、女性の性器の中に、一升ビンがどれだけ入るかたたきこんで骨盤をくだいて殺したり、わしゃ、日本が三光作戦という殺しつくし、奪いつくし、焼きつくすで、ありとあらゆる残酷なことを、同じアジアの人にやっていた事実を知った時は、ヘドが出たわい。」
 「その数千万人の人間の命を平気でとることを許した天皇をわしゃ許さんわい。いまだに戦争責任をとらずに、ふんぞりかえっとる天皇を、わしゃ許さんわい。『君が代』なんか、だれが歌うもんか。クソクラエじゃ。」と言います。
 ●『君が代』は「クソクラエ」だが、「はだしのゲン』は素晴らしいマンガです!
 そうです。『君が代』は「クソクラエ」です。だが、何で『君が代』が「クソクラエ」なのか?それは、注意深くか、意図的にか、8月の新聞には出てきませんでした。中沢啓治さんは、『君が代』が「クソクラエ」な理由として、日本軍の残虐な蛮行を漫画でかいたのです。
 「天皇陛下のためだという名目で、日本軍は中国、朝鮮、アジアの各国で、約3000万人以上の人を残酷に殺してきとるんじゃ。」その侵略戦争の最大・最高の戦争責任は、天皇ヒロヒトと天皇制にあったのです。これです。中沢啓治さんが言いたかったことは!この核心を外してはいけないのです。
 そして、その道具であった、『日の丸』『君が代』が今なおあること、また、卒業式に堂々と登場していることに、ゲンの怒りが爆発したのです。
 松江市教委は、全国からわき上がる抗議の声を無視できず、『はだしのゲン』の閲覧制限を「手続に不備があった」と8月26日に撤回しました。だが、「手続」の問題ではないのです。いかなることがあっても、『はだしのゲン』をはじめとする原爆や侵略戦争の真実を伝える本や漫画を、子どもたちの眼にふれないようにしてはいけないのです。
 特に、天皇制国家とその天皇の軍隊がやった朝鮮・中国・アジアの人々への蛮行は、しっかりと子どもたちに伝えていかねばならないのです。それが、教育です。二度と残虐なことをアジアの人々にしないために。人間として、子どもたちが何をなすべきかを考えるために。『義』に立つ国とはいかなる国かを考え、日本をどんな国にしていったらいいかを考えるために。
 中沢啓治さんは、そのことを子どもたちに投げかけるために、「『君が代』なんか、だれが歌うもんか。クソクラエじゃ。」とゲンに語らせているのです。
 ●中沢啓治さんの「たった一人の戦い」の「決意」!
 そして、「『君が代』なんか、だれが歌うもんか。クソクラエじゃ」とゲンに語らせている中沢啓治さんには、「脳裡に一生焼きついた」強く深い天皇と天皇制に対する怒りがあるのです。8月6日広島の原爆投下後のすさまじい地獄の中を生き延びた中沢啓治さんには、その原爆や侵略戦争をもたらした元凶の天皇と天皇制に対する激しい怒りがあるのです。
 父の晴海、姉の英子、弟の進、そして、生まれたばかりの友子を原爆で失った悲しみと怒り、また、「人間の正体」「人間の醜さ」を目の当たりにしながら、母とともに戦後の生活を必死で生きぬいてきたなかで、「人間を獣以下に落とし入れる戦争を起こした奴らを、私は許せない」という強い怒りがあるのです。
 そして、「残虐な人体実験」をするために、広島と長崎に原爆を投下し、「生き残った被爆者に放射能による原爆症という恐怖を永久に強いた」アメリカに対する怒り、「自国の核戦争のために」被爆者をモルモットにして資料を収集するABCC(米国原爆傷害調査委員会)に対する怒り、さらには、「母を苦しめ骨まで奪っていった原因の戦争と原爆」に対する激しい怒りがあったのです。
 中沢啓治さんは「戦争と原爆の責任を言って!言って!言いつくしてやるっ!絶対に許さんぞ!」と「たった一人の戦いを決意した」と『はだしのゲン 自伝』(教育資料出版会、2011年第8刷)に書かれています。それを次に紹介します。
 ● 『はだしのゲン 自伝』から・・・「おどれらっ!どこまでバカなんだっ!」
 その中沢啓治さんの『はだしのゲン 自伝』の141ページに「怒りの年」と題して、天皇と天皇制に対する怒りの文が出てきます。長いですが、お読み下さい。
