パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

パソコンスクールのスタッフが、
初心者から上級者まで役立つ情報をお伝えします。

日付を一気に5ヶ月後に更新する方法(Access)

2009-10-06 11:12:34 | Access(アクセス)
今日は、Accessを取り上げますよ。

さて、以下のようなテーブル「T練習」があるとします。(べたな名前ですみません)
日付フィールドの日付を、一律5ヶ月後に修正するには、どうしたらいいでしょうか?






3レコードくらいなら、手入力で直していくのも一つの方法です。
しかし、たくさんレコードがある場合は、もっと楽な方法を考えたほうがいいでしょう。

こんな時は、アクションクエリを使います。
アクションクエリとは、更新クエリ、削除クエリ、追加クエリ、テーブル作成クエリのことを指します。
今回は、更新クエリを使います。

まずは、デザインビューでクエリを新規作成してください。

テーブルは、もちろん「T練習」です。





フィールドには、日付だけを追加します。

クエリは、初期設定は選択クエリとなっていますから、ここで更新クエリに変更します。






そして、「レコードの更新」欄に、以下のような関数を入力します。

DateAdd("m",5,[日付])







この関数は、年や月、日を一定数増減することができる関数です。

第一引数に、m を指定すると、月単位で増減できます。

その他は以下のとおりです。


yyyy
Year/年

q
四半期

m
Month/月

y
年間通算日

d
Day/日

w
週日

ww

h

n

s


となっています。


さあ、それでは、この更新クエリを実行します。





画面に変化はありません。でも、ちゃんと更新されています。

テーブルを開いてみましょう。ほら、ちゃんと、5ヶ月後になっているでしょ。




なお、作成した更新クエリは、再度使用するのなら、任意の名前を付けて保存しておきましょう。

Accessって、賢いですね。



だい
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【おすすめ】

パソコン買ったらまず入れる10のアプリ