有吉弘行がニッポン放送に凱旋 14日「オールナイトニッポンGOLD」
毒舌で人気のお笑いタレント有吉弘行=写真=が14日午後10時から、
ニッポン放送「オールナイトニッポンGOLD」で一夜限りのパーソナリティーを務める。
オールナイトニッポンには猿岩石時代の1997年に1度だけ出演。
2000年代半ばには、平日昼の帯番組「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」のリポーターに起用されていたこともある。
ひところの低迷を克服し、近年再浮上。ニホンモニター社の調べによると、「2011年、最もテレビに出たタレント」が、
ニッポン放送に凱旋(がいせん)する。
番組では2012年上半期の芸能・スポーツを振り返るとともに、
聴取者(リスナー)の悩みに電話で答える人生相談コーナーなどを予定。
番組では有吉へのメッセージをメール(ariyoshi@allnightnippon.com)で募集している。
2. ラジオ新時代 ギャラクシー賞DJ賞 ニッポン放送吉田尚記アナ
今年のギャラクシー賞で、DJパーソナリティ賞を贈られたニッポン放送の吉田尚記アナウンサー(36)は、
インターネットで短文を発信するツイッターとラジオを組み合わせたことが、「次世代のしゃべり手」と評価された。
ラジオという最古の電波メディアと、最新のソーシャルメディアは、なぜ相性がいいのか。
今月四日、東京都内で行われた贈賞式。吉田アナはスマートフォン片手に登壇し、
賞を受ける自分の姿を撮影してリスナーに晴れの瞬間を中継した。
担当しているのは「ミュ~コミ+プラス」(月-木曜深夜0時)。音楽、アニメなど、さまざまな若者文化を発信する深夜番組だ。
昔からあるタイプの番組だが、吉田アナが放送二時間前からツイッターで情報発信を始めるのが特徴。
リスナーとの「会話」が盛り上がったところで、番組が始まる。
「ツイッター使ってラジオをやるって意味がわからない。何でそんなことやるのって、ずっと言われていました。
ブログがはやり始めた時も、番組の企画書を書いたけど理解してもらえなかった。
そこで学んだのは『わからないことにはノーと言うのが会社である』ということ。
社の規程にツイッター禁止って書いてないから、始めてしまったんです」
ネットを使って個人が情報を発信し、共有するツイッターなどをソーシャルメディアと呼ぶ。
ハガキや電話で番組を作るラジオこそ「最古のソーシャルメディア」だと言う。
違いは、ハガキやメールは放送局の担当者しか読めないが、ツイッターは誰でも読めること。
放送局に都合のいい投稿だけ紹介することはできない。
「東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県高校生クイズを番組でやってるんですが、
ほかの県から『カヤの外かよ』って不満が来るわけですよ。昔は黙殺できたけど、僕らはゴメンって謝るし、
さらに、ツイッターでリスナーが『関東の番組だからしょうがないよ』って代わりに説明してくれるんです。
制作者とリスナーの距離が近いというよりも、もう共作です」
吉田アナは、ソーシャルメディアを「本音を交換する場」と理解している。ラジオも昔から本音のメディア。
小回りの良さも、瞬時に世の中の空気がわかるツイッター時代に向いていそうだ。
「ソーシャルメディアによって、ラジオの価値は復活しています。
テレビって世の中の意見を無視して作ることもできるけど、ラジオはそれを受け止めて、
どう反応するかが腕の見せどころ。(思想家の)内田樹(たつる)さんも書いていますが、数千万人を対象にしたマスメディアの時代は終わり、
次は二、三十万人のユーザーを抱えるミドルメディアの時代だと思うんです。
それが人間にとって一番自然なメディアの規模では。ラジオもミドルメディアだから強い」
ツイッターなどによって情報があふれ、うねりができる。パーソナリティーは全ての意見に向き合い、
何となく番組の進む方向を示す-。吉田アナはラジオの在り方を、こう考えている。そして確信に満ちた語り口で言う。
「ラジオは絶対に死にません。むしろ、生き残りやすくなってきました」
