人数の多い順として先年の順位そのままに並べてきたが、昨日ネットで見直したら多少の異同が見られた。例えば三位だった満州族と二位の回族が入れ替わり、四位だったウィグル族と五位の苗族が入れ替わるという隣同士の異同がみられた。ウイグル族の五位後退が弾圧によるものだとしたら悲惨なことである。ただ、本ブログでは順位などはどうでもいいので、平等に眺めて頂きたい。
トウ ・ ムーラオ ・ シペ
キルギス ・ チンポー ・ ダウール
サラール ・ プーラン ・ マオナン
以前・2019年2月4~9日に、民族衣装を着た女性だけの写実な絵画を扱っているが、今回は祭姿の男女ペアの漫画風な揃い。
揃いと言っても、五十五族の最少タタール族が無く 何故か最後が最少民族ではない「漢族」になっている。
少数民族と言っても 数百数千人程の集落のようなものではなく最多のチワン族などはオランタ゜とかスエーデンに匹敵する人口というから、文字通り桁違いである。
前回同様最多から順に九民族ずつ六回連載。
チワン ・ フェイ ・ 満州
ウイグル ・ ミャオ ・ イ
トウチャ ・ チベット ・ 蒙古
二点欠落の不揃い。
中国の仙人に因んだ女性の姿なのだろうが、それら仙人の話に通じていないとそのつながりの面白さは判らない。
最初の絵は,足を洗う女を観て仙力を失って雲から落ちた粂仙人よろしく、魚が興奮し跳びはねたということだろうか。
粂仙人 ・ 王處 ・ 鐵拐
上利剱 ・ 彭祖 ・ 琴高
呂洞賓 ・ 豊干禅師 ・ 盧敖
王子喬 ・ 蝦蟇仙人 ・ 初平
最後はやっと見つけた画像だがサイズが小さいのでボケがひどい。
荘子 ・ 蜆子
前回も今回も フランスの Pierre Louis Henri Grvedon という肖像画家によるものだった。
勿論得体の知れないあやしげな美女ではなく、良いところのお嬢さん方ばかり32人。