実際に使用される面は裏側の彫りも重要だが、私の作品は裏はいい加減で半立体的木彫りとでも言うべきものでしょう。
最初の作品は小面で若い女の顔と言うが、私のはアラフォー。いや昨今ではアラフォーぐらいでは若い女の範疇 ?
なお、正面と半側面は色がかなり違っていても同一作品で画像処理の不手際。
右「尉」の顎髭は左「翁」同様下に垂れ下げるべきもの
獅子口 文殊菩薩の乗る霊獣が役どころだそうである。
下左の二つの鬼女は同じ図面で作られ重さもほぼ同じでどちらも「鬼の面」であることはすぐ判る。しかし近付いて観ると片方の薄っぺらな様子ははっきりするし、写真では真横ではないが、真横から見たら片方は一枚の板となってしまい単なる四角い板なのか面なのか区別もできない。一方は真横から見ても離れて見ても鬼の面であると見てとれる。
これは、削り取られて今は存在しない部分があったからこそ面に厚みや立体感を作り上げているというような話しの参考資料に作成したもの。
右は紙の面と並べた鬼女