(時機を逸すると、、一年眠ってもらうことになる)
昨年、マルタンマルジェラのチェスターフィールドコートを購入していました。
眺めてざらつく。 袖を通してマネキンのような無機な気分になる。
どうも気を楽に、愉快に羽織る(合わせる)ことが出来ないのです。
新しい洋服特有のカドがあるというのか.. 一種積年の思い入れ(?)が「隔て」となるのか如何。
(このコート、着るとなぜか冷たい)
一部巷間に曰く「気分」云々とはこのことなのでしょうか。。
誰しも感じたことがあるかもしれません.. 気に入って手に入れても、身につけて「安息」をもたらさない服や靴の妙な違和感を。 ..解決策があるとすれば。
一ヶ年、奥のほうに干した後、再び相見えるという手。(一年置く、贅沢な話だが..そういう傾向が世にあるらしい)
ざらつきは別として、敢えて力を籠めた "NEO EDWARDIAN" って装いにぴったりだと思います。
残念ながら僕のサイズは無く、前が留まらないながらもちょっと羽織ったくらいで諦めましたが(笑)。
妻も、今季のマルジェラのチェスターにズキュンとなり、購入2歩手前まで踏み出してました(こちらは逆に少し大きかった模様)。
僕はわりと趣味が一貫してるので、購入後しっくりいかないことはあまりないのですが、それでも期待値より低い雰囲気しか纏えない、服との折り合いがつかない場合はあります。
そういう場合、時間を置くのも一つの手ですが、せっかくの余熱が冷めるのも勿体無いので、普段はしない連日の着用などをして対話し、折り合いをつけるようにしてます。
今は、ネイビーのアルスターコートと対話中です笑。
『ざらつき』東北方面の方言で言うと『いずい』みたいな、どこも違わないが違うという適切な表現ができないことを的確に言葉にした新語(つまりツボ)!
一年干す、私もよくありますよ。私の場合は遅いセールで買うことが多いからですが…、干した一年後に『ざらつく』ことも。
今季はチェスターが当たり年のようで、つまりかなり砕けたカジュアルに羽織る、なんてのが出来ちゃう変な時ですね。
先日、チェスター買って、『これどうやって合わすの?』と店員に伺ったところ、『今季はスエットパンツでもOKですね、今季は。』と、今季は、を主張してました。(スエットパンツもってねぇな…ジーパンにあわせればいっか、来季も。って心でつぶやいた)
『ざらつき』の解決策としては、私にください(悪い冗談でした)
マルジェラのチェスターかっこいいですね!
ミニマムなのに雰囲気がありそうですし、なにより着心地が良い服多いですよね。
去年からチェスターがピックされていますが、スタイル良い人しか着れないからか街中で着てる人をなかなか見られないのでかっこよく着て下さいね
sakasioと申します。
マルジェラの2013AWのチェスターは素晴らしかったので、購入できなくて今更ながら後悔していたので、うっぷんを晴らすかのように、2014SSでステンカラーコートを買ってしまいました笑
また、「ざらつく」と言った表現は非常に共感でき、購入後のコートと靴がよくその感覚に陥ります。
マルジェラに関連してなんですが、ここの香水はお持ちですか?知り合いに持っている方がいて気になったのですが、もしお持ちでしたら香りの感想等、教えていただきたいです。
ネイビーの鮮やかなチェスターコート格好良いですね。
写真を見るだけでも、いい素材を使っているというのがよくわかる。
私事ですが、先月かなり散財してしまった・・
トゥモローランドでネイビーのチェスター、チャコール色のウールコート、ブルー&グリーンのニット、カントリーブーツを買ってしまいました。
若い時は長く使えるかどうかあまり気にもしなかったんですが、ある程度年齢を重ねると、飽きずに長く着られそうなモノをと心掛けているつもりですが、なかなか難しいですね。
服を買うときって、自分のワードローブを知っておく必要もあるし、時代に合ったモノ・年齢・色・デザイン等のバランスとかも大事かと思うんですが、それが昔も今も難しい。
いつもながら素敵なチョイス脱帽です。
以前から思ってた事ですが数々のワードローブ御紹介いただいてるのですがオンオフでいうオフのものがほとんどと思われます。
仕事着としてスーツを着用してる私としましてはポウルセンさんが仕事で着用してるスーツ等非常に気になります。(もしかしたらスーツでなくともよい職場環境にいらっしゃるのかもしれませんが・・)
機会ありましたら是非UPしていただけると幸いです。
では失礼いたします。
モードブランドであっても長く付き合える物は良いですね。
赤い水性さん
コメントありがとうございます^^(レスが遅くなりました。。)
このチェスター、水性さんが気にかけていたモノだったとはなんだかうれしい♪(たしかにコンパクトなつくりですね..)
