豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

鳥居言人の美人画の豆本

2011年06月30日 | 豆本


 



 歌舞伎絵の鳥居派八代目清忠のこと。
 この人の絵は下の切手になったもので、目にしている人も多いことだろう。

 私の豆本としてはページの少ない方で、ということは絵の数が多くないということで残念なのだが、それにしてもこういう本当に美人らしい美人もうちのカミサンもパーツは似ているし配置もそれほど違っていないのにどこ狂うとあんなに様にならなくなるんですかねぇ。

 

 
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縮緬本「日本昔話集」(英語版)という豆本

2011年06月09日 | 豆本








 「縮緬本」というのは、ちりめん布のように加工した和紙に印刷された本で、柔らかい手触りと、絹の縮緬布に似た風合いから「縮緬本」と呼ばれている。「縮緬本」は、初め語学教材として作られたが、明治期に来日した外国人が帰国する際のお土産用として重宝がられたもので、外国に日本の文化を紹介するのに役立った。
 長谷川武次郎という人が、明治十八年から日本の昔話を外国語に翻訳して刊行したもので、それらの翻訳者には、チェムバレンや、ヘボン式ローマ字の創始者ヘボン、ラフカディオ・ハーンなどがいた。このシリーズは英語以外にドイツ語・フランス語・スペイン語・オランダ語・ポルトガル語などの言語に翻訳されている。

 この縮緬本昔話シリーズから、表紙裏表紙とも復刻された「桃太郎・舌切雀・猿蟹合戦・花咲爺・鼠の嫁入り」の五冊を一冊に豆本としたものである。
 豆本にした場合、絵の中の会話は文字が小さいので読みづらいが、本文はかなりはっきりしている。

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川瀬巴水「富士と東京」増補改訂新版の豆本

2011年06月09日 | 豆本


 前回の巴水の作品が完成した直後に、巴水の作品画像を多数手に入れた。ほぼ倍に近い数である。ページ数を増やした増補改訂では一冊に収まりきれないので、思い切って富士と東京を別々にして二冊に新しく作り替えた。それでも富士は60点近く、東京は120点の大部である。我ながらこだわりの性分と呆れてしまう。
 全国篇になると、横長で一冊、縦長は三分冊でも苦しそうで、これからしばらく呻吟が続くことになる。
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