豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

広重「大江戸賞景 巻三」という豆本

2011年01月30日 | 豆本






 巻三には、「江都名所」「江戸高名会亭尽」「三枚続き東都名所」「江戸十二景」「名所雪月花」「広重画帖」を収録。
 写真は「会亭」の両国青柳、三枚組の不忍池全図、「十二景」の四図。十二景は、小さく4等分されずに、このままの形で三枚セットになっていたようである。
 なお、豆本の形は巻一と同じ形なので、中身画像の紹介にとどめる。
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広重「大江戸賞景 巻二」という豆本

2011年01月28日 | 豆本




 広重の江戸名所絵のメインタイトルで最も多いのが「東都名所」というもので、縦長、横長、三枚続き、短冊などいろいろな形態のものにつけられている。「大江戸賞景 巻二」ではその「東都」の横長版のみ84図と、逆に数少ない「新撰江戸名所」の四図からなっている。
 尤も、数が多いといっても、様々な版の「東都名所」があって、それらが混在している。私には判らないが、初代広重のものばかりではないようだ。なにしろあちらこちらからかき集めたもので、画像の質もまたまちまち、かなりぼけたようなものもまざっている。
 掲載画像は上が「東都、高輪の名月」、下は「新撰、隅田堤の白雨」。
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広重「大江戸賞景 巻一」という豆本

2011年01月26日 | 豆本






 久しぶりの広重である。以前にも一度登場させたが、これはかつて作った広重の横長版江戸名所作品の全面改訂増補版である。前作作成後に集まったものも含めて全部整理し直し、四巻に纏めた第一作である。このうちこの巻には「隅田川八景」「東都雪見八景」「江戸近郊八景」などといった、比較的小さなシリーズを集めてある。写真は扇面の「東都八景・上野晩鐘」と江戸近郊八景・玉川秋月」である。
 なお通巻タイトルの「大江戸賞景」なる作品は、編者の私が勝手に作った造語タイトルなので、辞書にも辞典にもないから検索にかけても無駄。
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「豆本」でない記事

2011年01月26日 | 豆本
 一月に入って如何ともしがたい二つの悲しい出来事があり、意欲喪失・意気消沈していた。
 しかしこのまま、何もしなければますます深みにはまってどうにもならない。
 つらいけれど、いや辛いからこそあえて行動をおこす必要がある。

 と、まあ悲壮な決意で、行動を開始したところだ。
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「子供絵姿」という豆本

2011年01月06日 | 豆本


 まずは謹賀新年。
 平成23年の第一作は、江戸明治の錦絵から子供の遊ぶ姿を描いたものを纏めた豆本である。纏めたといってもそんなに沢山の画像があるわけではないし、画質もあまりよくなくて思うような作品にはなっていないのだが、久しいこと作業ファイルにあったのでとりあえず完成させたものである。
 現代の子供にはみられないのんびりした子供の世界が展開している。

 正月を描いた作を幾つかならべる。
 順に、広重、英泉、春信、国芳、宮川春汀(明治)である。





 

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