豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

今日の美女

2011年11月30日 | 今日の美女
葛飾北斎 「白拍子」

 美女が刀を持っていたって、これは怖くないはず。

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今日の美女

2011年11月28日 | 今日の美女
 ウインターハルター の 典型的プリンセス2点
  おっかない美女のあとなので、今回はかわいらしい美女という次第。
  
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今日の美女

2011年11月26日 | 今日の美女
 ユディト と サロメ

 ユディトの話ついでに美女と生首といえば、新約聖書のサロメとヨハネの首の話も有名でこれまた 絵画にも多く取り上げられている。

 

 この二つの絵も似ているが、これらは左ユディト・右サロメの別人を同一の画家クラナッハ( 15世紀 )が描いた作品である。
 美女だけに、切り痕も生々しい首を平然と持っている姿にはいささか辟易してしまう。それにしても西洋の人はこういう絵を壁に飾ったりするのだろうか。

 

 いささかサディスティックなユディト( Giorgione )とサロメ( Bonnaud )。

 美人だからと、やたらでれでれと鼻の下を長くしていると、こんなあさましい姿にされますよ。
 あぁ、そこの貴方の奥さんなら、美人じゃないから心配しないで・・・。

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今日の美女

2011年11月25日 | 今日の美女
二枚のユディト
 ユディトというのは旧約聖書『ユディト記』( 正典として認めない考えもある)の信仰心篤い美しい女性で、街を包囲した敵軍の将ホロフェルネスに美貌を種に近づき、その首を落として街を救うという話である。このユディトを描いた絵画・彫刻は数多くあって、私の手元にも52点の画像がある。ただそのほとんどが、敵将の首をぶら下げたものや、まさに切り落としている最中とかの凄惨な場面で、ユディトと知らない人は残忍な悪女の絵かと思ってしまう。その中にあって比較的シンプルにユディトの姿を描いている作品が下に掲げたものである。 



 ところで一見同じ絵のようだがよく見比べると顔が少し違っていて右の方がややいかつい感じがする。それと画面左下隅の右の手のあたりが異なっていて、画像で判然としないのだが左の絵は何か(首?)を提げているようにも見える。
 左は A.Riedel というドイツの画家、右は P.Peel なるカナダの画家のものである。この二人や二つの絵の関係についてはわからないが、ドイツの方が古い人なので、右は左の模写だと思われる。

 

 ボッテチェリの敵将の首を侍女に持たせ街に戻るユディトと、ロッビアのテラコッタによる彫像。
 ともに15,6世紀の作で、首ははっきりしていてもさほど不気味ではない。



 
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今日の美女

2011年11月23日 | 今日の美女
 ティツィアーノ「ウルビーノのヴィーナス」
    足元で寝ているイヌに私はなりたい ! ! !

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今日の美女

2011年11月21日 | 今日の美女
 藤島武二「官女と宝船」

 この左の絵は良い画像がなかなか見当たらなくて、結局右のポスター画像から絵だけを切り取ったものである。
 文字はもちろん修正して消し去った。厳密にいえば「消した」のではなく周囲の色を「描いて」「誤魔化した」ものである。しかしそう説明されても、そこに右のような沢山の文字があったことが分るだろうか。



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今日の美女

2011年11月19日 | 今日の美女
 ミュシャの「黄道十二宮」

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今日の美女

2011年11月17日 | 今日の美女
中国現代剪紙作家・陳耀の中国四大美女
 ※ ただし、これは当ブログ管理人による模刻作品。

      
                     ↑ 西 施

 
       王昭君                 貂 嬋                  楊貴妃   

  
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岩田専太郎の豆本

2011年11月16日 | 豆本


 西欧の美人画が続いたところで、今回は岩田専太郎の美人画。雑誌の表紙画、小説の挿絵などを多く手掛けているのでこれまた年配の方にはおなじみの画家。

  

 左から「くれない」 「昼下がり」 「川口松太郎の蛇姫様」

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今日の美女

2011年11月14日 | 今日の美女


 日本の代表美人画家歌麿の美人を三人纏めて大サービス。
 「当時三美人」の「富本豊雛・難波屋(お)きた・高島(お)ひさ」
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 今日の美女

2011年11月12日 | 今日の美女


 豆本は一冊完成するには何日もかかるので、その合間を埋めるために、集まった美人画を一点ずつ紹介していきたい。
まずは、人気絶大のブグローの多くの美女の中から「イタリアの水汲み女性」。
 
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「西欧 百師一■」という豆本

2011年11月11日 | 豆本


 西欧美人画の第三弾で■には「女偏+樂」という字が入る。勿論これも美人の意味で音はヤク。
     

   

  

  

 ディクシー可憐なのオフェーリアやジロンの粋なパリジェンヌなど、今回もいろいろな美人が並ぶ。
 面白いのは下の段の三点。いずれもかのビカソの描くところの「シルヴェット」という女性の絵であるが具象から次第にデフォルメされていく過程のようにみえて興味深い。
 開いたページは彫刻で左側はロダンの女性胸像。

 かくして三百人の画家の描いた三百人の美人画集成ということになった。手元にある美人画はこれですべてではないのだがこの形は三部作として一応打ち切り、このあと一人一点の制約から割愛せざるを得なかった美人連の拾遺集を作ることと、日本人画家の美人集を作ってみようと考えているところである。



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シュティーラーの豆本 増補改訂版

2011年11月05日 | 豆本


 ベートーベンやゲーテの肖像で知られるシュティーラーの豆本はすでに作ってあって、今回は16ページほど増補した改訂版である。
 シュティーラーには、ルードヴィッヒⅠ世お気に入りの多数の美女を王の命により描いた作品があり、現在ミュンヘンのニンヘンベルク城に美人画廊として36点展示されているということである。もはや実物を目の当たりに出来ぬ我が身を嘆かわしく思うばかり。しかも前回の拙作豆本にはその半分ほどしか収録されず中途半端で物足りない思いだったのが、全作揃ったので改訂版を作ったわけである。せめて豆本にして身近に置くことで我慢せざるを得ない。

   
  

 最初のローラ・モンテスという女性は、ルードヴィッヒが退位に追い込まれるほどの溺愛ぶりだったそうで、まさしく傾国の美女というわけである。次のヘレーネは庶民の娘だそうで、「水車小屋の乙女」という愛称でシューベルトの歌曲集のレコードジャケツトなどにも使われるようである。最後のマリアはニンヘンブルクの36人の中には含まれていないが、シュティーラー描く美人は36人に限ったわけではないというつもりで挙げたものである。
 
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