五輪の競技や施設などを示すピクトグラムという絵文字は、今回の開会式で活人劇となって評判を呼んだが、このピクトグラムは前回1964年の東京オリンピックで初登場して以来、毎回各国で用いられるようになった。つまり韓国風にいうなら「ウリジナル」というものだが、もちろん各国は全く同じものではなく、その国を象徴するものがモチーフになっている。
この豆本には前東京大会以後のピクトグラムとエンブレムを収録してあるが、なにしろトランプカード大の豆本なので一覧表は個々の競技が見分けにくいのは仕方が無い。それで日本の五輪だけは個々の競技を拡大して一ページに二つずつ今回のパラリンピックとともに収めてある。
前回と今回のピクトグラム
上半身のずれが大きいせいか奇形児のような感じで落ち着かない。
なんだか解らない女王たち
前回のスケボー女王の姉妹編スノボー女王
下二組はいかにも安っぽい女王だがこの二組の共通点がお分かりかな。
四大大陸の女王 上左からアフリカ・アメリカ・アジア・ヨーロッパ
下左からヨーロッパ・アジア・アメリカ・アフリカ
江戸人にとっては神仏の縁日は恰好の行楽日。
● ご利生 七点
清正公 ・ 毘沙門天 ・ 金毘羅
地蔵尊 ・ 妙見 ・ 薬師 ・ 不動尊
● 縁日詣 三点
愛宕山 ・ 不忍弁財天 ・ 妙見
源氏物語の巻名と近江八景と花魁をむすびつけたもの。
花魁の名は「源氏名」とも言うように源氏物語の優雅な巻名をつけた者も多いので、その名の花魁を描いたものかと思ったが関係無いようである。
須磨秋月 ・ 明石帰帆 ・ 花散里晴嵐 ・ 朝顔暮雲
肝銘
橋姫夕照 ・ 玉蔓晩鐘 ・ 澪標夜雨 ・ 浮舟落雁