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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

1・15人事委員会傍聴者の声

2007年01月18日 | 日の丸・君が代関連ニュース
  人事委員会傍聴者の声 その23 【2007.1.15】
教育者としての誇りに満ちた発言に心打たれた!
  05年度卒業式⑪グループ・第1回審理:請求人本人陳述


*「12人の先生方の肉声を聞くことができ、都立高校がどう変わりつつあるのか、なぜ先生方が闘っているのか(闘わざるをえないのか)ひしひしと伝わってきました。涙が出てしまいました。高3・高2の子どもが都立高校に通っていますが他人事ではありません。保護者席でひとり座っていると、管理職に後で呼び出されるのではないかという恐怖を感じます。3月のうれしいはずの卒業式の親も憂うつです。正義が通りますように!!」 (匿名希望 保護者)

*「それぞれの方の思いの伝わる意見陳述は、どれも聞き応えのあるもので、もっと多くの人が実際に陳述を聞いてほしいと思います。また人事委員や処分者側の出席者の心にも届いてほしい、受け止める心があってほしいと切に思って聞いていました。『生徒の関係』を語れる方が多かったのは、その後の都教委の踏み込み方に危機感をより感じざるをえないようになってきているからなのかと感じられました。」 (小川 教育と人権を考える品川の会)

*「・立てない生徒を励ます。 ・キリスト者として立てない。 ・ワイマール共和国からヒットラー独裁への反省 ・基本的人権を踏みにじられるようとする時、あがなう。それぞれの先生方の深い考えに感じることが出来た。」 (S 現役都立高校教員)

*「12名の方々の憤りと、教育者としての誇りに満ちた発言に心打たれました。同時に、全体主義・軍国主義に向かって突き進む、今の日本の歩みを食い止めなければ、という決意を強くさせられた第1回審理でした。石原ファシズム都政をストップさせましょう。」 (赤石二三子元教員)

*「久々の傍聴でしたが、傍聴席の真中に職員席があり、初めの起立の時、座ったままの傍聴者に『ご起立下さい』と発言。拍手が起こるたびに『拍手はしないで下さい』と注意。拍手は確かに禁止事項になっているが、以前より強圧的な雰囲気になっていると感じた。これからの審理が心配。説得する言葉を持たない校長、『議論したくない』という校長、自らの人格も否定されているのに、それでも都教委に抵抗しない校長達の卑屈さが浮彫りになりました。」 (Y現役都立高校教員)

*<ヒゲメモ>
 04年度の被処分者は、人事委員会審理を打ち切り、2月9日地裁に『抗告訴訟』提訴します。
 本日の審理は、05年度の被処分者が、1年半も待たされての第1回審理です。本日陳述された12名の一人ひとりの先生の思いは、この国の子どもと教育の行方を心配する誇りある教育者の心からの発露でした。その中の一人は『石原都政における教育行政において、およそ想定できる、あってはならないことのすべてが断行されてきた。いわば、非常識な事態が続出する状況において、教師たちの不安は不信へ、不信は絶望へ、絶望は諦念へと変化し、行政に対する無関心と改革に対する無力感が教師たちの意識と学校の内側に浸透してしまった』と佐藤学の言葉を引用して、切実な現場の叫びを訴えていました。この声を狭い都庁の審査室にとどめてはなりません。偏狭な石原知事の自己本位で、教育を破壊し続ける、でたらめ振りを、全国の皆さんに届けます。一人でも多くの人に知らせて下さい。
 (傍聴者50名 心から感謝しています。報道1名。請求人・代理人20名。被処分者の会 星野)

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