102枚という中途半端な数はもっと多くの作品が考えられ、120枚、150枚あったかもしれないし、揃えたいのは山々だがおそらく無理だろうし、美人芸者といっても特に印象に残る者は無く似たような作品なので、新しい作が見付かっても重複確認のための作業にうんざりして、未収録探査はやめてしまった。















当時の東京の売れっ子の芸者や芸人、評判の名店や料亭、それに流行りの染物等を一枚ずつに纏めた宣伝物。例えば最初の絵には三遊亭円生、風月堂の文字が見える。
ところでこのシリーズ、手元に88点とかなりの数が集まっている。ところが或る画商のサイトに50点を一纏めに並べた画像があって、手元にない未収録作品が14作品見られるので、つまり合せて最少102点は存在していることになり全体では相当な数だっと思われる。未収録の14作品はサイズが小さすぎて他と同じには使えないので、結局88点が最多収録数ということになる。















挿絵などでタイトル無しや不明作品などあり。
安珍清姫 ・ 八百屋お七 ・ 嫉妬




上段「嫉妬」は、上辺は睦まじい正室と側室だが内面の嫉妬で髪がヘビとなって絡み合う姿を見た男が発心出家をするという『刈萱道心物語』
安珍清姫 ・ 炎車


澤村田之助 ・ 摂政関白行上記



雪姫 ・ 若菜姫 ・ 袈裟御前 ・ 小姓




水魔 ・ 水妖







次第に妖気がただよってきて
化粧 ・ 夢枕


静御前 ・ ガラシヤ昇天 ・ 花魁



紫式部堕妄語地獄 ・ 恵心僧都菩薩来迎図 ・ 艶夢



玉藻前 四点




蛇性の淫 ・ 鷺娘 ・ 刺青



◎牡丹燈篭









