2011年6月5日(日)午後1時~4時、一関市博物館(字沖野々215)主催の「骨寺村荘園遺跡ツアー」が実施されたので、妻と一緒に参加しました。
この行事は、5/28(土)~7/10(日)の日程で開催中のテーマ展「中世荘園からの招待状~図解 骨寺村~」の関連で行われたもので、一般人30名の定員。移動は市のバスを使いましたが、参加料は無料でした。集合解散とも博物館で、ツアーに出かける前に博物館職員の解説を聞きながら展示を見せていただきました。
テーマ展:中尊寺経蔵の荘園であった骨寺村。この村の中世を描いた骨寺村絵図の内容と視点を、パネルを中心とした展示でわかりやすく紹介しています。
なお、関連の講演会「骨寺村と中尊寺」が、7月3日(日)、午後1時30分~3時、講師:大石直正(館長) 一般100名募集中(申し込みが必要、無料)が予定されています。
博物館の池に植えられているキショウブ(黄菖蒲)が花を沢山咲かせていました。
キショウブ(黄菖蒲) アヤメ科 アヤメ(イリス)属 Iris pseudacorus
ヨーロッパ全域、北アフリカ、中近東に分布し、日本やアメリカの水辺に野生化している。外花被片にひげ状の突起がない根茎性アイリスの一種。葉は剣状線形で中肋は隆起し、長さ60~150cm、茎は3分枝して花を8輪以上つける。花は径約8㎝で黄色。外花被片は卵形で下垂し、基部に茶色の網目が入る。内花被片は小さく直立する。白花もある。濃黄、淡黄、白色、斑入り葉などの園芸品種がある。湿地に適するがかなりの乾燥にも耐える。庭園用。栽培:繁殖は株分けか実生による。花期:5月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
市のバスで国道342号線のバス停「下真坂」付近まで移動。博物館で戴いた「骨寺村荘園遺跡散策マップ」を参照しながら歩き始めました。
(下)遠くに見える「慈恵塚(じえづか)」とその拝殿などの説明を聞きながら歩いて次の所へ移動しました。
「慈恵塚(史跡)」は慈恵大師にちなむ塚とされるもので、平泉方面から骨寺村を訪れる際の入口にあたるとのこと。また慈恵塚の山裾にある「慈恵大師拝殿(史跡)」は慈恵大師を祀っています。両方とも道が整備されていないため、訪れるにはガイドの案内が必要とのことです。
http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/03honedera/03_02_03.html [慈恵塚]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%BB%FC%B7%C3%C4%CD [骨寺村荘園遺跡]