豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

幕末・明治の花鳥画の豆本

2010年04月24日 | 豆本


 安政期の絵師嵩岳堂(すうがくどう)の「生き写し四十八鷹」と、明治前半期の幸野楳嶺の「花鳥図譜」である。
 前者についてはほとんどが知られていないが、後者は京都画学校の設立にかかわり、竹内栖鳳・川合玉堂、上村松園らを育成したことで著名である。しかしながら、日本人でもこの作品を知っている人は少ないと思うが、過日、カナダの人が「楳嶺花鳥画譜」というキーワードで検索してアクセスしてきたのには驚いた。
 
     

 左は「生き写し」のインコと瑞香、右は「画譜」の菊と風鳥。

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