アネッティワールド

日常の体験から・・・

石舞台古墳

2016年11月19日 00時38分39秒 | 奈良県

岡寺の駐車場に車を止めたまま歩いて石舞台まで行くことにしました

いつもは車での移動が中心ですが腰の状態もいいのでブラブラ散歩のつもりで歩きます。

車だと見過ごす風景もしっかりキャッチできて、

いいもんです。

歩道が無いので十分注意して前へ進みます。

ススキにも出会えます。

平日は900円

土日は1000円で自転車を貸し出ししているそうです。

所定場所なら乗り捨てもできます。

何十年ぶりの石舞台ですが記憶にありません。

大小30数個の花崗岩でできた石舞台古墳です。

左が77トン、右が64トン

総重量は約2300トンあります。

観光バス150台の重さです。

 

蘇我馬子の墓ではと言われていますが

クレーンも無い時代に組み立てた知恵と技術は素晴らしいです。

石同士で支え合って崩れずにあり続けるのもたいしたものです。

旅芸人の舞台になったとも言われています。

ベンチで一休みした後

ランチへ

その前に

季節外れのソフトクリーム

   

古代米でできたソフトクリームです。

7世紀に築造したと言われている石舞台古墳を見た後に

古代米のソフトも面白い組み合わせです。

 

来た道を歩いて駐車場へ向かうことに。

今日は時間が無いのでランチを済ませて帰りますが

地味ですがこの付近は面白いところがたくさんあるので

今度また時間を作ってゆっくり散策したいところでした。

 

 

 


日本最初の やくよけ霊場 岡寺

2016年11月18日 00時07分12秒 | 奈良県

紅葉の季節に一度くらいは紅葉狩りへと。

思いついたのが 奈良県明日香村の 岡寺 へ。

9時到着を目指して一時間前に家を出発しました。

 

予定通り9時に岡寺に近い駐車場へ一番乗りです。

誰も来てません。 左の売店からおじさんが出てきて「500円です」

駐車場代を払うと親切に案内してくれました。

この坂を上ると 「岡寺」です。

日本最初のやくよけ霊場 「岡寺」 正式名称は龍蓋寺(りゅうがいじ)と言うそうです。

紅葉の見頃もこれからのようですね。

わかりにくいですが樹齢500年の皐月です。

       

 

一本の木から見事な濃淡の演出です。 自然の不思議ですね。

  

緑・橙・赤 これもまた 趣を感じます。 いとをかし。

奥の院の 石窟 弥勒菩薩です。

 

 

   

 

 

撮影禁止の本堂には 「日本最大・最古の塑像観音像(粘土で作った観音さん)が鎮座しています。

綺麗な花だったので パシャ!  でも花の名前に疎いので わかりません。

   

帰りにちょっとレンズを変えて撮ってみました。

 

 一生の節目に当たる 厄年 

昔 前厄に大病したので それ以来信じるようになり

簡単な厄払いはするようになりました。

 

あと一回の大厄が残っていますが、何事も無いことを祈って手を合わせてきました。

 

山口県のブログ作成はお休みして

もう少し明日香村を ブラブラしてきます。


千畳敷・カントリーキッチン

2016年11月14日 00時03分40秒 | 山口県

まだ山口の旅は続きます。

仙崎の金子みすゞを名残惜しく後に

西へ向かいます。

大海原を眺めながら休憩しようと千畳敷へやってきました。

北長門海岸国定公園

草原から日本海を見渡せる景勝地と言うことで行ったのですが

どんよりとした天候で景勝地とはほど遠い所でした。

子供たちで賑わっていたのが、救われてたかな?

こんな風のきつい高台に 一件だけお店があるのです。

近づいて中を覗いてみます。

お客さんは誰もいません。

中に入ろうかどうしようか しばらく迷っていたのです。

旅行に来た時の一食はとても重要です。

できるだけ外したくはありません。

思い切って入ることに。

なかなか雰囲気のいい店内です。

日本海が一望できるんです。

お客さんはいませんが、四人ぐらいの従業員がいます。

           

 

「絶景を望む展望カフェ」

     

 

   

 

 カレーと ローストチキンが 人気のようです。

 

  

 ルーは黒目ですがそんなに辛くなくスパイシーなカレーです。

期待以上に美味しかったのでびっくりです。

 

続いて チキン

パリッパリに焼かれたチキンがなんとも香ばしくて

これまた 予想以上に美味しいんです。

    

 

