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「21世紀フォックス」株取引開始、一時2.6%高

2013-07-02 17:25:32 | エンターティメント情報
「21世紀フォックス」株取引開始、一時2.6%高


ルパート・マードック氏が率いる米メディア大手ニューズ・コーポレーションの会社分割手続きの完了を受け、
メディア・娯楽事業を傘下に持つ「21世紀フォックス」の株式の取引が1日、始まった。
 
21世紀フォックスは、映画大手20世紀フォックスやケーブルテレビのフォックスを傘下に持つ。
株価は一時2.6%高の29.56ドルとなった。

 ニューズ・コーポレーションは経済紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)、
出版社のハーパーコリンズなどを傘下に持つ。



2. 米トリビューン、19のテレビ局を27.3億ドルで買収へ




米メディア大手トリビューンは1日、テレビ放送大手ローカルTV・ホールディングスから19のテレビ局を
現金27億3000万ドルで取得すると明らかにした。買収によりトリビューンは全米最大のテレビ局保有企業となる。

 トリビューンは現在、23のテレビ局を保有。傘下にロサンゼルス・タイムズやシカゴ・トリビューンなど8紙を持つが、
新聞事業を売却し放送事業へ注力しつつある。

 同社のピーター・リグオーリ最高経営責任者(CEO)は、買収は「成長戦略を明確化し加速する」と発言。
電話会見で、業界で合併が進んでいると指摘し、今後、他のテレビ局を買収する可能性を否定しなかった。

 同社幹部は買収により、今年の総収入が35億ドル、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が11億ドルになるとの見込みを明らかにした。
ローカルTVだけで向こう5年間に1億ドル以上を稼ぎ出すことになるという。

 トリビューンはJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、シティグループ、ドイツ銀行、
クレディ・スイスから最大で41億ドルの資金を調達。これには新たな3億ドルの回転信用枠や、既存債務の借り換えが含まれる。

 グッゲンハイム・セキュリティーズがトリビューンの、モエリスとウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズ、
ドイツ銀行証券がローカルTVのフィナンシャル・アドバイザーを務めた。

 ローカルTV・ホールディングスは、プライベートエクイティ(PE)のオークヒル・キャピタル・パートナーズが保有。
オークヒルは2007年、9のネットワーク加盟局を米新聞大手ニューヨーク・タイムズから5億7500万ドルで、
2008年には21世紀フォックスから8のフォックスネットワーク加盟局を約11億ドルでそれぞれ取得していた。

 また関係筋によると、トリビューンは新聞事業の売却手続きを正式には始めていないものの、内部で準備を進めている。



3. ピアノの老舗スタインウェイ、投資会社に身売り


世界的に有名な老舗ピアノ製造会社「スタインウェイ・アンド・サンズ」などを傘下に持つ
米楽器製造販売大手のスタインウェイ・ミュージカル・インスツルメンツは1日、
米投資会社コールバーグに身売りすることで合意したと発表した。

 買収価格は約4億3800万ドル(約436億円)で、コールバーグは1株当たり35ドルで株式公開買い付け(TOB)を実施し、
スタインウェイを非公開会社とする。手続きは9月末までに完了する見通し。

 スタインウェイのマイケル・スウィーニー会長兼暫定CEO(最高経営責任者)は「コールバーグとの合意は、
今後の事業拡大への重要な一歩」と述べた。