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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

現役の教育委員が特定の教科書発行主体の月刊誌にインタビュー

2012年05月23日 | こども危機
 ◇ 大阪市教育委員が日本教育再生機構と密接
 育鵬社版教科書を共同作成している日本教育再生機構の月刊誌「教育再生」5月号に、現在大阪市教育委員をつとめる高尾元久委員のインタビューが載っています。
 現役の教育委員が特定の教科書発行主体の月刊誌にインタビューを載せること自体、大問題だと思います
 この間、日本教育再生機構と維新の会との親密な関係については、当ブログで取り上げてきましたが、「教育再生」では、大阪市教委の現役教育委員が日本教育再生機構とつながっていることを明らかにしました。
 インタビューの中で高尾教育委員は、大阪市教育条例について
 「もう5年以上も前でしょうか、教育再生会議などが疑問を投げ掛け、改革を促してきた教育制度(文科省-教育委員会)に、やっと実質的な風穴を開けたと思います。」
 「決意も新たに、具体化を始めねばなりません。」
 と、絶賛しています。

 さらに昨年秋に明らかになった「大阪維新の会」案にあった6項目の「基本理念」について
 「キリリと引き締まった、凛とした理想が感じられます。美辞麗句をどこかから引き写して並べてはいません。偏狭なナショナリズムとも無縁です。」
 と指摘し、
 「基本理念が掲げた6項目。この「基本理念」は、毎年、あるいは5年で変わる、あるいは変えるものではありません。土台中の土台となる価値観とでも言うべきでしょう。」
 市長が市教委と協議して作成することになる「教育振興基本計画」の中で、明記することを提起しています。
 「先ほどの基本理念。明文化に激しい抵抗が予想されますが、きちんと位置付ける重要性は明白です。これなしでは、大黒柱なしで家を建てるようなものでしょうから。」
 さらには、維新の会が「家庭教育支援条例」を撤回することになりましたが、高尾教育委員は、高橋史朗氏を持ち出し、「親学」の意義を語っています。維新の会と歩調を合わせた見解です。
 「市の基本条例は「家庭の教育力向上支援」を掲げました。子供がキレる。新しいタイプの学級崩壊が広がっていく。保護者はただただ、無力です。「親は親として生まれてくるのではない。親の学び、育ちが必要なのだ」。高橋史朗先生の教示による、極めて大きい内容です。孤立し、立ちすくむ観たちに、強い支援の手を差し伸べなければなげません。」
 「これらをどう乗り越えて「親学」を知っていただき実現していくか、です。」

『教育基本条例NO!』(2012-05-21)
http://blog.goo.ne.jp/kimigayo-iran/e/09bfce3a3a5f6f5287012cdc0a264e8b
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 ★ 大阪市議会での「教育基本条例」「職員基本条例」採決反対!
   市議会採決直前集会に参加しよう!

 ■日時 5月24日(木)
 ■場所 剣先公園と大阪市役所前

   (地下鉄御堂筋線「淀屋橋」、京阪電車「北浜駅」26番出口)
 ■内容と時間
  17:30 大阪市役所前ビラまき行動 場所:大阪市役所前
  18:30 市議会採決直前集会     場所:剣先公園(中之島公園高速下)
  19:30 大阪市役所前、条例採決反対行動!  場所:大阪市役所前
 ■主催 「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪全国集会実行委員会
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