「冬のソナタ」「世界の中心で、愛をさけぶ」などの「純愛」がブームになり
その原点といえる1960年代の大島みち子さんと、河野実さんの往復書簡集
*(ハート6つ)* 「愛と死をみつめて」(河野實 著 大和書房)が、昨年、41年ぶりに復刊されることになり、
1964年の同名の吉永小百合さん主演映画もDVD化されたことも昨年ネットニュースで知りました。
今週の18日 19日(午後9時~) には草なぎ剛さんと広末涼子さん主演で
テレビ朝日で 2夜連続ドラマスペシャル 愛と死をみつめて があるそうです。
http://www.tv-asahi.co.jp/aitoshi/#
私は リアルタイムでは この映画や本を知りませんでしたが
島かおりさん主演でドラマ化された番組を
何度目かの再放送で小学生の頃に見たのです。
その時、このお話がノンフィクションであることを知り
早くに息子を病気で亡くした祖母の悲しみの背中を見て育った私に
ついこの間まで健康だった若い人が 病気で亡くなることの
本人や周囲の人の悲しみをあらためて教えてくれたのでした・・。
それから 数年後 中学2年生のときにたまたま本屋さんで
愛と死の記録 「若きいのちの日記」 大島みちこ 著 を見つけ
昭和37年7月から翌年の6月までのみちこさんの最後の日記までを
何度も何度も読み返し涙したのでした。
今回のドラマの広末涼子さんの雰囲気が 写真で見る大島みちこさんととってもよく似ていらっしゃるので ちょっとびっくりしました・・・。
小学生の時に聞いたドラマの主題歌「愛と死をみつめて」は
いつまでも心に残っています。
今回のドラマではこのテーマ曲を ドリカムがカバーするそうです。
*(音符)* まこ 甘えてばかりで ごめんね みこはとっても 幸せなの
はかないいのちと 知った日に 意地悪いって 泣いたとき
涙をふいて くれた まこ・・・ *(音符)*
*(ハート6つ)* *(ハート6つ)* *(ハート6つ)* *(ハート6つ)* *(ハート6つ)*
軟骨肉腫という病気と闘いながら昭和38年に21歳で亡くなられた大島みち子さん(みこ)と、
その恋人の大学生、河野實さん(まこ)の400通の往復書簡。
現在 河野さんももう60代になられたそうで
*(青ハート)* 「ミコはずっと21歳のままなんです」
*(青ハート)* 「冬ソナなんかと違って、僕らの純愛はノンフィクションでした。
すさまじい死と生身で闘いつづけてね。いまの読者はどんなふうに読んでくれるかなあ」
*(青ハート)* 「文通も知らない『ケータイ族』にこそ読んでほしい。本当の命の大切さを、感じてほしい」
*(青ハート)* 「電話代は当時東京ー大阪間は1通話3分400円。
1日のアルバイト料と3分間の電話料が同じ。
それ以後ミコさんと電話で話をしたいために、夜のアルバイトをした。
(サンドイッチマン、バーテン、駅のホームの掃除など)ミコさんとの最初の電話(S37.10.28)」
と話しておられるそうです。
河野 實さんのHP マコ ワールド
http://www.mako-world.com/index.html
.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~
大島みち子
『若きいのちの日記』より
病院の外に
健康な日を三日下さい。
一日目、
私は故郷に飛んで帰りましょう。
そして、おじいちゃんの肩を叩いて
それから母と台所に立ちましょう
おいしいサラダを作って
父にアツカンを一本つけて
妹たちと楽しい食卓を囲みましょう。
二日目、
私は貴方の所へ飛んで行きたい。
貴方と遊びたいなんていいません。
お部屋をお掃除してあげて、
ワイシャツにアイロンをかけてあげて
おいしいお料理を作ってあげたいの、
そのかわり、
お別れの時 やさしくキスしてね。
三日目、
私は一人ぼっちで思い出と遊びます。
そして静かに一日が過ぎたら
三日間の健康ありがとうと笑って
永遠の眠りにつくでしょう。
