◆ 都教育委員の皆さん!
本当に、育鵬社教科書が中学生に最適だと思いますか?
皆様 おはようございます。増田です。これは、BCCでお知らせしています。重複・長文、ご容赦を!
やっとこさ(笑)秋となり、暑くも寒くもなく、ビラまきに最適な季節となりました。
昨日早朝、東京都学校ユニオン恒例の月末都教委糾弾ビラまきを件名内容で行いました。
本当にため息が出るような、高額報酬…月2回、4時間程度の会議出席で約43万円(時給10万円強!?)…を得ながら、都教育委員さんたちは、その役目を果たしているのか、とっても疑問です。
★ 7月25日の都教委定例会、なんの議論もなく、悪評高い育鵬社教科書(歴史・公民)を「採択」?
都教委HPの報道発表資料によると、以下の記述があります。
「採択替えの対象である、道徳を除く全種目の教科書については、『令和2年度使用都立中学校及び都立中等教育学校(前期課程)用教科書採択一覧(道徳を除く)』のとおり採択した。 なお、採択結果は、平成31年度使用教科書と同一である」。
傍聴した人は、次のように報告しています。
「中学校(中学部)教科書については、新しく検定を通った教科書がないので、今年度まで使用した教科書を採択していいかが諮られ、全教育委員がそれを承認した。(中略)無記名投票に入る前に各教育委員から『都教委がつくった調査研究資料等がとても参考になった』(2名)『現場の教員が使いやすいものを採択したい』(2名)『使ってみて、現場の意見を聴かせてほしい』と、一言ずつ発言があった。」だけ?
教科書の「採択替え」なのですから、他の教科書を採択してもいいのです。それを「今、使っているのでいいですか?」「いいで~す」? そして「なお、採択結果は、平成31年度使用教科書と同一である」とは、全く「白々しい」の見本ではないでしょうか?
育鵬社中学(歴史・公民)教科書は、その内容にあまりにも誤りが多く、採択している学校は全国的にもごく少数です(採択率は各6%前後)。以下、右翼イデオロギーむき出しの記述を、紙面の関係でほんの少々(実際には、こんな程度ではありませんが)挙げます。(裏面参照-略)
●歴史:太平洋戦争について「米英に宣戦布告したわが国は、この戦争を『自存自衛』の戦争としたうえで、大東亜戦争と名付けました」?
しかし、安倍首相でさえ「植民地支配と侵略によって,多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」とする「戦後50年村山談話」「戦後60年小泉談話」は閣議決定されたものであり、「安倍内閣でも継承している」と何回も述べています。
育鵬社のこの記述は、わが国政府が国の内外に発表した公式見解にも反し、あの戦争を「自衛」戦争などと生徒たちに教えており、歴史偽造の教科書であることは明らかです。
●公民:「国民に国防の義務がない(憲法の)徹底した平和主義は世界的には異例」、 「(9条があるため)自衛隊がPKOなど他国軍と共同で活動しているときに、万が一、他国軍が攻撃された場合でも、日本の自衛隊は相手に反撃することができないとの指摘があります」?
この公民教科書は、自国の最高法規である日本国憲法への嫌悪がむき出しで、基本的人権よりも義務がが優先するかのような記述(裏面参照-略)とともに、特に「平和主義=9条は異例」で改憲するべきという方向に生徒たちを誘導しています。
★ 各教育委員(遠藤勝裕、山口香、宮崎緑、秋山千枝子、北村友人)の皆さん!
本当に、こんな教科書が中学生に最適だと思っていますか?
本当に、この教科書を読みましたか?
本当に、育鵬社教科書が中学生に最適だと思いますか?
皆様 おはようございます。増田です。これは、BCCでお知らせしています。重複・長文、ご容赦を!
やっとこさ(笑)秋となり、暑くも寒くもなく、ビラまきに最適な季節となりました。
昨日早朝、東京都学校ユニオン恒例の月末都教委糾弾ビラまきを件名内容で行いました。
本当にため息が出るような、高額報酬…月2回、4時間程度の会議出席で約43万円(時給10万円強!?)…を得ながら、都教育委員さんたちは、その役目を果たしているのか、とっても疑問です。
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<またもや悪評高い育鵬社教科書(歴史・公民)を「採択」した東京都教育委員の皆さん!
本当に、この教科書が中学生に最適だと思いますか?>
<またもや悪評高い育鵬社教科書(歴史・公民)を「採択」した東京都教育委員の皆さん!
本当に、この教科書が中学生に最適だと思いますか?>
★ 7月25日の都教委定例会、なんの議論もなく、悪評高い育鵬社教科書(歴史・公民)を「採択」?
都教委HPの報道発表資料によると、以下の記述があります。
「採択替えの対象である、道徳を除く全種目の教科書については、『令和2年度使用都立中学校及び都立中等教育学校(前期課程)用教科書採択一覧(道徳を除く)』のとおり採択した。 なお、採択結果は、平成31年度使用教科書と同一である」。
傍聴した人は、次のように報告しています。
「中学校(中学部)教科書については、新しく検定を通った教科書がないので、今年度まで使用した教科書を採択していいかが諮られ、全教育委員がそれを承認した。(中略)無記名投票に入る前に各教育委員から『都教委がつくった調査研究資料等がとても参考になった』(2名)『現場の教員が使いやすいものを採択したい』(2名)『使ってみて、現場の意見を聴かせてほしい』と、一言ずつ発言があった。」だけ?
(「根津公子の都教委傍聴記」2019年7月25日:レイバーネット日本 より)
教科書の「採択替え」なのですから、他の教科書を採択してもいいのです。それを「今、使っているのでいいですか?」「いいで~す」? そして「なお、採択結果は、平成31年度使用教科書と同一である」とは、全く「白々しい」の見本ではないでしょうか?
育鵬社中学(歴史・公民)教科書は、その内容にあまりにも誤りが多く、採択している学校は全国的にもごく少数です(採択率は各6%前後)。以下、右翼イデオロギーむき出しの記述を、紙面の関係でほんの少々(実際には、こんな程度ではありませんが)挙げます。(裏面参照-略)
●歴史:太平洋戦争について「米英に宣戦布告したわが国は、この戦争を『自存自衛』の戦争としたうえで、大東亜戦争と名付けました」?
しかし、安倍首相でさえ「植民地支配と侵略によって,多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」とする「戦後50年村山談話」「戦後60年小泉談話」は閣議決定されたものであり、「安倍内閣でも継承している」と何回も述べています。
育鵬社のこの記述は、わが国政府が国の内外に発表した公式見解にも反し、あの戦争を「自衛」戦争などと生徒たちに教えており、歴史偽造の教科書であることは明らかです。
●公民:「国民に国防の義務がない(憲法の)徹底した平和主義は世界的には異例」、 「(9条があるため)自衛隊がPKOなど他国軍と共同で活動しているときに、万が一、他国軍が攻撃された場合でも、日本の自衛隊は相手に反撃することができないとの指摘があります」?
この公民教科書は、自国の最高法規である日本国憲法への嫌悪がむき出しで、基本的人権よりも義務がが優先するかのような記述(裏面参照-略)とともに、特に「平和主義=9条は異例」で改憲するべきという方向に生徒たちを誘導しています。
★ 各教育委員(遠藤勝裕、山口香、宮崎緑、秋山千枝子、北村友人)の皆さん!
本当に、こんな教科書が中学生に最適だと思っていますか?
本当に、この教科書を読みましたか?
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