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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

12/10。アトリ群飛。

2009年12月10日 | Weblog
 この時期にしては暖かい。みどりのリズムで 「キョキョ」 と鳴き交わしながら飛ぶ50羽+のアトリの群れに合う。
 アトリは群れることで知られる。「集まる鳥でアトリ」 との説もある。かつて兵庫県と岐阜県へアトリの巨大群を見に行ったことがある。数十万から百数十万羽。とんでもない数のアトリ。山全体がアトリに覆われている。
 群れが黒い雲のかたまりになって飛び回ると、タカが集まって来る。ハヤブサが羽をたたんで時速180キロ200キロと言われるスピードで群れに突っ込む。瞬間、群れは二つに分かれる。
 岐阜では、落ちてきたアトリを手にした。背中から上尾筒にかけて出血。ハヤブサの鋭い爪の一撃で即死だったのだろう。つかみ損ねて落ちてきた。
 手の中で暖かいアトリ。可愛そうだが自然の摂理。人が地球に現れるずーと以前の、1億数千万年前からそうして生きてきた。わずか数百万年の人が口出しできるレベルじゃない。鳥と人ではケタが違う。

 一通り回っても、ツグミが少ないなぁと西の丸庭園にはいると・・・芝生の上にツグミ、ツグミ、ツグミ。ざっと50羽を超えるツグミがいる。ほかに木にもツグミがたくさん。
 見られなくなって心配していたヨシガモ、今日は内堀の東部に1羽、♀型だ。セグロカモメは南外堀に着水1羽、北外堀から第二寝屋川で飛翔1羽。
 ボートの影響か?カモやや少ない。今日のカモ数ベスト5。①ヒドリガモ81羽、②キンクロハジロ32羽、③オカヨシガモ31羽、④ハシビロガモ29羽、⑤ホシハジロ23羽。
 
●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、ウグイス、カワラヒワ、シジュウカラ、アトリ、シロハラ、ジョウビタキ、メジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 バン、ヨシガモ、ハクセキレイ、ヒドリガモ、カワウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、セグロカモメ、カイツブリ、コサギ、アオサギ、マガモ、キセキレイ、オオバン、ハシビロガモ、ユリカモメ。 


12/9。ツグミ 接近遭遇。

2009年12月09日 | Weblog
 今朝城南地区でツグミと接近遭遇した。南外堀沿いの東端の藤棚付近。
 いつものように堀の方を見たり、南のビル屋上を見たりして歩いていると、左の視野の端に動くものあり。顔を向けると 「ツグミ」 距離は3メートルを超えたくらい。すぐ目の前。彼も(?)一瞬驚いた顔で目と目が合う。先に視線を外したのは彼の方だった。
 私を無視して地面に目を向ける。餌探しに忙しいといった感じ。例年こんなツグミを見るのは年が明けて春が近づいてからだ。

 バン、オオバン滞在中。南外堀でカワセミ2羽。セグロカモメ南外堀着水。東外堀カイツブリ3羽。東外堀マガモ♂2♀1。ヨシガモ今日も見当たらず。
 昨日、市民の森でマヒワを見たとの話を耳にするが・・・。
 
●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ウグイス、カワラヒワ、メジロ、アトリ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 バン、ハクセキレイ、セグロカモメ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、カワウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワセミ、ササゴイ、コサギ、アオサギ、スズガモ、コガモ、マガモ、カイツブリ、オオバン、オカヨシガモ、ユリカモメ。


12/8。人工川と東外堀のコサギは同一個体か?

2009年12月08日 | Weblog
 この時期にしては暖かい。大手前で南外堀を見ていたら突然、「あの色が変わっている所まで水があるのか?」と声をかけられた。
 今の水位より5mほど上の石垣にはっきりと線が出来ている。かつて人工川から流れ込む土管に、ササゴイがよくとまっていた。「大阪城でササゴイを見るなら南外堀の土管の上!」が普通だった。
 当時は普通にその高さまで水があった。水位が上がった時はその土管さえ見えない事があったほど。ここ数年水位がかなり下がっている。

 西の丸庭園にツグミが多い。地面に降りているものもよく目に付く。しかし警戒心はまだ強くてすぐに飛び上がる。ウグイス笹鳴き各所で6羽。音楽堂西側上でアキニレにアトリとカワラヒワが混じって採餌。市民の森ではアトリが木の股に溜まった水を飲む。 
 オカヨシガモは内堀と北外堀の計42羽。バン、オオバン越冬中。内堀にボートが入って、カモたちが一斉に飛び立つ。ヨシガモが見当たらない・・・。

 よく人工川と東外堀で見られるコサギが、同一個体かどうか気になっていた。先日ひでキングが、人工川の個体は、足指に黒い斑点があるのを見つけたと話していた。
 今朝は東外堀の個体が、青屋門付近で近くに来ているので、足指をよく見ると、右第四趾(外趾)の付け根付近に黒い点がある!
 次回人工川で見かけたときに、位置や大きさなど詳しく観察してみよう。疑問に思っていた事がひとつ解決するかも知れない。

●今日の観察種。情報含む。
 ウグイス、カワラヒワ、ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、コゲラ、アトリ、メジロ、ジョウビタキ、シメ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 オカヨシガモ、バン、カワウ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、ササゴイ、アオサギ、コサギ、マガモ、コガモ、キセキレイ、ゴイサギ、カイツブリ。 

12/6。小春日和。

2009年12月06日 | Weblog
 朝は少し冷えるも日が上がると暖かい。鳥見には楽でありがたい。昨日は糖尿病の検診に出かける。毎年春秋に受信しているが遅れて12月になてしまった。
 結果は一週間後。歳とともに健康に関心が強くなる。かと言って酒を減らす訳でもなく・・・い加減なもんだ。そのうち厳しい宣告をされて後悔するんだろ。