購入後ざらつきを感じるのは僕の場合結構あることなんですが、気付けば翌シーズンから無意識に活用してるってことも度々。ひとやま越えるために敢えて連日着続けるっていうのはなるほど納得です。。身に纏うものと精神の働き、変転する相関性とは奥深い。
アルスターコートと対話中!^^この「働きかけ」の時間が「装い」の面白さですよね。
なべこぱんさん
コメントありがとうございます!(レスが遅くなり失礼..)
ほう、「いずい」..
「このコート、素晴らしいんだけど、どうもいずいなあ」
「この人、とてもいい人だけど結婚相手としてはなんかいずい」ってことですね^^
チェスターフィールドにスウェットパンツとニューバランスっていうのがむしろやってはならないって感覚に陥りますな^^;
アイディアが停頓する時点でなんだかいずい。。
fogさん
コメントありがとうございます!レスが遅くなり申し訳ありません。。
お店で試着したときはバシッとハマってた気がしたんですが^^;
(纏うと体温が下がる感覚..笑)
服自体になかなかの存在感があるときはいろいろアイディアを盛らずに普通すぎるくらいの合わせ方が良さそうですね^^
sakasioさん
はじめまして!コメントありがとうございます^^(にも関わらずレスが遅くなり失礼致しました..)
そうでしたか^^S/Sの商品はまだ全くチェックしてなかったもので、ステンカラーコートとは良いですね!(結局僕はその型のコートのほうが好きなので笑)
思い入れが強いと生じる、この「張ってる感」がざらつきに繋がるのかもしれませんね。。
新しい靴だと物理的に最初反発を受けることが時々ありますね~
またお気軽にsakasioさんにご意見いただけると嬉しく思います^^
マルチネスさん
はじめまして!
はい、ニット類なんかは首裏のタグは洗濯するとゆるくなってきますし、自然に外れるまでそのままです。
マルジェラに限らず、ジョンスメドレーのタグなんかは結構早い段階で外れてきますね。。
ゴドーさん
コメントありがとうございます!(返信が遅くなってしまい済みません..)
マルジェラの香水でしたら一昨年の記事ですけど以下に^^
http://blog.goo.ne.jp/paulsen14/e/ce466ff8e8311a2f69ec0ec9102d0080
フレグランス自体使う機会が最近減っているとはいえ.. なかでもこの香水の薫りは現在も気に入っています^^
征四郎さん
コメントありがとうございます^^
あ、先月はいろいろと収穫があったんですね!
物を手に入れたい、使いたいと望んで、そのうえで満たされる感覚というのは実用的な側面とはまた別のところでも作用していますよね。
もしかしたらワードローブ全体のバランス感覚は重要ではあるけれど、意外に一見非常にアンバランスな愛用品の構成のひとのほうが、自身の嗜好に純粋に忠実という意味(自分の必要としているもの、好きなものが明確である)で充足感も安定している傾向にあるのかなと思うときもあります^^
僕は現状自分のワードローブへの認識すら不充分なまま(?)に、自己の狭い範疇で小さな再発見を繰り返していて^^;
征四郎さんの仰ることよく解ります。葛藤がありますね、、
あじしお太郎さん
コメントありがとうございます^^
はい、なんとなく(?)ここでとり上げるアイテムはオフで用いるものに特化してきたのですが、僕も今年は少しビジネス使いしているものをテーマにシフトしていこうかと考えていました^^たしかに週のほとんどはスーツで過ごしているわけですからとてもリアルで、リアル過ぎてここでとり上げるのに躊躇があったという感じです。(仕事関係の人間が万一にもここを目にすることがあって気付きはしないかとのささやかな杞憂もあったり..笑)
ご提言ありがとうございます!またご覧いただけると幸いです^^
枯葉さん
コメントありがとうございます。
恐れ入ります^^長く付き合えるはず!と思って選びました。どうなるか、、この2月3月でなんとなく掴めるはず、と。
(枯葉さんのセレクト・趣向も大好きです^^)
Olibeさん
コメントありがとうございます^^
時期によって、説明のつかない「違和感」ありますよね。
クローゼットの肥やしは恐いのですが、来季「自宅内再発見」による急激な親和性の向上にも可能性を感じます^^;できればこの2、3月でひとまず焼き付けておきたいと思いながら。。
期待してます。
いやいや、、!期待しないで下さい。。ビジネスシーンでの装いは一見一切の当たり障りなくごく平たくというのを心がけているので。面白いこと全然なしです^^;