peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市博物館のシロバナヤエウツギ(白花八重空木) 2011年6月18日(水)

2011年06月28日 | 植物図鑑

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2011年6月18日(水)、一関市博物館(字沖野々215)の構内にある樹木園には、様々な樹木が植栽されていますが、普通の「ウツギ(空木)」2~3本のほかに、シロバナヤエウツギ(白花八重空木)もありました。この日は白くて八重の花を沢山咲かせていました。

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シロバナヤエウツギ(白花八重空木) アジサイ科 ウツギ(ドイツィア)属 Deutzia crenata form.candidissima

高さ1~3mになる落葉低木。山野に生えるウツギ(空木)の八重咲きの変種で、白花のもの。

5~6月、枝先の円錐花序に八重の白い花を咲かせる。分布:北海道、本州、四国、九州。英名はDouble deutzia。

 外側の花弁が淡紅色のものはサラサウツギDeutzia crenata form.plenaと呼ばれている。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/sirobanayaeutugi.html[シロバナヤエウツギ(白花八重空木)]

http://nogusa.web.fc2.com/zukan/sirobanayaeutugi.html [シロバナヤエウツギ(白花八重空木)]

http://www.botanic.jp/plants-sa/siyaeu.htm [shu(^^)Homepage,シロバナヤエウツギ(白花八重空木)]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_567.htm [シロバナヤエウツギ(白花八重空木:四季の山野草]

http://789nsuzuki.web.fc2.com/newpage144.html [シロバナヤエウツギ(花図鑑)]


一関市博物館のウツギ(空木) 2011年6月18日(水)

2011年06月28日 | 植物図鑑

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2011年6月18日(水)、一関市博物館(字沖野々245)の構内にある樹木園には、様々な樹木が植栽されていますが、この日は「卯の花」の名で広く親しまれているウツギ(空木)が、白い花を今を盛りと枝いっぱいに咲かせていました。

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アジサイ科 Hydrangeaceae :従来はユキノシタ科 Saxifragaceaeに入れられていたが、花形の違いによりアジサイ科 Hydrangeaceaeとして独立した。17属170種が北半球に分布し、高木、低木、蔓性、草本がある。葉は対生、単生、托葉はない。花は両性、集散花序または単生、花弁4、5。萼が花弁状(装飾花)になる種類がある。一部の花が不稔性になる。

アジサイ科 ウツギ(ドイツィア)属 Deutzia :60種がヒマラヤ、アジア、メキシコなどに自生する落葉、常緑低木で、幹が剥げる。

ウツギ(空木)アジサイ科 ウツギ(ドイツィア)属 Deutzia crenata

別名:ウノハナウツギ(卯の花空木)、ウノハナ(卯の花)。「卯の花」は「卯の花空木」の略称。枝を折ってみると、中心が中空なので、「空木」の名がついた。 ちなみに、全く科や属の異なる種でも幹が中空な植物は「ウツギ」と呼ばれていることがある。原産地は日本、中国。山野の道ばたや伐採地など、日当たりの良い所に生える落葉低木。生垣や庭木としてもよく利用されている。昔は畑の境界に植えられることが多かった。

根もとからよく枝分かれして、高さ2~3mになる。樹皮は灰褐色で、短冊状に剥がれる。葉は短柄で対生し、長さ4~10㎝の卵形または広披針形で、鋸歯がある。両面に細かい星状毛があり、さわるとザラザラする。花期は5~7月。枝先に円錐花序を出し、香りが良い白い鐘形の花が多数群がってつく。花は直径1.5㎝ほどで、花弁は5個。花柄や花弁の外側、萼などには星状毛が多い。雄しべは10個。花はすべて稔性があり種子がつく。果実は直径5㎜ほどの球形で、熟すと3~4つに割れる。

花が八重咲きのものもあり、その中で、全体が白色のものをシロバナヤエウツギ(白花八重空木)f.candidissima、外側の花弁が淡紅色のものをサラサウツギf.plenaと呼んでいる。葉に淡緑色の斑が入る園芸品種もある。材はやや堅く、楊枝や木釘などに利用される。分布:北海道、本州、四国、九州、奄美大島。

栽培:耐寒性・耐暑性ともに強く、初心者でも育てやすい。繁殖は挿し木。その他、よく見られるウツギとしては、ヒメウツギ(姫空木)D.gracilis、マルバウツギ(丸葉空木)D.scabraやマルバウツギの白散り斑品種などがある。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%84%E3%82%AE [ウツギ(Wikipedia)]

http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-utugi.htm [樹木図鑑(ウツギ)]

http://homepage3.nifty.com/oso/plant/utugi.html [野草かんさつ事典(ウツギ)]

http://www.hana300.com/utugi0.html [空木(ウツギ)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/saxifragaceae/utsugi/utsugi.htm [ウツギ]

http://yasashi.info/u_00003g.htm [ウツギの育て方:ヤサシイエンゲイ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mo de=edit_entry&id=37622190&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパーク」のヒメウツギ(姫空木)]


のコバノズイナ(小葉の髄菜)  2011年6月18日(水)

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2011年6月18日(水)、「サハラガラスパーク」(厳美町字滝の上)のガーデンには、様々な花木と草花が植えられていますが、それらの中にコバノズイナ(小葉の髄菜)が花を咲かせ始めていました。

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ユキノシタ科 ズイナ(イテア)属 Itea :東南アジアや北アメリカ東部に約10種が原生する常緑または落葉低木、高木。林地または湿地に自生する。葉には鋸歯がありヒイラギ状の葉をもつ。秋に紅葉する。花は小さく、白色、白緑色、クリーム色で尾状花序、総状花序、円錐花序をなして咲く。庭園に植えるが耐寒性、半耐寒性の種類がある。

コバノズイナ(小葉の髄菜) ユキノシタ科 ズイナ(イテア)属 Itea virginica

別名:アメリカズイナ、ヒメリョウブ。アメリカ合衆国東部原産の落葉低木で、日本には明治初期に渡来したといわれている。秋の紅葉が美しいために庭園に植えられる。樹高は1~1.5mほどで、細い枝が株立ち状に茂り、6~7月、枝先に長さ10cmほどの総状花序を出し、やや下垂気味に花を咲かせる。花は白~クリーム色で芳香がある。葉は楕円形、長さは3~10㎝。秋の紅葉も楽しめる。

最近、中国原産で花穂を長く垂らすイテア・イリシフォリアI.ilicifoliaが栽培される。やや寒さに弱い。日本などが原産のズイナ(髄菜) I.japonicaもときに庭園に植えられる。

栽培:和洋いずれの庭にも調和する木。大株を芝庭のアクセントに用いたり、茶庭の露地などに植えても、渋いわびた風情を醸し出す。植え付けの適期は、11~12月、2~4月上旬。日のよく当たる場所を選び、植え穴に堆肥を十分にすき込んで、高めに植え付ける。繁殖は実生および挿し木。。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&主婦と生活社発行「早わかり花と庭木550種園芸12か月」より]

http://www.hana300.com/kobano.html [小葉の髄菜(コバノズイナ)]

http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/zuinakob.htm [コバノズイナ]

http://item.rakuten.co.jp/ogis/813h/ [楽天市場:コバノズイナ:おぎはら植物園]

http://kawasakimidori.main.jp/webzukan/kobanozuina.html [コバノズイナ(小葉の髄菜)]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_1516.htm [四季の山野草(コバノズイナ)]