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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

2016年10月東京都教育委員の人事に動き

2016年10月07日 | 暴走する都教委
 ◆ <情報>都教委の木村孟委員が退任
   皆さま   高嶋伸欣です


 都政についてはマスコミの関心が全く別のところに向けられていますが、教育委員の人事で動きがありました。
 「日の丸・君が代」の押し付け強硬路線を事実上率いてきた木村孟(つとむ)前委員長が、この10月19日の任期切れを迎え、再任されることなく退任がきまりました。
 今日(6日)朝刊で『朝日』都内版が、昨日の都議会で、木村氏の後任としての秋山千枝子氏の人事案件を承認したと、伝えています。『東京』『産経』は木村氏の後任であることに全く触れていません(『毎日』『読売』は未確認)。
 木村氏は2004年10月20日から石原知事によって教育委員に任命され、「日の丸・君が代」問題で処分を乱発し、実教版「高校日本史A/B」の都立高校での使用を事実上禁止するという教育行政を実行させてきた人です。
 04年から3期、12年の長期になった(山口委員は2期目、他の委員は1期目)ことや、教育委員会制度の改変で、教育長が委員長役をはたすことになり、委員長だった木村氏は降格になるのが、気位が高いとされる同氏には耐えられなかったのではないかと、思われます。
 さらに、今年8月2日の東京地裁の法廷で、都教委な委員の会議への参加の際に極めて割高なハイヤー使用を繰り返している事実を、高嶋が指摘しました。特に悪質なのが木村氏の場合で、タクシー使用と比較して一回当たり5万円の過剰支出になり、この10月までで約850万円を節約できたはずだと、批判をしました。
 小池新知事の下で、都政全体の点検が実施されれば木村氏や事務方の責任が問われるのは必至です。
 そこで、教育庁が今のうちに木村氏を退任させることにした可能性もあります。
 ともあれ、これで都教委に多少の変化が生まれる可能性があります。今後に注目したいところです。
 というところで、新委員の秋山千枝子氏(58)についての情報をお持ちの方は、教えて頂けないでしょうか。
 新聞報道では、「あきやま子どもクリニック」院長の小児科医で、元三鷹市教育委員、現在は日本小児保健協会会長、厚労省社会保険審議会専門委員だそうです。
     以上 文責は高嶋です。    拡散・転送は自由です

 現在の都教委委員の任期の一覧です
1)中井敬三(教育長)2015.4.1~2018.3.31
2)山口 香     2013.4.1~2019.12.20
3)遠藤勝裕     2014.3.13~2018.3.12
4)宮崎 緑     2015.10.1~2019.9.30
5)大杉 覚     2016.1.1~2017.2.27(任期途中で辞任した残り任期)
6)秋山千枝子    2016.10.20~2020.10.19
       以上、ご参考までに
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