 「とくに忘れられず、いつまでも記憶に残った年は、1947年である。この年の元日、冬休み中であったが全校生徒が登校するように強制された。私はサボるつもりで布団にくるまって寝ていたが、同級生が登校の誘いにやってきた。『登校すると紅白の餅がもらえる』と聞いて慌てて登校した。食い物につられて登校してみると、全校生徒が校庭に整列させられ、校長がモーニング姿で朝礼台に立ち、PTA役員や地域ボス、教師たちが前面に正装して並んでいた。
 『一同、東向け!東京の皇居にいられる天皇陛下に向かって新年の挨拶!一同最敬礼!』と号令がかかり、全校生徒が深々と頭を下げた。担任が、『よしっ!と言うまで頭を上げたらいけんぞっ!』と注意してまわった。私は、この光景にあ然としたのだ。
 父が天皇制がいかに恐ろしいものかを説いていたことは聞かされていたし、天皇の命令で戦争をはじめ、その結果として原爆で焼きつくされ、多くの人間が殺され、いまも負傷してのたうちまわって呻いている被爆者が大勢いるというのに、まだ懲りずに天皇をありがたがり、宮城遥拝を生徒に押しつけて喜んでいるとは!校長や教師、地域のボスや父兄の、戦争に対する意識の低さに驚いた。私はいまにも大声を出して、「おどれらっ!どこまでバカなんだっ!」と怒鳴りたい気持ちを必死で押さえた。宮城遥拝が終わると君が代を斉唱して、各教室で紅白餅が配られた。」
 中沢啓治さんが2年生のこの時期、1947年正月とは、どういう時期か?どういう時代の風が吹いていたのか?
 教育労働者の組合が続々と各地で結成され、戦後の饑餓生活を強いられるなか『600円の賃金要求』として、あるいは教育条件の整備をもとめて、生活と権利を守る闘いが全国で澎湃と巻きおこっていた。その闘いがやがて、1947年2月1日の『2.1ゼネスト』に向かう時期が、この1947年の正月である。そして、この年の6月、全教協と教全連の二つの組合が統一され『日本教職員組合』(『日教組』)が結成されている。
 だが、この日教組の闘いに、天皇と天皇制に対する怒りがあったのか?侵略と戦争の元凶=天皇制を撃つ思想があったのか?戦前・戦中の天皇制教育と変わりなく「四方拝」の儀式が行われ、「宮城遥拝」の号令がかけられていた。学校と教師が、子どもたちを登校させて、相も変わらず、「四方拝」の儀式を行っていた。その「四方拝」の儀式で、『君が代』まで歌われていた。
 それを中沢啓治さんは、2年生の子どもながら「おどれらっ!どこまでバカなんだっ!」と怒鳴りたい気持ちだったと言う。数多の教え子を戦場に送った責任をとれ!その侵略と戦争の元凶、天皇ヒロヒトと天皇制に対して闘え!『日の丸』『君が代』をゴミ箱に棄てろ!それなしに民主教育は有りえないと、私も当時の教師に叫びたい。
 ● 「この年の12月7日の怒りは、私の脳裡に一生焼きついた」
 話は、さらにつづく。1947年「この年の12月7日の怒りは、私の脳裡に一生焼きついた。
 担任の教師が『今日は重大な宿題を渡す!』と言って、半紙を生徒全員に一枚ずつ配った。『その半紙の中心にコンパスで直径15cmの円を描き、赤のクレヨンで塗りつぶし、細い竹に半紙をノリで巻きつけ、明日必ず学校へ持ってこい!』と言いわたされた。日の丸の旗を生徒各自に作らせたのだ。私が旗を何に使うか聞くと、『明日は、天皇陛下様がわが広島市においでになる喜ばしい日だ!われわれ広島市民は、旗を振って心から歓迎するのだ!』と言った。
 またもや、私はあ然とした。『なんとおめでたい教師と市民たちよ!』と呆れ返った。広島を焼け野原にし、住む家を奪い、肉親を殺し、苦しみだけ押しつけて、みずからは安全なところでのうのうとしている張本人をありがたがって喜ぶとは、なんとバカな教師だと軽蔑した。・・・
 翌日、私は『わが一家をめちゃくちゃにし、貧乏のどん底に叩き込んで、毎日呻いている原因をつくった張本人の天公にだれが旗をふるかっ!』と母に言って、旗を作らずに登校した。
