豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

Pomona and Vertumnus

2014年08月28日 | 今日の美女
 さらに老婆、実はヴェルトゥムヌスは、自分を心から愛している男に対して冷たい態度をとったその結果男が失恋自殺したために、神罰を受けて石なった女の物語を語った。

   Caspar Netscher                      Michel Corneille                  Willem van Mieris
    

 そして彼は老婆の姿からもとの美しい青年に戻ったのである。
 「ポモナの目にその姿は雲を突き破った太陽のごとく見えた」とあるから、結末は言うだけ野暮。めでたしめでたし。
 
 男が仮面を手にしているのはもちろん本当の姿になったことを表している。
 さて、こうしたストーリーを承知して 第一日目のブーシェやファン・ダイクの絵を見直してもらうと、クピドがウロチョロしていること、老婆なのに逞しい手足をしていることなどの意味がはっきりしてくるはずである。

   ean-Baptiste Lemoyne                          Pierre Dulin                   Laurent Delvaux
    

   Andre Durand                          Jean-Franсois Janinet             Paris Bordone
    

   Peter Paul Rubens                                   Jacob Jordaens
    

   Peter Paul Rubens


にほんブログ村 ハンドメイドブログ 豆本へにほんブログ村




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プログ村

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 豆本へにほんブログ村