その原点といえる1960年代の大島みち子さんと、河野実さんの往復書簡集
*(ハート6つ)* 「愛と死をみつめて」(河野實 著 大和書房)が、昨年、41年ぶりに復刊されることになり、
1964年の同名の吉永小百合さん主演映画もDVD化されたことも昨年ネットニュースで知りました。
今週の18日 19日(午後9時~) には草なぎ剛さんと広末涼子さん主演で
テレビ朝日で 2夜連続ドラマスペシャル 愛と死をみつめて があるそうです。
http://www.tv-asahi.co.jp/aitoshi/#
私は リアルタイムでは この映画や本を知りませんでしたが
島かおりさん主演でドラマ化された番組を
何度目かの再放送で小学生の頃に見たのです。
その時、このお話がノンフィクションであることを知り
早くに息子を病気で亡くした祖母の悲しみの背中を見て育った私に
ついこの間まで健康だった若い人が 病気で亡くなることの
本人や周囲の人の悲しみをあらためて教えてくれたのでした・・。
それから 数年後 中学2年生のときにたまたま本屋さんで
愛と死の記録 「若きいのちの日記」 大島みちこ 著 を見つけ
昭和37年7月から翌年の6月までのみちこさんの最後の日記までを
何度も何度も読み返し涙したのでした。
今回のドラマの広末涼子さんの雰囲気が 写真で見る大島みちこさんととってもよく似ていらっしゃるので ちょっとびっくりしました・・・。
小学生の時に聞いたドラマの主題歌「愛と死をみつめて」は
いつまでも心に残っています。
今回のドラマではこのテーマ曲を ドリカムがカバーするそうです。
*(音符)* まこ 甘えてばかりで ごめんね みこはとっても 幸せなの
はかないいのちと 知った日に 意地悪いって 泣いたとき
涙をふいて くれた まこ・・・ *(音符)*
*(ハート6つ)* *(ハート6つ)* *(ハート6つ)* *(ハート6つ)* *(ハート6つ)*
軟骨肉腫という病気と闘いながら昭和38年に21歳で亡くなられた大島みち子さん(みこ)と、
その恋人の大学生、河野實さん(まこ)の400通の往復書簡。
現在 河野さんももう60代になられたそうで
*(青ハート)* 「ミコはずっと21歳のままなんです」
*(青ハート)* 「冬ソナなんかと違って、僕らの純愛はノンフィクションでした。
すさまじい死と生身で闘いつづけてね。いまの読者はどんなふうに読んでくれるかなあ」
*(青ハート)* 「文通も知らない『ケータイ族』にこそ読んでほしい。本当の命の大切さを、感じてほしい」
*(青ハート)* 「電話代は当時東京ー大阪間は1通話3分400円。
1日のアルバイト料と3分間の電話料が同じ。
それ以後ミコさんと電話で話をしたいために、夜のアルバイトをした。
(サンドイッチマン、バーテン、駅のホームの掃除など)ミコさんとの最初の電話(S37.10.28)」
と話しておられるそうです。
河野 實さんのHP マコ ワールド
http://www.mako-world.com/index.html
.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~
大島みち子
『若きいのちの日記』より
病院の外に
健康な日を三日下さい。
一日目、
私は故郷に飛んで帰りましょう。
そして、おじいちゃんの肩を叩いて
それから母と台所に立ちましょう
おいしいサラダを作って
父にアツカンを一本つけて
妹たちと楽しい食卓を囲みましょう。
二日目、
私は貴方の所へ飛んで行きたい。
貴方と遊びたいなんていいません。
お部屋をお掃除してあげて、
ワイシャツにアイロンをかけてあげて
おいしいお料理を作ってあげたいの、
そのかわり、
お別れの時 やさしくキスしてね。
三日目、
私は一人ぼっちで思い出と遊びます。
そして静かに一日が過ぎたら
三日間の健康ありがとうと笑って
永遠の眠りにつくでしょう。
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