 寒風が吹きつけるなか、手に手に自分の作った日の丸の旗を持った全校生徒が、相生橋のたもとの広島城がある基町側の川岸に整列させられた。天皇が乗った車が護国神社を参拝して通る道順であった。教師は緊張した表情で生徒の間を飛びまわり、整列を再度チェックした。私はその姿を苦々しく見つめていた。
 そして、天皇という人間を考えた。周囲の瓦礫のなかには無数の人骨が埋まっている広島。その場所に、天皇はどんな気持ちでいるのだ。よくぞ平然と、この廃墟を見ていられるものだと呆れた。天皇は、人間の神経をもたない冷血人間だと思った。正常な人間ならば、自分の起こした戦争のもたらした罪深さに、車に乗ってのうのうと広島見物ができるものではない、廃墟を正視できるものではないと思った。
 遠方から「万歳!万歳!」の歓声が響きわたってきて、天皇の乗った箱型車が現れた。教師は、「万歳!」と叫んで旗を振るように号令をかけた。天皇が黒いコートに白いマフラーを首に巻き、ソフト帽を沿道の人々に振っている姿が車窓から見えた。
 私の目の前を車が通りすぎようとした瞬間、私は、一気に飛び出し、天皇の首に噛みついて食い殺してやりたい衝動を覚えた。寒風にさらされていながら、全身が燃えるように熱くなって、背中に汗がにじむほどに気持ちが高ぶった。「この野郎!よくも父と姉と弟を殺し、よくもわしらをどん底の生活に落としやがったなっ!」という怒りで全身が熱くなって震え、天皇を睨みつづけた。そして、足元の瓦の破片をチビた下駄で蹴り上げたら、タイヤに当たって跳ねた。
 教師と生徒の打ち振る旗の波と「万歳!」の歓声のなかで、私は、必死で怒りを押さえ震えていた。この時の光景が、いつまでも脳裡に焼きついて、私は、一生忘れられない。天皇に旗を振っている教師や市民がバカに見えてしかたがなかった。そして、日本人に軍国主義を叩き込んで洗脳した「教育」という化け物の恐ろしさを思い知ったのだ。」
 中沢啓治さんが小学校3年生の冬の天皇ヒロヒトを眼前にした時の激しい怒りが表れています。この怒りが『はだしのゲン』をして、「『君が代』なんか誰が歌うもんか!クソクラエじゃ」と語らせていることがよくわかります。
 「『教育』という化け物の恐ろしさ」を担ってきた、担っている私たちが、この中沢啓治さんの怒りをどう受けとるか、どう受けつぐか、これが問われていると私は思います。
 なんで、「クソクラエ」の『君が代』なんか立って歌うことができようぞ!この結論しか有りえない。「ヒロシマのある国でしなければならないことは、ともる戦(いくさ)の火を消すことだろう」と"原爆の子の像"の前で、あるいは卒業式で子どもたちと共に、声上げて歌ってきた教師として、『君が代』不起立という道しか有りえないと私は考えますが、みなさんはどう考えられますか?
 ● 「ゲンは子どもたちに読み継がれていくべき本です。」優良図書です。
 松江市教育委員会が全国からの抗議の声に押されて、『はだしのゲン』の閲覧制限を撤回したと思ったら、とんでもない団体が動き始めています。「新しい歴史教科書をつくる会」です。
 9月11日、「漫画『はだしのゲン』を有害図書とし、教育現場から撤去を求める要望書を下村博文文部科学相あてに提出した。要望書は、はだしのゲンについて『日本軍の残虐行為を捏造しているほか、天皇を侮辱する内容は学習指導要領に違反している』などと指摘。」と9月12日付朝日新聞の片隅に載りました。
 中沢啓治さんが『はだしのゲン』でかいた日本軍の蛮行は、「捏造」だと彼らは言う。日本軍の蛮行によって、塗炭の苦しみにあわされた数千万人のアジアの人々がいるというのに、彼らは「捏造」だと言う。自らの国がなした蛮行も見すえられず、あったことを「なかったこと」にして、果たして、それで国が成り立つか?『義』に立たず、不正義の国として、この国を世界に押しだすというのか!それは歴史を「つくる」ことではなくして、歴史を「つくりかえる」ものだ!「つくりかえる会」の歴史の捏造を許すな!そして、彼らは『はだしのゲン』が「有害図書」だと言う。どちらが「有害」か!歴史をつくりかえることこそ、「有害」だ!
