ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

ドイツの寝台列車、超おすすめですよっ!

2006年04月17日 23時23分15秒 | ⑧海外旅行の予復習!
ドイツの列車はおそらく欧州で一番快適だと思います。

まず、その代表格として知られてるのが超特急ICE(インターシティエクスプレス)ですね。

速いだけでなく、乗り心地も座り心地も抜群!
東西南北のドイツの大都市をまんべんなく結んでるので、日程に余裕の無い日本人の旅行には本当に便利ですね!

でも、今回はもう一つ紹介します!
それはこの新型の「Nacht Zug」、つまり夜行列車です。
寝台車(Schlafwagen・シュラーフヴァーゲン)とクシェット(Liegewagen・リーゲヴァーゲン)、そして座席車(Sitzewagen・ズィッツェヴァーゲン)で編成されてます。

おすすめは寝台車!
ちと高いけど、ぜひぜひ乗ってみて!!
なぜなら・・・


まず・・・

「寝台車は全部個室!」
まあ、この程度は当たり前なんですが・・・
「(^^;)

でも、ここからが違う!

室内になんとシャワー、トイレ、洗面台付き!
明るく清潔でしたよ!
もちろんシャンプー、石鹸、タオル付き!!!
あっ、肝心のベッド、割と広かったですよ!


おっと、寝てはいかん!


さらに・・・

「ウェルカムドリンクとフルーツ付き!」

確かミネラルウォーターとバナナがテーブルに置いてありました。
ちょっとしたいいホテル並みのサービスって感じで、乗ったときからいい気分になれますよね!


もちろん・・・

「食堂車(Speisewagen・シュパイゼヴァーゲン)付き!」

お腹空かせて乗りこんでも大丈夫!
クシェットや座席車の人でも使えます。
思ったよりも混んでるので、時間に余裕を持って行ってくださいね!

「軽く済ませたい!」や、「飲み物だけ!」って時は隣にカジュアルなビュッフェがあるので便利!
もちろんビールもソーセージ(Wurst・ヴュルシュト)もあります!


・・・まだまだあります!

「朝食込み!」
(Mit Fruhstuck・ミット フリューシュトゥック、uの上に点が2つ)

これは寝台車だけだったかも。
乗ったときに担当の係員(車掌ではない!)が「明日何時に朝食をとりますか」って聞いてきます。
希望の時間を言えば、翌朝内線で(!)案内してくれます。

食堂車まで行かなればならないのですが、このおかげで「行ったのに席が無かった・・・」って憂き目に遭わずに済むのです。
朝日が射しこむ食堂車で朝食なんて、いい思い出になりませんか?
ちなみに朝食はバイキングスタイルです。


・・・おっと、思い出した!

「早い時間から列車に乗れる

これはクシェットでも座席車でもOK!

この時に乗ったのはミュンヘン→ハンブルクだったのですが、夜11時にミュンヘンを出る列車が隣の東駅で夜9時から乗ることができたのです。

例えれば・・・
「東京を夜11時に出る寝台列車が品川で9時から止まっていて、その時間から乗ることができる」って感じで・・・

このミュンヘン東駅では専用のホームから乗ることになっていて、ホームの入口で駅員と係員がチェックインを兼ねて見張りをしてるので、安心して早い時間から乗ることができるのです!
自分もこれを利用してシャワーを浴びたり、ビュッフェに行って夜食を摂ったりして、時間を最大限に使いました!

・・・どうですか、乗ってみたいと思いませんか???


もしかしたら若干サービスが変わってるかもしれませんが、快適であることは変わりないと思います。
出発時間も到着時間も申し分ないので、これも「忙しい旅行」をする日本人にすごくいいですよ!

こんなところでもドイツと日本って「ウマが合う」のかもしれませんね。