ギャラクシー賞はNPO法人・放送批評懇談会の主催。一九六三年から毎年、優れた番組、個人を表彰している。
ラジオ部門では、AM、FM、短波を通じて最も活躍したDJ、パーソナリティーにDJパーソナリティ賞を贈っている。
ジョン・カビラ、小島慶子、伊集院光ら、看板番組を担当してきた、これまでの受賞者と比べると、
知る人ぞ知る存在の吉田アナの受賞は異色。ラジオが変わりつつある象徴ともいえそうだ。
よしだ・ひさのり 1975年、東京・銀座生まれ。慶応大卒。パソコン雑誌の編集者志望だったが、
大学の掲示板で偶然、ニッポン放送のアナウンサー募集を知り、99年入社。
アニメ、音楽、マンガからネットまでサブカルチャーに強いが、それが売りになることを知らず、
自称「社内ニート」として社歴を積む。マンガ大賞の発起人、
同社などが出資するスマートフォン向けアプリの会社「トーンコネクト」の代表も務めている。
3. 「レンタルビデオ」9割が不満、映像配信サービス需要高まる
サーベイリサーチセンターは2012年6月7日、全国のレンタルビデオ、映像配信サービスなどを
普段から利用する15~69歳の男女523人に実施した「映像コンテンツ視聴に関する意識調査」の結果を発表した。
「返却面倒」「観たい作品借りられない」…レンタルビデオに9割が不満
映画やアニメなど、映像コンテンツを視聴するために回答者が多く利用しているサービスは、
「レンタルビデオショップ」70.6%、「無料映像配信サービス」40.0%、
「宅配レンタル」32.3%の順。利用ジャンルでは「映画」が約9割と最多で、「アニメ」、「テレビドラマ」と続いている。
サービス利用者が最も多い「レンタルビデオショップ」だが、一方で不満を持っている人も多いようだ。
調査結果によると、レンタルビデオショップ利用者の66.1%が「返却が面倒」と感じており、
また62.3%が「観たい新作が貸出し中で借りられないことがある」と回答。ともに6割以上のユーザーの不満点となっている。
一方で「不満は特に感じない」と回答した人は5.4%に留まっており、9割以上の回答者が何かしらの不満を持っていることが明らかになった。
毒舌で人気のお笑いタレント有吉弘行=写真=が14日午後10時から、
ニッポン放送「オールナイトニッポンGOLD」で一夜限りのパーソナリティーを務める。
オールナイトニッポンには猿岩石時代の1997年に1度だけ出演。
2000年代半ばには、平日昼の帯番組「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」のリポーターに起用されていたこともある。
ひところの低迷を克服し、近年再浮上。ニホンモニター社の調べによると、「2011年、最もテレビに出たタレント」が、
ニッポン放送に凱旋(がいせん)する。
番組では2012年上半期の芸能・スポーツを振り返るとともに、
聴取者(リスナー)の悩みに電話で答える人生相談コーナーなどを予定。
番組では有吉へのメッセージをメール(ariyoshi@allnightnippon.com)で募集している。
2. ラジオ新時代 ギャラクシー賞DJ賞 ニッポン放送吉田尚記アナ
今年のギャラクシー賞で、DJパーソナリティ賞を贈られたニッポン放送の吉田尚記アナウンサー(36)は、
インターネットで短文を発信するツイッターとラジオを組み合わせたことが、「次世代のしゃべり手」と評価された。
ラジオという最古の電波メディアと、最新のソーシャルメディアは、なぜ相性がいいのか。
今月四日、東京都内で行われた贈賞式。吉田アナはスマートフォン片手に登壇し、
賞を受ける自分の姿を撮影してリスナーに晴れの瞬間を中継した。
担当しているのは「ミュ~コミ+プラス」(月-木曜深夜0時)。音楽、アニメなど、さまざまな若者文化を発信する深夜番組だ。
昔からあるタイプの番組だが、吉田アナが放送二時間前からツイッターで情報発信を始めるのが特徴。
リスナーとの「会話」が盛り上がったところで、番組が始まる。
「ツイッター使ってラジオをやるって意味がわからない。何でそんなことやるのって、ずっと言われていました。
ブログがはやり始めた時も、番組の企画書を書いたけど理解してもらえなかった。
