
みなさん、こんにちは。登山とは何か、という定義と戦う男兼PLのきゅーPです。6月PWとは夏合宿に向けたトレーニングである、という理論を振りかざしよくわからない登山計画に後輩を巻き込んだ記録をお届けします。以下は登山かどうかも怪しい地獄のトレイルにつきあわされたかわいそうなパーメンです。
【3回生】
砂丘は山と言い張っている:きゅーP(PL)
【2回生】
辛口コメントが助かる:しま(SL)
先輩は財布だと思っている:ごえもん
半分は優しさでできている:きゃみ
昨年度もあった山陰海岸ジオパークトレイル、被らないようにコースを変えた結果地獄を見る羽目になった6月PW、スタートです。
【1日目(6/29)】
今回行う山陰海岸ジオパークトレイルは、ユネスコ世界ジオパークにも登録されている京都府から兵庫県、鳥取県までの海岸線を行くトレイルコースです。今回はその中でも鳥取砂丘周辺のコースに絞ったトレイルを行いました。
というわけで、初日は岡山駅に集合して鳥取に向かいます。途中電車の乗り換えミスがありながらもなんとかスタート地点の福部駅に到着しトレイル開始、まずはランドマークの岩戸海岸いさりび広場に向かいます。ザックを背負って長距離のロードを歩くというのは想定よりも体力を使うことであると実感しながら特徴的なオブジェと記念撮影。


海を右手に眺めながら、海外線を歩いていくと今回の山行のメインディッシュである鳥取砂丘とご対面。売店で軽い休憩を挟んだ後に砂丘に足を踏み入れます。

直射日光に照らされながら砂丘を縦断します。馬の背と呼ばれる小高い丘のようになっている部分に登っていくのですが、これがなんとも厳しいものでした。一歩踏み出したと思ったら砂が崩れて半歩下がるような足場であり、それに加えてザックの重みもあるということで体力をゴリゴリと削り取ってきます。入口から遠ざかるにつれて人気も少なくなってきます。当たり前ですが鳥取砂丘をわざわざ縦断するようなことはまずありません。人気のない砂丘を、ザックを背負って歩く姿はさながら砂漠の遭難者のようでした。このコースを提案したのは誰だ、という思いを胸に秘めながら黙々と進んでいきます。

無事砂丘を横断した後は少しロードを歩いてテント場に着きました。下が砂場になっているので少し新鮮な気持ちになりながらの設営になりました。どうやらテント場利用でも宿泊施設のお風呂に入れるようでありがたかったです。
【2日目(6/30)】
朝になり、目を覚ました私達を迎えたのは雨でした。事前にある程度は覚悟していたものの、結構な降水量でした。なんとかテントを片付け出発しましたが、摩尼山に至る山道の封鎖もあり、泣く泣くエスケープを切ることになってしまいました。傘をさしながらロードを歩き鳥取駅に到着して山行終了となりました。
【最後に】
結果的に山に登ることなく終わってしまったトレイルですが、ロードと砂丘はトレーニングにもなり新鮮な体験をすることが出来ました。この登山と呼べるのか怪しいトレイルへの悔しさをバネに我々は夏合宿へと挑んでいきます。次回はワンゲル版ブートキャンプ、ブッシュにてお会いしましょう。再見!(またね)
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