これはラッキーでした。  

風力発電を設置するくらい強風の高台に

たった一件だけオープンしている「カントリーキッチン」

天気には恵まれませんでしたが

食事には恵まれて 旅の思い出の一コマを刻むことができました。

 

 

 


金子みすゞ 記念館

2016年11月11日 00時45分19秒 | 山口県

被写体としてではなく

今回の山口県旅行で一番感動したかも知れません。

いや、感動しました。

 秋吉台を足早に北上します。

長門市の仙崎へ。

道中記

道がよくて走りやすいです。

その上車も信号も少なくてスイスイ。

ナビ設定の7掛けの時間でどこにでも到着します。

このあたりの屋根瓦に注目すると

ピカピカに光った赤茶色の瓦がここかしこに。

瓦の名産地なのかな?と思って調べたら

石州瓦と言うそうです。

 

さてさて到着です。

壁一面に 「金子みすゞ」の写真が。

半月たった今でも

思い出すと グッと こみ上げてきます。

 

やまびこ

 

「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。

「ばか」っていうと
「ばか」っていう。

「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。

そうして、あとで
さみしくなって、

「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、
いいえ、だれでも

 

 

 東日本大震災後 ACジャパンで何度も流れてましたね。

 

素直で 可愛くて 可愛くて

たまらなくいい詩です。

26歳という短い人生。

どうして?

何があったの?

 

こんな可愛い詩を作ることができるのに

なぜ自らの命を・・・?

 

資料館で聞いてきました。  見てきました。      みすゞ通り

 

明治36年 ここ仙崎で生まれ女学校時代は成績優秀

二十歳で西条八十から「若き童謡詩人の巨星」と称賛され

二十三歳で結婚 出産 

二十六歳でこの世を去ります。

その短い作家時代に500以上の詩を作ったそうです。

生誕から二十六歳までの生涯を常設展示室で

ゆっくり読ませていただきました。

男運の無い女性だったのですね

 

九十歳を超えるひとり娘ふさえさんは今も

下関か門司で(忘れました)ご健在だそうです。

 

青い海が広がる港町で生まれ育ち

自然の素晴らしさを温かいまなざしで

多くの人に感銘を与えた金子みすゞ。

 

 

小学校の国語の教科書にも掲載しているので

思い出される方も多いのでは?

 

この後門司の喫茶店店主と「金子みすゞ」談義で盛り上がったのもいい思い出となりました。

 

こんなセットを買ってきました。

今夜は冷酒で詩集のおつまみです。

 

 

 

 

 

 


神秘の冒険 秋芳洞

2016年11月09日 00時02分02秒 | 山口県

     <秋芳洞>

8時半から入場できるので朝食も7時から。

その予定で起床したのですが

なんとこんな時に限って持病の腰痛が酷くなったのです。

 

自力で歩けない、カメラバッグも持てない。

 

えらいこっちゃ。 

杖が欲しかったんだけどそんなの用意してこなかったし

とにかくゆっくりストレッチで時間をかけてほぐしながら

ゆっくりゆっくりの動きです。(おじいちゃんみたいに・・・)

 

三脚の長さを調整して杖代わりです。

情けない格好をしながらホテルから鍾乳洞の入り口まで徒歩で

まだ誰も来ていません。

ここまで予定の3倍の時間かかってしまいました。

動くことで少しずつ筋肉もほぐれてきたようでトボトボながら前へ進みます。

痛いけど気持ちのいい朝です。

こんな被写体を目の前にすると

もう夢中です

何度も何度もシャッターを切りました。

入場して洞窟に入るまでで30分もかかり撮影です。(普通に歩けば5分かな)

 

いよいよ上りコースのスタートです。(下りコースを選択しなくて良かった)

いきなり空洞の広さに驚きです。

青天井です。

そして

洞内一の見所と言われる「百枚皿」です。

水に溶けた石灰成分が蓄積し段丘のようになっているんです

大小合わせて500枚を超えています。

 

「広庭・洞内富士」と言われる巨大石筍

天然の棚田、「千町田」

段々畑に水を張ったような景観です。

天井にぶら下がる

無数の傘  「傘づくし」 です。

2センチ成長するのに250年かかると言われている鍾乳石が垂れ下がっています。

冒険コースもあったのですが

1㎞の洞内を歩くのだけでやっとでした。

上りのコースで良かったです。

下りなら歩けなかったかも。

 

洞内からエレベーターで秋吉台に行けるのですが今回は断念。

 

この後 車で休憩し 今回一番感動した 長門市仙崎へ向かうことにしました。

さあ 仙崎で 何に出会えるのかな