「反抗期」
学校公開の日に中学校長の講話を聞いた。なかなか面白い話しだったので、サットサンガでみんななで話してみました。
どんな地域にも時代にも人生の中の通過儀礼というものがあります。日本では、七五三、それぞれの歳に意味があり、この数を掛けた数にもまた意味がある。15,21,35,105 まず3歳、第一次反抗期、自我の目覚め。反抗は甘え、甘えを受け止めてもらって、しっかり依存することを覚えると人は自立していけるという。3歳前後のこの時期にあまり出しきれないと15歳の第二次反抗期大暴れすることが多いそうだ。さらにここでも出せないと知られざる第三次反抗期、35歳前後、離婚だったり、自分の幸せがわからなくなったり。ライフステージ全体を知っていれば、今大切に向き合うことの重要さを感じられるだろう。と中学校長談。
また、反抗期は大人が子供にしてきた理不尽なことにたいする仕返しであり、永年人類が無意識で続けてきたこと。そろそろたちきるべきだと。フク先生。
ネイティブな人達には、反抗期がないらしい。素敵な子育てをしてるなと思った方がたで反抗期がなかったという方にも何人か会ったことがある。
さて、みなさんの、反抗期、自我、甘え、依存、自立どんなでしょうか?
・自分は親がいなくて、祖父母に育てられ、どこか常に気を使い、真から甘え、依存出来ずに大人になった。よく極道に行かなかったと言われたりもした(笑)。若い頃熱中していた演劇の中で色んな人間の人生を演じるうちに甘える依存することを学んだ気がする。
・自分も自分の子供も反抗期はなかった。親の言うことはだいたい理解できたからか。
・末っ子で気に入らないと噛みつくような奔放な幼少期、しっかり出しきってうけとめてもらったせいか、その後落ち着いた人生を送っている気がする。
・3,15歳の反抗期はなかったが、21歳、親と激しくぶつかる時期があった。でもたくさん話し、その後はすごくいい関係になった。
・ものすごく厳しい母親で内気な自分だったが小学生後半にある日突然、自分を表現しようと思い、自分をオープンに出来るようになった。友達が増え、楽しくなった。中学になって母親は自由にしてくれるようになって、その後反抗はなかった。
・反抗といっても自分の内にこもっていくタイプだった。そんな時期があった。うまく表現出来るようになって、またそんな時期がこないといいな。
朝から濃いみんなでした。もちろん、意識的に生きて子供への理不尽な態度を無くしていくのが一番ですが、反抗期の中には Noという表現の仕方、自分の全てを受け入れてもらう体験、自分の子であれ自分と違う他人の人格を尊重する事、自分のエゴとの対面、依存から自立。親にとっても子供にとっても一生にかかわる人生のコアな成長が満載なんだなー。
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千花ヨガでのサットサンガは、あるテーマに対して(テーマ以外でもOk)参加者の方々と自分が感じている事を見つめ、シェア出来ることを少し話してもらっています。これは、あくまでも一般論ではなく、それぞれ人の内側にある真実です。何が正しいとか間違っているということではなく、そこからそれぞれが気付きを得られたらと思っています。グルがいるわけではないのですが、みなさんの心の中のアートマン(真我)が小さなグルとなって、いい話を聞かせてくれるのではないかと思っています。短い時間ですが、とても深く豊かな話しが出来、毎回重ねるごとに、サット(真実の)サンガ(集まり)になってきています。
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