坂本、７本目の先頭打者弾＆タイムリー。広島に三連勝、ようやくゴンザレスに白星。

【９／１２の試合結果】


坂本、１番史上最高の２９号！！今季７発目先頭打者弾！！ ― スポーツ報知

◆巨人５─１広島（１２日・東京ドーム）

　坂本がチーム史上に残るリードオフマンとなった。巨人の１番打者では最多となる２９号は、今季７本目の初回先頭打者アーチ。６回には試合を決める２点二塁打を放つなど３打点で、今季の対広島では４度目の３連戦３連勝に導いた。首位・中日も４連勝でゲーム差は２・５のまま。リーグ４連覇へ、Ｇナインは最後まであきらめない。

　勝利を決定づける痛烈なライナーは、右翼線を襲った。二塁へ駆け込んだ坂本は、ベンチの仲間たちへ向け、笑顔で右の拳を突き上げた。「初回のホームランより、あのタイムリーの方が自分的にはうれしかったです」。何よりも勝利にこだわるからこそ、初回先頭弾より、ダメ押しの適時二塁打の方が誇らしかった。

　勝負を決めた。３―１の６回２死一、二塁から、中継ぎの山口が食らいついて左前安打。満塁となって打席がまわってきた。「山口さんがつないでくれて、何とかかえしてあげたいと思った」。
チュークの外角低めいっぱい、１４９キロの直球を逆方向へはじき返した。必死の継投で逃げ切りをはかるリリーフ陣に、値千金の２点をプレゼントした。

巨人新２９号！！坂本１番打者最多アーチ ― サンケイスポーツ(gooニュース)

坂本２安打３打点　最多29号＆初80打点 ― 日刊スポーツ(gooニュース)

坂本が３打点の活躍、広島に３連勝 ― 巨人軍公式サイト

阿部、グランドスラム４０号でシーソーゲームにケリ。

満弾で決めた阿部４０号！平成の大捕手だ！ ― スポーツ報知

◆巨人１１─６広島（１１日・東京ドーム）

　巨人が阿部のメモリアル弾でＶ戦線に生き残った。初回にラミレスの４３号などで先攻したのもつかの間、先発の東野が３回途中で、またもやＫＯ。しかし、二転三転の展開を７回、ラミレスの右前適時打で勝ち越すと、続く阿部が捕手としてはプロ野球３人目となる４０号。歴史的一発を自身９本目のグランドスラムで飾った。中日が勝ったためゲーム差は２・５のままですが、ぜいたくは言ってられません。慎之助さん、ありがとう＆おめでとう。

　重苦しい雰囲気も、自身のモヤモヤも吹き飛ばした。打った瞬間、阿部はバットを右翼方向へ掲げたまま、打球の行方を追っていた。すぐに走り出す必要もない最高の手応え。１６日ぶりに戻ってきた本拠地で大歓声のシャワーを浴びた。

　劇弾は１点を勝ち越した直後の７回１死満塁で生まれた。「直球を狙っていたけど、スライダーに体がしっかりと止まってくれた。前回、前々回と満塁で結果を出せていなくて、すごくふがいなかった。ようやく脱出することができた」。　

阿部４０号満弾！捕手３５年ぶり３人目の大台 ― スポーツニッポン(gooニュース)

これぞ４番！ラミ４３号キングだ４の４、５打点だ！ ― スポーツ報知

ラミレス5打点、阿部満塁弾！打撃戦制し広島に連勝 ― 巨人軍公式サイト

藤井、６回１失点の好投も白星ならず。延長１０回、小笠原のサヨナラ弾で逃げ切る。

小笠原、原巨人救った！移籍後初サヨナラ弾！！ ― スポーツ報知

　◆巨人５ｘ―４広島＝延長１０回＝（１０日・新潟）

　巨人の新たな“伝説”が新潟から始まる！３点差を守れず、９回２死から同点に追いつかれたが、延長１０回無死で小笠原が決めた。３１号ソロは巨人移籍後初のサヨナラ弾。かつては平成の大エース、斎藤雅が新潟から３試合連続完封でシーズン２０勝を達成。今年５月にはラミレスが球団９０００号を刻んだ記念の地。阪神は敗れ、首位に立った中日と２・５差も、この劇勝から逆転Ｖ４への連勝街道を突き進む。

　走り出さなかった。全力疾走を信条とする小笠原だが、この時ばかりは走る必要がなかった。巨人移籍後初のサヨナラ弾が、右翼席に舞い落ちるのを、しばし立ち止まって見送った。「感触は良かったけど、ちょっと危なかったな。やっぱり、走らないかんな」。照れ笑いしながらダイヤモンドを一周すると、仲間の手荒い祝福が待っていた。水をかけられ、もみくちゃにされ、また笑った。

新潟の歓喜！小笠原サヨナラ弾で３強死守２・５差 ― スポーツニッポン(gooニュース)

