ピカソを巡る女性 1

　ピカソは多くの女性と関わりを持ったそうだが、正式の結婚で妻となった人は二人である。
　そのほかはモデルとして、そしてそれ以上の繋がりがあったようだが、このブログはピカソ研究が目的ではないので詳しいことは一切抜き。

　まずはピカソのお母さん。なにしろピカソの誕生以前から深い肉体関係のあった女性だから省くわけにはいかない。
　　

　初期のころのモデルの　フエルナンド・オリヴィエ　Fernande Olivier
　　　　

　同じく　マルセル・アンベール　Marcelle Humbert (本名　エヴァ・グエ　Eva Gouel )
　　


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土屋光逸の豆本

　明治から昭和にかけての絵師、版画家。全国の風景版画のほか、「教育歴史画」など。
　豆本には「東京風景12枚」など代表的風景版画を主におさめ、縦版二冊、横判一冊の全三冊。



　　東京日比谷公園　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奈良猿沢の池
　　

　　歴史画　新羅三郎



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Tea time - Mary Cassat

　　　　

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コカ・コーラ美女

　ハミルトン・キングのコカ・コーラの出たついでにもう三点追加。ただし最初の一点はハミルトンではないのかもしれない。
　なお小生、コカコーラには恩も義理もありませんので念のため。

　　　　　　　

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一家三女 - Hamilton King

　凄惨な女の戦いを見たあとなので、美女を観ながらコーラでも飲みますかね。

　　　　

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女の決闘 嫐打ち

　日本で女性の決闘の絵画としてはこんなところしか手に入りませんでした。上は歌川広重の三枚もの。
　ところでこの文字「嬲・なぶる」とは違って「うわなり」と読んで「後妻」の意味、そして「後妻打ち」というのは、離縁された先妻が後妻に対して人を集めて戦いを挑むという平安から戦国期ぐらいまでにあった風習である。
　ただむやみに攻撃をしかけるのではなく、たとえば離婚した夫が一か月以内に後妻を貰った場合とか、事前に後妻側に通告しなければならないとか、夫男どもは手出しをしてはいけないとか、後妻側の器物を破壊するだけで当人を傷つけてはならないとかちゃんとルールがあったようである。もちろん後妻側も黙って見ているのではなくこちらも人を集めて応戦、防戦するのである。
　広重の絵はそのスペクタクルを描いたもので、一対一の対決とはまた違った女性の「ユーモラスな凄まじさ」を描いている。
　(美女はどれだって聞かれても困るんだけれど、これだけ集まりゃ一人くらいいるでしょうから、自分で探して・・)






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:決闘美女

　剣をもって壮絶な決闘をする女性、多分恋の鞘当てだろう。
　え ？　食い物の恨み？　後は金、あるいは、どっちが美人かという順位決定戦、ま、いずれそんなところだろう。
　でも、もろ肌脱ぎの上半身裸の決闘なんて実際に見てみたいなぁ。


　　

　　　

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剣豪美女 ？

　上段二枚の絵でイギリスの剣士セント・ジョージと戦っている女性、

Charles-Geneviève-Louis-Auguste-André-Thimothée d’Éon de Beaumont

という長い名前の18世紀から19世紀にかけて実在したフランス人である。二段目左のような肖像画もある。
　二段目真中の女性がはっきりしないのだが、下方の文字が上記名前と同じように見える。
　以下はどうも同じ人物らしく、最後のリアルな肖像画はどう見ても女装した小父さんである。

　この人、要するにフランス竜騎兵の隊長にもなってシュバリエ(騎士)の称号を持つ男性ながら、イギリスでスパイ活動をしたりある時期女性になりきって生活行動したという人物のようである。ただそれが、A 女装趣味的な話のか、B 性同一障害的な事情によるものか、C 財産相続に関する制度上のことから本当は女性なのに男性として育てられたとか、はっきりしないようである。つまりA なら男性、B ならどちらとも決めにくい、C なら女性というわけで、タイトルに疑問符が付いた所以なのである。
　
　　

　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Thomas Stewart画
　　　　


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Fencing 美女

　最初は、1910年4月発刊の雑誌の表紙絵。
　二点目はアメリカの著名なイラストレーター。
　三点目はアメリカの著名な肖像画家。Lee Kiefelというオリンピック選手がモデル。
　
　かような美女と対決したら、戦意喪失、戦わずして負けて大満足、そう思いません？
　ついでに三点目の画家は女性画家なので、自画像をサービス。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Bradshaw Crandell　　　　　　　　　　　　 Chris Saper
　　　　

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Tea time

　真中のゴッホはビールなんだけれど、ドイツなんかじゃ水みたいなものだということだから、まぁ目つぶって一杯やってください。

　　Carle van Loo 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vincent Van Gogh 　　　　　　　　　　　　　Jean Metzinger
　　　　

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トルコの美女 一家三女 Remzi Taskiran

　以前トルコの美女を紹介したがそれは18世紀にスイスの画家の描いたものであった。今回は20世紀前半のトルコの画家のものである。
　民族衣装の美女がほとんどなので、あえて衣装をつけていないのを一枚選んだ。

　　　　

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スーザン・ハーバートの豆本

　今年1月に予告しておいたスーザンの猫パロデイとその元の絵画を纏めた作品集の2巻と3巻を作り上げて、全四冊が完成した。スーザンの絵が260点で、元の作品ともに約500点の画集である。
　後ろは四冊を収めるケース。



　　　先日の　フラゴナールのブランコ美女やロセッティの三人美女の猫パロディも原画とともに入っている。　
　　　　　　

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シーソーの美女

　シーソー美女はブランコほどは集まらずそれもほとんど子供中心である。
　こちらにもフラゴナールがあるが、シーソーで遊ぶというよりは高い所に手の届くようシーソーを利用したという感じである。

　　Jean-Honore Fragonard 　　　　　　　　　　　　 Francis Hayman
　　　

　　Joseph Mortimer Lichtenauer 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Franz Von Stuck
　　

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ブランコの美女 2

　当ブログ常連のマドラーゾや、インド・中国女性のブランコ。

　　Raimundo de Madrazo　　　　　　　　　　Edoardo Dalbono　　　　　　　　　　　　　 Harrison Fisher
　　　　　　

　　John Reinhard Weguelin　　　　　　Anup Gomay　　　　　　　　　　　　　　　　　作者不詳
　　　　


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ブランコの美女

　ブランコの絵として著名なのは、フランスのジャン・オノレ・フラゴナールの作品であろう。
　後ろで押し役の老人と前スカートの中を覗き見する若い男、この絵についてのこ難しい解釈があるようだが、そんなことは棚上げしてお上品なユーモアやお色気を楽しめばいいと思う。
　二，三段目のニコラス某はブランコ大好き人間のようで、この三作以外にもブランコの女性を描いている。

　　Jean-Honore Fragonard　　　　　　　　　　　左のタペストリー　　　　　　　　　　　　　Pierre-Jacques Cazes
　　　　　

　　Nicolas Lancret　二点
　　

　　Nicolas Lancret　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Jean-Baptiste Joseph Pater
　　　　　

　　
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