【堺からのアピール】
子どもたちを教育破壊から守るために~堺から呼びかけます
☆ 大阪維新の会は「教育基本条例案」を白紙撤回せよ ☆
教育の目標は「個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養う」(教育基本法第2条)ことです。
堺の先人、与謝野晶子が「私たちの学校の教育目的は、画一的に他から強要されることなしに、個人個人の創造能力を、本人の長所と希望に従って、個別的に、みずから自由に発揮せしめるところにあります」と述べている通りです。
ところが、橋下徹前大阪府知事率いる大阪維新の会が、大阪府議会に提出して審議中の、そして堺市議会に提出予定の「教育基本条例案」では、教育の理念として、規範意識、義務、自己責任、愛国心、社会からの恩恵への還元など権威に服従することのみが強調され、グローバル化に対応できる国際競争力の高い「人材」を育てることが掲げられています。
学力テストの学校別結果が公表され、府立学校の学区は府内全域とされ、3年連続定員割れの府立学校は廃校とまで定められています。他方では「35人学級」は小学校2年までに据え置かれ、府や市の行う学力テストで子どもたちは分断されています。
橋下前知事は「教育は2万パーセント強制である」と述べていますが、このような競争の徹底と強制がもたらすものは、個性や柔軟性を奪われて多様性を認められない画一的な子どもたちの姿です。それによって教育の質が向上しないことは既に英米の経験で実証済みです。(※アトランタの例 リンク)
条例案では、知事・市長が教育目標を一方的に定め、教育委員はその目標実現の責務を果たさねば罷免されます。また、知事・市長採用の外部の人間が面接して任用した民間出身等の校長・副校長が、教科書採択・教員任用・人事異動・教員評価にわたる絶大な権限を握ります。それによって、知事・市長が教育現場を力でねじ伏せる体制を作り上げようとしています。政治介入を戒めている日本国憲法・教育基本法を、地方条例で全面的に覆すという、いわばクーデターに近いものです。
さらに、君が代斉唱不起立等の同一職務命令違反は3回で分限免職とされ、また相対評価最下位5%に2年連続該当でも分限免職と定められています。そうなれば、様々な困難を抱える子どもたちと向き合い格闘する教員は生徒から遠ざけられ、校長の顔色ばかりをうかがうイエスマン教員一色となるでしょう。
保護者には、部活動など学校運営に主体的に参画するように「努めなければならない」、家庭教育は「学校教育の前提」として「行わなければならない」と強い調子で迫る一方、学校等に不当な態様で要求等を「してはならない」としています。
しかし、*府立高等学校PTA協議会も訴えているように(※嘆願書 リンク)、保護者の仕事、家庭の状況、子どもの発達などを度外視した強制は、保護者と学校との自主的な協力関係を壊すものに他なりません。
大阪の子どもたちを、競争の徹底と強制による教育破壊から守るために、私たち市民が大きく声を上げて、大阪維新の会に、大阪府議会での条例提案を撤回させ、堺市議会での提案を断念させましょう。
堺から、すべての大阪府民に、全国の人々に訴えます。
***************(ここまでアピール本文)***********
【堺アピール】賛同申込用紙
あなたも「堺からのアピール」の賛同人になって下さい
【堺からのアピール】にぜひご賛同いただき、このアピール運動を支えて下さい。
下記申込用紙にて、お申し込み下さい。
賛同人として、ご自分のお名前の公表をご承諾いただける方は、アピール文の公表の際に、発起人に続いてあなたのお名前を50音順で記載させていただきます。
賛同人は最低100名を募り、さらにもっと大きく、幅広く広げたいと願っていますので、その点でもあなたのお力をお貸し下さい。
賛同人のお名前を含むアピールの公表は、11月27日以降とします。
またアピール運動を広げるための拠金を集めています。
できれば、お一人一口1000円を郵便振替にてお振り込み下さるか手渡ししていただければ幸いです。
「堺からのアピール」賛同人申込記載事項
2011年 月 日
私は、「【堺からのアピール】子どもたちを教育破壊から守るために~堺から呼びかけます
大阪維新の会は「教育基本条例案」を白紙撤回せよ」の内容に賛同します。
* お名前 ( )
* 読み仮名( )
* お名前の公表の可否(公表可・不可)
# (可・不可)のいずれかに、丸印をおつけ下さい。ご記入がない場合は、公表可とさせていただきます。
* ご住所 (〒 )
# ご住所は、全賛同人を記載したアピール文や、採決強行抗議の取り組みなどのお知らせを郵送させていただく場合に、使わせていただきます。
* ご連絡先( )
# 差し支えない範囲で、電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。
・ なお、以上の個人情報は、【堺からのアピール】以外の目的のためには使用しません。
電子メール、FAX、郵送もしくは手渡しでお申し込み下さい。
メールアドレス:QYD04504@nifty.com
FAX:072-242-6315
郵送:〒590-0959大阪府堺市堺区大町西三丁1番29-502号
いずれも「堺アピール事務局」宛、でお願いします。
『【堺からのアピール】教育基本条例案を撤回せよ』
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/
子どもたちを教育破壊から守るために~堺から呼びかけます
☆ 大阪維新の会は「教育基本条例案」を白紙撤回せよ ☆
2011年11月4日
