2011年6月18日(水)、「サハラガラスパーク」(厳美町字滝の上)の近くにある民家の庭に群植されたムラサキツユクサ(紫露草)が、紫色の花を沢山咲かせていました。
ツユクサ科 トラデスカンティア(ムラサキツユクサ)属 Tradescantia:
北及び熱帯アメリカに70種が分布する直立または匍匐性の多年草。花は腋生または頂生の集散花序につき葉状の苞に囲まれる。萼片、花弁ともに3で離生する。葉の形、大きさ、毛の多少、斑入りの有無と色、花の大きさ、花色などにより多くの種及び園芸品種が栽培されている。
ムラサキツユクサ(紫露草) ツユクサ科 トラデスカンティア(ムラサキツユクサ)属 Tradescantia ohiensis(=reflexa)またはTradescantia ×andersonniana
北アメリカの東部から中西部に分布する耐寒性多年草。高さ50~90㎝、葉は線状披針形で長さ30~45㎝、粉白緑色。萼片は無毛、または先端に毛がある。花茎は長く伸び、先端に鮮やかな青紫色などの花が集まってつく。花径は2~2.5㎝、3枚の花弁の中心に雄しべの黄色がよく目立つ。花色は近縁種のオオムラサキツユクサとの交配により、豊富になり、青紫から淡紅、白色もある。早朝に開いて午後にはしぼんでしまうが、夏中次々と咲いていく。花糸に紫色の毛が密生し、この毛は数珠玉状の1列の細胞からなり、理科の細胞分裂や原形質流動などの生体観察に利用される。
花期:6~9月。栽培管理:半日陰でも育つが、花色が悪くなるので、日当たりと水はけのよい場所で育てる。花が一段落する梅雨明け頃に刈り込むと、秋に再び開花する。こぼれダネで殖えるので、間引くなどして制限することも必要。3月に株分けをする。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける 花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%84%E3%83%A6%E3%82%AF%E3%82%B5%E5%B1%9E [ムラサキツユクサ(Wikipedia)]
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/murasakitsuyukusa.html [ムラサキツユクサ(ツユクサ科)]
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/MurasakiTuyukusa.html [ムラサキツユクサ(紫露草)]
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/ooMurasakiTuyukusa.html [オオムラサキツユクサ(大紫露草)]
http://www.hana300.com/muratu.html [紫露草(ムラサキツユクサ)]
http://yasashi.info/tu_00003.htm [ツユクサ(ムラサキツユクサ)とは:ヤサシイエンゲイ]