阿部３９号！田淵、野村以来の捕手４０発に王手 ― スポーツ報知

小笠原サヨナラ弾！白熱の延長戦を制する ― 巨人軍公式サイト

せっかく先制したのに、内海背信、１インニング５失点で逆転負け。

内海６失点ＫＯ、優勝する気ないのか！自力Ｖまた消滅 ― スポーツ報知

◆横浜１０―７巨人（９日・横浜）

　原巨人が、最下位・横浜相手に痛すぎる１敗だ。先発の内海が大誤算。３回まで４―１とリードしたが、４回に４連打を浴びるなど６安打５失点でＫＯ。その後も中継ぎ陣が打ち込まれ１０失点で、打線の反撃も及ばなかった。内海は７月以降１勝６敗。左腕の背信投球に、原監督は「論ずるに値しない」と険しい口調だった。中日が阪神に引き分けたため、再び自力Ｖが消滅。リーグ４連覇への道のりが、険しくなってきた。

　勝たなければいけなかった。２度のリードを守りきれなかった内海は試合後、厳しい表情で謝罪の言葉を並べた。「申し訳ない。チームが大事な時期にこういう結果しか残せない現状。情けないです」。最下位、横浜に４回途中９安打６失点でＫＯ。ガックリと肩を落とした。

Ｖ遠のく３差…原監督、背信ＫＯの内海に失望 ― スポーツニッポン(gooニュース)

投手陣が踏ん張りきれず　打撃戦を落とす ― 巨人軍公式サイト

「おとりんの一言」

もう、いい加減にしてくれー。
負け試合ばかりで、更新するのも面倒になってきた。

内海にしても、７月以降１勝６敗。
なぜ、先発投手が早い回に突然崩れるのか、それが解せない。

巨人、４点差逆転で連敗阻止も崖っぷち。阪神、きょうにもＶマジック点灯か？

古城２失策帳消し同点弾！松本Ｖ打で４点差逆転！ ― スポーツ報知

◆横浜４―６巨人（７日・横浜）　

　追い詰められた巨人が１分けを挟んでの連敗を４で止め、息を吹き返した。４点を追う劣勢をしのぎ、序盤に２失策した古城が６回に２号同点ソロ。決着は８回２死二、三塁、松本の右前２点打。無失点の救援陣をクルーンが２０セーブで締めた。逆転Ｖへ絶対に落とせない６連戦初戦を取り、自力Ｖが復活。首位・阪神とのゲーム差は３のままだが、目の前の白星を拾っていく。

　ついに本塁を奪った。松本らしい粘り強いタイムリーだった。同点の８回２死二、三塁。寺原から一、二塁間をゴロで破る２点打。「何とかしたい、食らいついていくという気持ちでした。阪神？　他のチームより自分たちが勝つことが前提。一戦一戦やるだけです」。興奮気味に吐きだした。

　０９年日本一に貢献した昨季新人王は、左太ももを痛めて途中離脱。復帰してからも、本調子には遠かった。８月下旬には打率３割を切り、代打や守備固めでの起用も増えた。それでも下を向くことはなかった

巨人、自力Ｖ復活も原監督「待ったなし」 ― サンケイスポーツ

小笠原、球史で３人だけ１０度目３０号！ ― スポーツ報知

中継ぎ陣踏ん張り、逆転勝ち ― 巨人軍公式サイト

東野、危険球で退場。中日戦９勝１５敗に終わり、ついに自力Ｖ消滅。

東野まさか危険球退場…２戦連続２回もたず自身５連敗 ― スポーツ報知

◆中日３─１巨人（５日・ナゴヤドーム）

　塁審に促され重い足取りでベンチに戻った。東野はグラブを思い切り壁にたたきつけた。２回１死一塁、堂上直への７球目の直球が後頭部をかすめて危険球退場。「力み？　そういうわけではないです」。雪辱を果たすはずだった舞台は試合開始３９分、わずか３４球、１回１／３を２失点で閉幕。自身５連敗となった。

　初回、先頭、荒木への初球。１４９キロの直球は内角へ大きくシュート回転。ボールは走っていたが、気合とは裏腹に手元に微妙な狂いが生じていた。２死一塁からは和田に、初球の外角直球をライナーで右翼席まで運ばれた。「調子が良かったけど（初球の）入りが甘かった」と肩を落とした。

巨人「逆風が…」ナゴヤ９連敗で自力Ｖ消滅　― スポーツニッポン(gooニュース)

打線振るわず…中日にカード３連敗 ― 巨人軍公式サイト

７回３失点のゴンザレスにも援護なし。山本(昌)にマサかの完封負け。

Ｇ打線、山本昌の前に沈黙　完封負けでナゴヤＤ８連敗 ― スポーツ報知

◆中日３―０巨人（４日・ナゴヤドーム）　

　巨人打線は現役随一のＧキラー、４５歳の山本昌の前に完全に沈黙。史上最年長完封を許し、球団ワースト記録となるナゴヤドームでの中日戦８連敗を喫した。

　巨人は左の山本昌対策として、１軍復帰後、代打を中心に使われ好調の矢野を「２番・右翼」に入れる先発オーダー。序盤こそ、４回まで毎回安打を放って塁上をにぎわせたが、２回に長野、４回にはエドガーが併殺打と拙攻続き。５回以降は攻略の糸口も見いだせず、散発６安打に抑え込まれた。

