peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「サハラガラスパーク」のシャクヤク(芍薬) 2011年6月5日(日)

2011年06月06日 | 植物図鑑

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2011年6月5日(日)、「サハラガラスパーク」(字滝の上263-1)のガーデンに植えられているシャクヤク(芍薬)が、見事な花を多数咲かせていました。

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シャクヤク(芍薬) ボタン科 ボタン(パエオニア)属 Paeonia lactiflora

中国北部~シベリア原産の多年草。はじめは根を薬用にするため栽培され、やがて園芸草花として発展した。花壇に植えるほか、切り花にも利用される。寒さに強く、北日本で育てやすい。高さは60~80㎝になる。葉は光沢があり、粗く切れ込む。

5~6月に直径20㎝ほどの大きな花が咲く。花形は多彩で、雄しべの葯が発達した金しべ咲き、雄しべが花弁状になった翁咲き冠(かんむり)咲き、手毬咲きなどがある。花の色は紅色や白、ピンクのほか、黄色系もある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

シャクヤク P.lactiflora チベットから中国に自生する宿根草で、現在は世界の温帯で育種が行われ、多数の品種が観賞用に栽培される。根は肥厚する。茎は直立、叢生し、高さ60㎝になる。葉は互生、下部の葉は2回3出複葉、上部の葉は3出葉になる。大型の花を枝先につける。花色は紅、桃、紫紅、白、黄など変異が大きい。品種は一重、半八重、八重、大輪など変化が大きい。

特徴のある品種に、’オリエンタルゴールド’cv.Oriental Goldや’阿房宮’cv.Aboukyu、’エビス’cv.Ebisu、'九重錦’cv.Kokonoenishiki、’千秋’cv.Senshu、’ラ・テンドール’cv.La Tendresseなどがある。栽培:繁殖は株分け。花期:初夏。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


「サハラ・ガラスパーク」のハコネウツギ(箱根空木) 2011年6月5日(日)

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2011年6月5日(日)、サハラガラスパーク(字滝の上263-1)に行きました。厳美渓のすぐ傍に建つカラフルな建物には、世界のガラス工芸品10,000点が並べられています。展示販売や、体験工房でガラスの宙吹きを体験し、オリジナル作品を作ることができます。また、施設内には250席を備えたレストランもありますので、団体でのお食事も可能です。http://www.ichitabi.jp/area/info.php?flg_action=page_view&flg_no=9

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サハラガラスパークの庭には沢山の花木、草花が植えられていて、それぞれ花を咲かせていましたが、斑入り葉のハコネウツギ(箱根空木)と思われる樹木も花を沢山咲かせていました。

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ハコネウツギ(箱根空木) スイカズラ科 タニウツギ属 Weigela coraeensis

沿海地に自生する落葉低木で、高さ4mになる。名前に反して、箱根には自生していない。観賞用としても広く植えられている。枝は灰黒色で稜がある。髄は白色。葉は長さ7~16㎝の広楕円形または広倒卵形で先端は尖り、基部は広いくさび形。縁には細鋸歯があり、裏面の脈上にだけ毛がある。5~6月、枝先や葉腋に白色から赤色に変わる花が1~3個ずつ咲く。花冠は長さ3~4㎝の漏斗状鐘形で、先は5裂する。ニシキウツギより花の切れ込みがやや深く、花筒の上半部が急に膨らむ。朔果は長さ約3㎝の円柱形。用途:庭木。分布:北海道(南部)、本州、四国、九州。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


のヤブウツギ(藪空木) 2011年6月5日(日)

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2011年6月5日(日)、一関市「道の駅・厳美渓」(厳美町字沖野々215)から国道342号線を横切り、広い道路の左側歩道を厳美渓(天工橋)方面へ歩いていたら、塀の上からオオベニウツギ(大紅空木)の真っ赤な花が見えました。花は最盛期を迎えていました。

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オオベニウツギ(大紅空木) スイカズラ科 タニウツギ属 Weigela florida

山地に稀に生える落葉低木で、日本では福岡県にだけ自生する。高さは2~3mになる。花が美しいので観賞用にも植えられている。枝は暗灰色。葉は長さ4.5~6㎝の楕円形で先は短く尖り、基部は広いくさび形。縁には細鋸歯があり、表面の脈上に短毛がある。

5~6月、枝先や葉腋に暗紅色の花を数個ずつつける。花冠は長さ3~3.5㎝の漏斗状鐘形で毛があり、先は5裂する。ガクは長さ1~1.3㎝で紅色を帯び、1側が深裂し、他の4側は中裂する。用途:庭木。分布:九州(福岡県)、朝鮮、中国。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]