そこで学んだのは『わからないことにはノーと言うのが会社である』ということ。
社の規程にツイッター禁止って書いてないから、始めてしまったんです」
ネットを使って個人が情報を発信し、共有するツイッターなどをソーシャルメディアと呼ぶ。
ハガキや電話で番組を作るラジオこそ「最古のソーシャルメディア」だと言う。
違いは、ハガキやメールは放送局の担当者しか読めないが、ツイッターは誰でも読めること。
放送局に都合のいい投稿だけ紹介することはできない。
「東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県高校生クイズを番組でやってるんですが、
ほかの県から『カヤの外かよ』って不満が来るわけですよ。昔は黙殺できたけど、僕らはゴメンって謝るし、
さらに、ツイッターでリスナーが『関東の番組だからしょうがないよ』って代わりに説明してくれるんです。
制作者とリスナーの距離が近いというよりも、もう共作です」
吉田アナは、ソーシャルメディアを「本音を交換する場」と理解している。ラジオも昔から本音のメディア。
小回りの良さも、瞬時に世の中の空気がわかるツイッター時代に向いていそうだ。
「ソーシャルメディアによって、ラジオの価値は復活しています。
テレビって世の中の意見を無視して作ることもできるけど、ラジオはそれを受け止めて、
どう反応するかが腕の見せどころ。(思想家の)内田樹(たつる)さんも書いていますが、数千万人を対象にしたマスメディアの時代は終わり、
次は二、三十万人のユーザーを抱えるミドルメディアの時代だと思うんです。
それが人間にとって一番自然なメディアの規模では。ラジオもミドルメディアだから強い」
ツイッターなどによって情報があふれ、うねりができる。パーソナリティーは全ての意見に向き合い、
何となく番組の進む方向を示す-。吉田アナはラジオの在り方を、こう考えている。そして確信に満ちた語り口で言う。
「ラジオは絶対に死にません。むしろ、生き残りやすくなってきました」
ギャラクシー賞はNPO法人・放送批評懇談会の主催。一九六三年から毎年、優れた番組、個人を表彰している。
ラジオ部門では、AM、FM、短波を通じて最も活躍したDJ、パーソナリティーにDJパーソナリティ賞を贈っている。
ジョン・カビラ、小島慶子、伊集院光ら、看板番組を担当してきた、これまでの受賞者と比べると、
知る人ぞ知る存在の吉田アナの受賞は異色。ラジオが変わりつつある象徴ともいえそうだ。
よしだ・ひさのり 1975年、東京・銀座生まれ。慶応大卒。パソコン雑誌の編集者志望だったが、
大学の掲示板で偶然、ニッポン放送のアナウンサー募集を知り、99年入社。
アニメ、音楽、マンガからネットまでサブカルチャーに強いが、それが売りになることを知らず、
自称「社内ニート」として社歴を積む。マンガ大賞の発起人、
同社などが出資するスマートフォン向けアプリの会社「トーンコネクト」の代表も務めている。
3. 「レンタルビデオ」9割が不満、映像配信サービス需要高まる
サーベイリサーチセンターは2012年6月7日、全国のレンタルビデオ、映像配信サービスなどを
普段から利用する15~69歳の男女523人に実施した「映像コンテンツ視聴に関する意識調査」の結果を発表した。
「返却面倒」「観たい作品借りられない」…レンタルビデオに9割が不満
映画やアニメなど、映像コンテンツを視聴するために回答者が多く利用しているサービスは、
「レンタルビデオショップ」70.6%、「無料映像配信サービス」40.0%、
「宅配レンタル」32.3%の順。利用ジャンルでは「映画」が約9割と最多で、「アニメ」、「テレビドラマ」と続いている。
サービス利用者が最も多い「レンタルビデオショップ」だが、一方で不満を持っている人も多いようだ。
調査結果によると、レンタルビデオショップ利用者の66.1%が「返却が面倒」と感じており、
また62.3%が「観たい新作が貸出し中で借りられないことがある」と回答。ともに6割以上のユーザーの不満点となっている。
一方で「不満は特に感じない」と回答した人は5.4%に留まっており、9割以上の回答者が何かしらの不満を持っていることが明らかになった。