豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

HEBE

2012年04月26日 | 今日の美女
 ゼウスとヘラの娘だが、耳慣れない人も多いのではないか。青春・若さの女神で、水差しと酒盃を手にして鷲と共にある形で描かれるのが一般である。それというのもヘベは神々にネクタールとかアンブロシアという不老不死の酒や食べ物を給仕するのが役目なのである。鷲はもちろん神々の代表たるゼウス。ヘベはのちにかの英雄ヘラクレスの妻となる。
 「若さ」の象徴ゆえに、貴族のご婦人方の肖像画がへべの姿で描かれたものも多くブーシェなども多数見られる。したがって同一画家のへべでも顔が異なるのはもちろんである。

 Canova                    Nattier                      Drouais マリー。アントワネットのへべ
   

 L. Rocco                     Boucher                   Santerre
   

 F.J.Ramos                      Le Brun                     Kauffmann
   

 Guttenburnn                     J.Russell
  

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 豆本へにほんブログ村











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プログ村

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 豆本へにほんブログ村