2011年6月22日(水)、一関市東山町「唐梅館公園」(東山町長坂字西本町)の道路沿いともう1カ所で、紅紫色の花を多数咲かせているヒロハノレンリソウ(広葉の連理草)を見ました。
レンリソウ(連理草) マメ科 レンリソウ属 Lathyrus quinquenervius
川岸などの湿った草地に生える多年草。葉が羽状複葉で、小葉がきれいに対生しているのを、連理の契りにたとえてこの名があるという。高さ30~60㎝。茎は3稜形で、狭い翼がある。葉の先端には巻きひげが1個ある。小葉は1~3対あり、長さ2~6㎝の披針形。5~7月、葉のつけ根から伸びた柄の先に紅紫色の蝶形花が4~8個つく。花は長さ1.5~2.5㎝。豆果は公線形。分布:本州、九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%EC%A5%F3%A5%EA%A5%BD%A5%A6 [peaの植物図鑑:ヒロハノレンリソウ(広葉の連理草)]
ヒロハノレンリソウ マメ科 Lathyrus latifolius L. (e)perennial pea
ヨーロッパ原産で、世界各地で花卉(かき)として栽培される一方、北アメリカ、アジア、オーストラリアなどで野生化している多年草草本。全体無毛、茎は扁平で両縁が翼となり、よく分岐して長さ数mに達する。2小葉からなる複葉の頂部に巻きひげを出して他物に絡み付く。春から夏にかけて葉腋に直立する花序を出し、直径3㎝ほどの蝶形花を10~30㎝の穂状につける。花は紅紫色から白色まで多様。スイートピーに近縁であるが香りはない。大正年間には既に観賞用に栽培され、現在でも「宿根スイートピー」などの名で市販されている。近年、栽培の拡大に伴って、北海道、東京都、三重県などで逸出、野生化が報じられている。[全国農村教育協会発行「日本帰化植物写真図鑑」より]
http://rokkoflower.cool.ne.jp/souhon/sub510.html [ヒロハノレンリソウ(六甲山系の草本図鑑)]
http://blog.goo.ne.jp/5241065/e/c1a6c945ba6528c9f2d70f99aca0a433 [ヒロハノレンリソウ:花紀行]
http://sigesplants.chicappa.jp/Lathyrus_latifolius.html [デジタル植物園:ヒロハノレンリソウ]
http://hanazukan.hanashirabe.com/h0956.htm [ヒロハノレンリソウ(広葉の連理草):花しらべ、花図鑑]