被写体としてではなく
今回の山口県旅行で一番感動したかも知れません。
いや、感動しました。
秋吉台を足早に北上します。
長門市の仙崎へ。
道中記
道がよくて走りやすいです。
その上車も信号も少なくてスイスイ。
ナビ設定の7掛けの時間でどこにでも到着します。
このあたりの屋根瓦に注目すると
ピカピカに光った赤茶色の瓦がここかしこに。
瓦の名産地なのかな？と思って調べたら
石州瓦と言うそうです。
さてさて到着です。
壁一面に 「金子みすゞ」の写真が。
半月たった今でも
思い出すと グッと こみ上げてきます。
やまびこ
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと
「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、だれでも
東日本大震災後 ACジャパンで何度も流れてましたね。
素直で 可愛くて 可愛くて
たまらなくいい詩です。
26歳という短い人生。
どうして？
何があったの？
こんな可愛い詩を作ることができるのに
なぜ自らの命を・・・？
資料館で聞いてきました。 見てきました。 みすゞ通り
明治36年 ここ仙崎で生まれ女学校時代は成績優秀
二十歳で西条八十から「若き童謡詩人の巨星」と称賛され
二十三歳で結婚 出産
二十六歳でこの世を去ります。
その短い作家時代に500以上の詩を作ったそうです。
生誕から二十六歳までの生涯を常設展示室で
ゆっくり読ませていただきました。
男運の無い女性だったのですね
九十歳を超えるひとり娘ふさえさんは今も
下関か門司で（忘れました
）ご健在だそうです。
青い海が広がる港町で生まれ育ち
自然の素晴らしさを温かいまなざしで
多くの人に感銘を与えた金子みすゞ。
小学校の国語の教科書にも掲載しているので
思い出される方も多いのでは？
この後門司の喫茶店店主と「金子みすゞ」談義で盛り上がったのもいい思い出となりました。
こんなセットを買ってきました。
今夜は冷酒で詩集のおつまみです。
彼女の成績のみならず、人間性にも多くの学友たちが
高い評価をしていたことをここで知りました
悔やまれる人生です
シャッター速度設定について、
お手持ちのEOS 6Dはかなり軽く、低速度設定しづらいと思います
私もD800E+58mm/F1.4だと軽いので1/30あたりが限界ですが
D5+24-70mm/F2.8だと重いので安定し、1/15あたりまで落とせることがあります
短い生涯で全て使い切ってしまったのかな。
もっと小出しにしてたら
人生が長かったのかな？
娘がいながら自らの命を絶つんだから
よほどだったんでしょうね。
自分の母親に育ててもらえただけ
良かったかもしれませんね。
重いカメラだと安定していて
手持ちでもスローシャッターが切れるんですね。
なるほどね。
それにしても機材のレベルが違いましたね
彼女の出会いは極端過ぎたんでしょうね。
誰と出会うかが大切なんでしょう。
残した作品が
後世にいつまでも残る…
何一つ後に残すことなく
無為に長生きするよりも
素晴らしい人生なのでしょう。
才能も何もない私は
それでも長生きしたいです。
私も大好きで、もうずいぶん前にここを訪れました。
NHKで、（金子みすず特集）的な番組をしてて、是非行ってみたいと思い、
友人との旅行先を山口方面にしたのです。
阪神大震災の後でも、一切のCMをカットし、あの頃もみすずさんの詩がよく流れましたね。
（みんな違って みんないい）もみすずさんの残された含蓄ある言葉ですね。
「見頃近し」「見頃」の
ネット情報は嘘でした。
まだまだ見頃には程遠く
残念でなりません(T_T)
「みんな違って みんないい」
これも良かったですね。
行間を読む訓練を小中学校でも
盛んになればいいんだけどね。
月末まで待って欲しいです。
月末なれば時間作れるので
紅葉狩りへ行きたいです。
いい天気の週末でした。
昨日は一日外に出て
今日はのんびりしています。
いい週末ですねぇ(*^_^*)