【発起人】小股憲明 大阪府立大学名誉教授・教育学
中井正弘 日本ペンクラブ会員、『大阪春秋』編集委員
平良仁志 堺キリスト教会牧師
松永直子 与謝野晶子研究家
【発起人】小股憲明 大阪府立大学名誉教授・教育学
中井正弘 日本ペンクラブ会員、『大阪春秋』編集委員
平良仁志 堺キリスト教会牧師
松永直子 与謝野晶子研究家
教育の目標は「個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養う」(教育基本法第2条)ことです。
堺の先人、与謝野晶子が「私たちの学校の教育目的は、画一的に他から強要されることなしに、個人個人の創造能力を、本人の長所と希望に従って、個別的に、みずから自由に発揮せしめるところにあります」と述べている通りです。
ところが、橋下徹前大阪府知事率いる大阪維新の会が、大阪府議会に提出して審議中の、そして堺市議会に提出予定の「教育基本条例案」では、教育の理念として、規範意識、義務、自己責任、愛国心、社会からの恩恵への還元など権威に服従することのみが強調され、グローバル化に対応できる国際競争力の高い「人材」を育てることが掲げられています。
学力テストの学校別結果が公表され、府立学校の学区は府内全域とされ、3年連続定員割れの府立学校は廃校とまで定められています。他方では「35人学級」は小学校2年までに据え置かれ、府や市の行う学力テストで子どもたちは分断されています。
橋下前知事は「教育は2万パーセント強制である」と述べていますが、このような競争の徹底と強制がもたらすものは、個性や柔軟性を奪われて多様性を認められない画一的な子どもたちの姿です。それによって教育の質が向上しないことは既に英米の経験で実証済みです。(※アトランタの例 リンク)
条例案では、知事・市長が教育目標を一方的に定め、教育委員はその目標実現の責務を果たさねば罷免されます。また、知事・市長採用の外部の人間が面接して任用した民間出身等の校長・副校長が、教科書採択・教員任用・人事異動・教員評価にわたる絶大な権限を握ります。それによって、知事・市長が教育現場を力でねじ伏せる体制を作り上げようとしています。政治介入を戒めている日本国憲法・教育基本法を、地方条例で全面的に覆すという、いわばクーデターに近いものです。
さらに、君が代斉唱不起立等の同一職務命令違反は3回で分限免職とされ、また相対評価最下位5%に2年連続該当でも分限免職と定められています。そうなれば、様々な困難を抱える子どもたちと向き合い格闘する教員は生徒から遠ざけられ、校長の顔色ばかりをうかがうイエスマン教員一色となるでしょう。
保護者には、部活動など学校運営に主体的に参画するように「努めなければならない」、家庭教育は「学校教育の前提」として「行わなければならない」と強い調子で迫る一方、学校等に不当な態様で要求等を「してはならない」としています。
しかし、*府立高等学校PTA協議会も訴えているように(※嘆願書 リンク)、保護者の仕事、家庭の状況、子どもの発達などを度外視した強制は、保護者と学校との自主的な協力関係を壊すものに他なりません。
大阪の子どもたちを、競争の徹底と強制による教育破壊から守るために、私たち市民が大きく声を上げて、大阪維新の会に、大阪府議会での条例提案を撤回させ、堺市議会での提案を断念させましょう。
堺から、すべての大阪府民に、全国の人々に訴えます。
***************(ここまでアピール本文)***********
【堺アピール】賛同申込用紙
あなたも「堺からのアピール」の賛同人になって下さい
【堺からのアピール】にぜひご賛同いただき、このアピール運動を支えて下さい。
下記申込用紙にて、お申し込み下さい。
賛同人として、ご自分のお名前の公表をご承諾いただける方は、アピール文の公表の際に、発起人に続いてあなたのお名前を50音順で記載させていただきます。
賛同人は最低100名を募り、さらにもっと大きく、幅広く広げたいと願っていますので、その点でもあなたのお力をお貸し下さい。
賛同人のお名前を含むアピールの公表は、11月27日以降とします。
またアピール運動を広げるための拠金を集めています。
できれば、お一人一口1000円を郵便振替にてお振り込み下さるか手渡ししていただければ幸いです。
「堺からのアピール」賛同人申込記載事項
2011年 月 日
私は、「【堺からのアピール】子どもたちを教育破壊から守るために~堺から呼びかけます
大阪維新の会は「教育基本条例案」を白紙撤回せよ」の内容に賛同します。
* お名前 ( )
* 読み仮名( )
* お名前の公表の可否(公表可・不可)
# (可・不可)のいずれかに、丸印をおつけ下さい。ご記入がない場合は、公表可とさせていただきます。
* ご住所 (〒 )
# ご住所は、全賛同人を記載したアピール文や、採決強行抗議の取り組みなどのお知らせを郵送させていただく場合に、使わせていただきます。
* ご連絡先( )
# 差し支えない範囲で、電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。
・ なお、以上の個人情報は、【堺からのアピール】以外の目的のためには使用しません。
電子メール、FAX、郵送もしくは手渡しでお申し込み下さい。
メールアドレス:QYD04504@nifty.com
FAX:072-242-6315
郵送:〒590-0959大阪府堺市堺区大町西三丁1番29-502号
いずれも「堺アピール事務局」宛、でお願いします。
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