巨人　無策３つの凡退…敵地８連敗の屈辱 ― スポーツニッポン(gooニュース)

ナゴヤＤで７連敗！、ついに３位に転落。坂本の２８号、松本の猛打賞も及ばず、競り負け。

巨人ナゴヤＤで７連敗！３位転落もサカマツで逆襲だ！！ ― スポーツ報知

◆中日３─２巨人（３日・ナゴヤドーム）　　　

　劣勢の巨人に“サカ＆マツ”が戻ってきた。坂本が２点を追う６回、巨人の１番打者として最多本塁打に並ぶ２８号ソロ。松本も８回に１点差に迫る中前適時打を含む猛打賞だった。チームはあと一本が出ず、中日に競り負けて８月１９日以来の３位に転落。ナゴヤＤの中日戦は球団ワーストタイの７連敗で、２年ぶりのカード負け越しが決まったが、残り２４試合、逆転Ｖ４へ頼もしい１、２番コンビが復調した。

　敗戦の重苦しい雰囲気の漂うベンチ裏通路で、２人はうつむくことなく、しっかり前を向いて帰路を歩んだ。２８号ソロで反撃ののろしをあげた勇人が「他の打席が良くなかった。もう１本打てれば」と悔しがれば、猛打賞の松本も「負けてしまっては意味はないです」と唇をかんだ。個人記録は関係ない。２人とも３位転落の意味をかみしめ、それでも必死に前へ踏み出そうとしていた。

“鬼門”ナゴヤで７連敗…巨人３位転落 ― スポーツニッポン(gooニュース)

後半追い上げるも及ばず…３位後退 ― 巨人軍公式サイト

激闘４時間５６分、延長１２回で今季初の引き分け。

原巨人、今季チーム最長４時間５６分耐えて耐えてドロー ― スポーツ報知

◆巨人３―３ヤクルト＝延長１２回＝（１日・富山）　　

　巨人が今季１１９試合目で初のドロー、ヤクルトとの北陸シリーズを１敗１分けで終えた。１―１の５回に矢野、小笠原の連続適時打で勝ち越し。しかし、６回に１点を返され、８回に越智が内野安打２本などで同点にされた。今季チーム最長の４時間５６分の死闘でも勝てなかったが、原監督は９月の初戦をあえて「いいスタート」と、ナインの粘りをたたえて前を向いた。首位・阪神とは１・５ゲーム差に広がった。３日からは３位・中日と敵地で３連戦だ。

　激闘の疲れは、これっぽっちも感じさせなかった。９月初戦は今季チーム最長の４時間５６分を戦って、初の引き分けに終わった。原監督は「よく粘って、その結果、引き分けという結果が出た。９月は勝負の月。粘りも出てきているし、いいスタートを切ったと思います」と前向きにとらえた。首位・阪神より負け数が４つも多い巨人に、黒星を増やすことはプラスにならない。

クルーン改心ドロー　原監督「いいスタート」 ― スポーツニッポン(gooニュース)

３年ぶり「２番・矢野」汚名返上の適時三塁打 ― スポーツ報知

両軍譲らず今季初の引き分け ― 巨人軍公式サイト

東野大乱調、プロ最短１回０／３ＫＯ！。巨人が今季ワーストの１２失点で惨敗。

東野、プロ最短１回０／３ＫＯ！ワーストタイ６失点 ― スポーツ報知

◆巨人８─１２ヤクルト（３１日・金沢）　　
　
巨人が今季ワーストの１２失点で惨敗した。屈辱モードの引き金を引いたのは先発の東野。味方のミスも手伝い、初回に３点を失うと、立ち直る気配も見せないまま２回途中、１死も取れずに降板した。続く林イー豪も持ちこたえられず３回までに１２失点では、終盤の追い上げも焼け石に水。２試合連続２ケタ失点で、７月に続き８月も負け越し。先発陣の立て直しという夏休みの宿題には、まだ手もついていません。

　試合開始からわずか３０分。まだ日も暮れないうちに、東野が重い足取りでマウンドを下りていった。自己最短、１回０／３でのＫＯ劇。６失点は自己ワーストタイだ。「見ての通り甘いところに入ってしまいました」とうなだれた。

　先発投手の役目をまったく果たせない。初回に単打４本と死球を与えてたちまち３失点。２回には投手の村中をカウント２―０と追い込みながら結局歩かせ、青木と田中に連打を浴びた。失策絡みという不運はあったものの、「先発がゲームを作らないと苦しいですね」と原監督もあきれた様子だ。

東野、投手への四球で自滅…４戦４連敗 ― スポーツニッポン(gooニュース)

後半追い上げるも序盤の大量失点が響く ― 巨人軍公式サイト