卯之町での最後の観光地は開明学校と米博物館です。
この日は春の嵐で傘が一度に2本もバラバラにされました。
明治15年に町民の寄付により建築された小学校です。
文明開化に近づこうとする
当時の町民の情熱が感じられます。
事前予約をすれば袴姿の先生が明治の授業が体験できるそうです。
ここから車で5分の所に
米博物館がありました。
旧宇和町小学校校舎を活用して
愛媛県有数の米どころとして紹介しています。
もう一つの顔として
柱のない109メートル長い廊下が有名です。
この廊下を活用してぞうきんがけレースが行われています。
この日も1回200円で挑戦している子供がいました。
濡れぞうきんがけレースと
乾いたぞうきんがけレースの記録が掲示板に載っていますが
驚きのタイムですね
今の自分では普通に走っても勝てないタイムでした。
乾いたぞうきんはこのタイムより4秒早かったですね。
そのほかに面白い資料として
米一俵の価格の変遷が掲示されていました。(60kg)
田中内閣の時に初めて1万円を超え
昭和最高値で18600円 昭和59~61年(現30~32歳の方が生まれたころが一番高かったんですね)
昭和40年で6308円
昭和35年で4117円
昭和30年で3902円
昭和25年で2064円
昭和20年でたったの60円
昭和19年は18円80銭
昭和10年で10円90銭
このブログを見ていただいている方のほとんどが
この年代に生まれ育ったことでしょうね。
(平成に入って13年が2万千円超えました)
米の価格がその当時の経済状況を反映されているのでしょうが
随分操作されていたのでしょうね。
(TPPでこの価格が半分くらいになると農家はどうなるんでしょうね)
米食からパン食へ移って米離れが勢いづいていますが
健康面からも自給率を上げる面からも
そしてブランド米が輸出ができるくらい
米が発展していって欲しいものです。