 さらに、『はだしのゲン』は「天皇を侮辱する内容」だと言う。天皇ヒロヒトは、戦争責任をとったか?自らがなした悪行を反省もせず、謝罪もせず、居直って、マッカーサーにすり寄って戦犯から逃れ、沖縄をアメリカに売り渡し、日米安保を戦後の「国体」となして生き延びた天皇ヒロヒトと天皇制は、侮蔑の対象であり、一刻も早く打倒される存在である。そして、『はだしのゲン』を「有害図書」などと言う輩を絶対に許すわけにはいきません。
 中沢啓治さんの遺志を受けついで、私は天皇と天皇制の戦争責任を追及し、『日の丸』『君が代』と闘います。そして、「松江市内の小学校の司書の女性」が言われるように、「ゲンは子どもたちに読み継がれていくべき本です。」そして、『はだしのゲン』が読み継がれていくことを通して、中沢啓治さんの遺志が子どもたちに受けつがれていくことを、私は願っています。
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 来春の卒・入学式を前に、【東京】と【大阪】で来年2月連帯した集会が開かれます。
【東京】
<集会名>「日の丸・君が代」強制反対!教育の国家支配と闘おう!
            2・2 総 決 起 集 会

<日 時>2014年2月2日(日)13時開会
<場 所>東京しごとセンター地下講堂(JR/地下鉄飯田橋駅下車8分) 地下鉄九段下駅5分)
<講 演>高橋哲さん(埼玉大准教授)「憲法『改正』と安倍政権の教育改革のゆくえ」
<基調提起>永井栄俊さん「都教委の教育政策の流れ」
<現場からの報告>
  ・分限処分・懲戒処分対象者の昇給制度・新給与表
  ・田無工業高校の自衛隊朝霞駐屯地宿泊防災訓練問題
  ・生活指導統一基準学力スタンダード
  ・卒・入学式に向けての現場からの報告その他
<集会決議><行動提起>
<主 催>都教委の暴走をとめよう!都教委包囲・首都圏ネット
  連絡先:090-5415-9194 包囲ネットのブログhttp://houinet.blogspot.jp/
<資料代>500円

【大阪】
<集会名>止めよう!子どもを戦場に送る国づくり
        許すな!「日の丸・君が代」強制
         教育の国家支配に反対する2・11大阪大集会
                          建国記念の日反対!

<日 時>2014年2月11日(火)13時開場 13時30分開会
                     集会後(16:45K~)デモ
<場 所>大阪市立西区民センター
        (地下鉄千日前線「西長堀」駅⑦番出口100m)
        (地下鉄鶴見緑地線「西長堀」駅③番出口100m)
<講演>三宅晶子さん(千葉大教授)「思想・良心の自由と教育の現在」
    ~ドイツ、日本の思想弾圧と戦後「想起の文化」を検証しつつ~
<三宅さんからのメッセージ>
 7月、麻生副首相はナチスの「手口に学んだら」と発言しましたが、12月6日、安倍政権は、ナチスの「全権委任法」的国会状況の中で特定秘密保護法を強行採決し、ゲシュタポ(国家秘密警察)国家への一歩を大きく踏み出しました。2.11.大阪集会では、半年でナチス独裁国家に変えられたドイツと日本の歴史を検証しつつ、現在の危機と課題をみなさんとともに真剣に考えたいと思います。この日々を戦争前夜にさせないために。
<発言など>現在全国からの発言も含めて調整中
<主 催>「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク
<資料代など> 700円 手話通訳アリ
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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