goo blog サービス終了のお知らせ 

パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

大阪府立高、「君が代斉唱」口元で確認

2012年03月15日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ◇ 大阪府立高、「君が代斉唱」口元で確認
『TBS系(JNN) 3月13日(火)』
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120313-00000063-jnn-soci

 大阪府では君が代の起立斉唱を義務づける条例が成立していますが、公立高校の校長が君が代を歌っているかどうかを口元の動きでチェックしていました。
 「チェックは当然」とする橋下徹市長と、「いくらなんでも厳しすぎる」と反発する教育委員。賛否が渦巻いています。
 大阪府岸和田市の府立和泉高校、卒業式は今月2日に行われました。君が代をきちんと斉唱しているのかどうか、校長が教職員の口元をチェックするよう指示していたということです。
 「教育委員会から指示された確認方法が、遠目で見て起立を確認しながら、明らかに歌っていないという人がいたら、それはそれで伝えてくださいと」(和泉高校・中原徹校長)
 教頭らがチェックした結果、3人の教諭の口が動いていなかったということで、中原校長が本人に確認したところ、そのうちの1人が歌っていないことを認めたというのです。
 「歌いませんでしたという教諭は『これまで歌っていなかったし、今回立てばいいのかなと思ってました』ということだったので、謝罪して『今度の入学式はきちんと歌います』ということで」(和泉高校・中原徹校長)
 中原校長は「本人は反省もしているし、単なる注意でいいのでは」と話していますが、報告を受けた府の教育委員会は、今回のケースが戒告処分にあたるかどうか検討しているということです。
 そもそもこの「口元チェック」、いくらなんでもやり過ぎだと、教育委員の1人は反発しています。
 「思想信条(の自由)に抵触していく危険性を感じる。(学校は)憎悪、敵意の場になる(大阪府教育委員会・小河勝委員)
 これに対し、府知事時代に「君が代」条例を成立させた大阪市の橋下市長。弁護士で民間人校長として採用された中原校長とは学生時代からの友人だということで、こう擁護しました。
 「起立して斉唱して歌うというのは当たり前のことだと思いますよ。後はそれをどう守らせるかというのがそれぞれの校長の力量というかね、やり方がそれぞれあるわけで、中原校長が行ったことは何の問題もない」(大阪市・橋下徹市長)
 そんな最中、大阪市内の公立中学校で一斉に卒業式が行われ、混乱なく終わりました。橋下市長が投げかけた「君が代」をめぐる議論、まだまだ続きそうです。
 ◇ 「国歌不斉唱」口元チェック…府立和泉高校長
『読売新聞』(2012年3月13日【関西発】)

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120313-OYO1T00221.htm?from=main1
 大阪府立和泉高校(岸和田市)で今月2日にあった卒業式で、国歌斉唱の際、起立だけではなく、教職員が本当に歌ったかどうかを校長が口の動きで確認していたことがわかった。口が動いていないとされた3人が校長室に呼ばれ、歌わなかったと認めた1人について、府教委が処分をするかどうかを検討している。
 学校行事の国歌斉唱の際、「起立により斉唱を行う」ことを求めた国歌起立条例の成立を受け、府教委は府立学校全教職員に起立斉唱を求める職務命令を出していたが、徹底ぶりには反発もある。
 和泉高の中原徹校長によると、職務命令に基づき、教職員約60人の国歌斉唱時の口の動きをチェック。「厳密には教員の口のそばで一人ひとり確認せねばならないが、卒業式の雰囲気を壊し、生徒・保護者の利益にならない」として、教頭らが遠くから目視した。その結果、3人の口が動いていないとして、個別に校長室に呼び、1人が「起立だけでいいと思った」などと不斉唱を認めたという。
 府教委は、府立高校14校の教員17人が職務命令に違反して「不起立」だったとして戒告処分にし、「今後は職務命令に従う」との書面に署名押印を求めた。
 しかし、「不斉唱」教員の処分例はなく、和泉高の報告を受け、処分の妥当性を検討している。
 中原校長は弁護士で、起立条例を提案した地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹・大阪市長の友人。府教委が民間人校長として採用した。橋下市長は、中原校長のメールで経緯を知り、「これが服務規律を徹底するマネジメントの一例だ。ここまで徹底しなければならない」絶賛
 しかし、橋下市長からのメール転送で事実を知った生野照子・教育委員長は「お二人のメールを読み、言葉を失う思いです。愛国心という問題が単なる規律問題の一つと化さないように、もっと悠々たる度量でご検討を」とメールで異論を返信。読売新聞の取材に対しても、「条例順守は大切だが、あまり厳格にすると、逆に法の精神が失われないか心配だ」と述べた。
 これに対し、橋下市長は「委員長がそのような認識なら、職務命令には何の意味もない。命令を徹底すると言いながら、無視されたことに対する恥の認識がない」と批判している。
 米川英樹・大阪教育大教授(教育社会学)の話ロの動きまでチェックするのは明らかに行き過ぎ。そこまでチェックされない学校もあるなら、今回認めた人だけを処分しては不公平だ。教育現場が監視社会になれば、教員が萎縮する」
 私立高校の校長でもある小林節・慶応大教授(憲法)の話「口を動かさないのは反抗のしるしで、不起立と同じだ。しかし、条例で強制してもこれだけ不起立が出ることもまた、受け止めるべきだ。どうしたら徹底できるか、校長の裁量に任せた方がいいかもしれない」
 ◇ 維新府議卒業式で祝辞そっちのけで不起立教員批判
 阪府守口市の府立高で8日に行われた卒業式で、来賓として出席した大阪維新の会の府議が、国歌斉唱で起立しない教職員を見て、「ルールを守れない教員がいることをおわびします」などと発言、保護者らが「お祝いの言葉もなく、式が乱された」と抗議していたことが分かった。
 府議は「卒業生の皆さんを一番傷つけてしまった」とブログで謝罪した。
 高校などによると、来賓として紹介された際に発言した。終了後学校や府議に保護者らから抗議があっという。府議は「このような教育のもとで3年間生徒を過ごさせたこたとに対し、本当に申し訳ないという思いから述べた。おめでとうと言える心境でなかった」と話している。

※「君が代」、口元チェックをした中原校長のブログです。
2012-03-13 08:24:10 「読売新聞の記事について」
http://ameblo.jp/nakahara-toru/entry-11191251489.html
教育に「政治介入」している自覚に欠けた、自己正当化に終始しています。
一校長の分際で処分量定に言及しているのも民間人出身ならではの大胆不敵さです。

※祝辞そっちのけだった、西田府議のブログです。
2012-03-08 14:43:23 「残念な卒業式」
http://ameblo.jp/go2183west/entry-11186641321.html
卒業生・保護者から猛烈な抗議を受けて、2日後に反省して「謝罪」を掲載しています。
(58番目に本人のコメント)

コメント    この記事についてブログを書く
« 田畑ミニニュース第三次18号 | トップ | 2012年春の闘い(21) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日の丸・君が代関連ニュース」カテゴリの最新記事