最初の頃はCGの多用や福山龍馬に違和感もあったが、だんだんと強靭な龍馬に変貌していくにつれ引き込まれていったものです。
実際に龍馬の行動は5/33年とも言われる。
美化されすぎているとか、史実と違うところも多々あろうが、個人では為し得ないあの歴史に突き動かされたとも言える恐るべき行動は事実である。
明日が最終回、33歳の若さにして京都近江屋で刺客に暗殺されることになる。
ドラマとは言え、人の死というものを事前に知っていてその過程を客観的に見るのは忍びない気がするのである。だが誰しも自身にとっての死とはそんなものなのかもしれない。
大政奉還という目的を成し遂げた直後と言うのも劇的、しかしその後の世の中を知らないままで死なせるのは何とも無念である・・・(すっかり嵌ってますなあ)
ところで「坂の上の雲」は見るには見る予定だが、余り乗り気ではないのだ。
郷土の英雄とはいえ軍人さんと戦争賛美物語なのでしょう。
これも歴史上必要とされた人物なのだろうけれど・・・。
色冴えて 明日は散りゆく 紅葉かな