関西では聞いたことのないラーメン屋です。
ラーメン一杯390円。
餃子六個210円。
餃子一日27万個.(このフレーズ関西では王将チェーンで有名です)
10日に一店舗の割合で出店している驚くべきチェーン店です。
首都圏に325店舗だそうです。
年商320億。
そんな店を一代で築いた73歳の男、神田正氏。
最近の外食産業で安くて流行っている店は必ずといって何処かに皺寄せが来てますよね。
品質だったり、従業員をこき使ってたり。(サービス残業)
ところがこの日高屋は!と言うか、神田会長さんはちょっと驚きます!
感動します。
村一番の貧乏な家で生まれ育ち、十五で働き何カ所も職場を転々とし
あるラーメン屋に出合い32歳で独立。(大宮で)
普通の味のラーメンだから飽きがこなくファンを増やしたと言う。
確かにこってりだの、濃厚ならーめんは美味しいけど、毎週はきついですよね。
日高屋はすべて駅前で、1階で、昔の屋台の延長のコンセプトだそうです。
1店舗出店に4000万の投資。だからすべて自分で物件を決めるそうです。
それは楽しいのもあるけど、そんな大きなリスクを社員にさせることが気の毒すぎるからだそうです。
出勤も東証一部上場時も電車を使い、貧乏で育ったゆえにお金の使い方も知らず、
ただただ従業員に感謝し、使うんだったら従業員のために使うそうです。
だからパートさんの勤続年数も半端なく長いし、社員の勤続年数も20年、30年。
定年近くなるとラーメン屋で重いフライパンを振るのはきついと思うと
その方たちのために、焼き鳥屋を展開してあげて今までのスキルを生かしてあげる。
「一生貧乏の精神のままで死ねたら幸せ」と言う神田会長。
ブラック企業と言う言葉が生まれて久しい今の時代にこんな従業員を思って
頑張っている神田会長に惚れてしまいます。
東京行くときは絶対食べに行くぞ
カンブリア宮殿で放送されていた内容ですが、
神田会長の言葉に、村上龍さんはじめスタッフ一同スタジオが感動で何度も静まり返ったそうです。
働くならこんな会社で、事業するならこんな会社を
最後は人柄ですね。
「早くエリザベスカラー取れて散歩したいな」と 外を羨ましそうに見つめるレオくんです。
金の亡者の匂いがすると、応援もしたくないものです。
レオちゃん、食欲は戻りましたか?早くエリザベスが取れるとイイですね。
普通の味のラーメンでも食べてみたくなります。
同じパートならこんな経営者の下で働いてほしいものです。
レオの食欲がすごくて太らないように気をつけます。