 南外堀にセグロカモメ1羽着水。ヨシガモが3羽すべて♀型。オカヨシガモが5羽。カイツブリ2羽。ササゴイ1羽。ほかにキンクロハジロやヒドリガモなど。東外堀にはヨシガモは見当たらず。変なスズガモ1羽。バン、オオバンは変わらず。北外堀にはオカヨシガモ31羽。アトリ市民の森に15羽+ほか。
 冬は山野の鳥より水辺の鳥の方が多くなる。

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、ジョウビタキ、ウグイス、メジロ、シジュウカラ、カワラヒワ、アトリ、シロハラ、エナガ、コゲラ、シメ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 バン、カワウ、ハシビロガモ、セグロカモメ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、コサギ、キセキレイ、ハクセキレイ、コガモ、ヒドリガモ、ササゴイ、ヨシガモ、マガモ、スズガモ、オオバン、ユリカモメ。
 
 
 

12/4。大阪城名物 冬のササゴイ。

2009年12月04日 | Weblog
 今年は暖冬だそうだ。確かに今のところ12月に入っても完全防寒スタイルじゃない。私には一つの基準があって、その日の最高気温が10度を切ると寒い!。対応しようとなる。
 最近の最高気温は13~16度くらい。まだ大丈夫。早朝のみ7度くらいになるが歩いている間に暖まってくる。

 オオタカについてコメントをいただき、今期は成鳥以外に褐色で胸に縦斑のある若い個体も飛来した事が分かった。
 もともと大阪城公園でのオオタカの記録に成鳥は少なく、大部分が若い個体だ。現在見られる成鳥は、ここ数年前から飛来する同一の個体だと判断している。この個体が来なくなったら、多分以前のように若い個体しか観察できなくなるのではないだろうか。この成鳥は非常に貴重だ。

 東外堀のヨシガモ♂2羽と♀型1羽。堀の一番奥にいるが、今朝は南へどんどん移動している。南の端まで行けば近くなる。
 よしよし。と心の中で声をかけながら一緒に歩く。かなり近くなって細部も見える。顔に緑色が出たのが2羽、変わらないのが1羽。
 しかし♂2羽の三列風切を比較すると違う。明らかに違う。1羽は♀のよう。もし顔に緑色が出ていなかったら♀としたかも知れない。

 一般的に図鑑はすべて正しいと思いがちだが、少なくとも鳥類の図鑑はそうではない。図鑑はその著者の考え方なので、解説が違う事もある。バーダーになって10年もすれば疑問を感じ始めることもあるだろう。
 当初は一冊の図鑑で勉強しても、その後は多くの図鑑で比較する事が必要。少なくとも成幼・夏冬羽だけでなく、換羽の各段階やエクリプスから繁殖羽への段階など詳しく分かる図鑑が欲しい。
 また、新しい知見を得るため。種々の野鳥団体に所属して最新の情報を得る事も必要。これらの努力をしながら、最後は自分の判断になる。
 結論として机上ではだめ。フィールドワーク。どれだけ多く自分の目で見たか!これに尽きる。
 ここまでは分かるようになった。しかし、情けないかな・・。その先に進めない。まぁこんな感じで鳥見人生が終わりそう。

 バン、オオバンは変わらず。南外堀でセグロカモメ2羽が飛翔。その後1羽が着水している。着水した奴を撮影する。足はピンク色。
 ササゴイは南外堀に1羽。いつもの辺り。基本的にはオオルリやサンコウチョウなどと同じ夏鳥。しかし西日本では越冬個体が増えて、この時期でも見られるのが多くなった。
 その中でも大阪城公園ではほぼ確実に見る事ができる。冬のササゴイは大阪城名物と言える。
 内堀にボート2隻が入ってカモたちが一斉に飛び立つ。今日のカモベスト3。①ヒドリガモ92羽、②キンクロハジロ59羽、③ハシビロガモ37羽。

●今日の観察種。情報含む。
 ウグイス、ツグミ、シジュウカラ、カワラヒワ、メジロ、シロハラ、ジョウビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 バン、ハクセキレイ、カワウ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、コサギ、コガモ、カイツブリ、ササゴイ、ヨシガモ、マガモ、スズガモ、オオバン、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ユリカモメ。 

 
 


 



12/2。美しいオオタカ飛ぶ。

2009年12月02日 | Weblog
 12月だというのにこの暖かさ。ニット帽を被り始めたが、歩き回っていると頭に汗をかく。歩く速度が速いから余計に汗をかく。
 以前、宮崎県の鳥友が出張のついでに立ち寄った時、大阪城公園駅近くの喫茶店に向かったが、席に腰を下ろして開口一番 「速歩バーディング?」 みたいな事を言われた。鳥見でこんな早足の人に会った事はない・・・との顔をして。大阪人そのもの 「いらち」が治らない。
 もっともその時私は喫茶店に向かう足取り、彼は一緒に鳥見で歩いているつもりだったようだ。

 蓮如前の内堀でいつものバンを探しているとヨシガモがいる。緑が出ている奴と♀タイプ2羽の計3羽。新しく飛来したのかと思いきや、いつも居る東外堀に1羽も見られず今日はこれだけ。
 後のは鶴見緑地にいるのではないか?そんな気がする。私の推測だがカモは鶴見緑地と大阪城公園を自由に行き来している。行き来と言うより、夜間採餌に出かけて、さあ!今日はどっちに帰ろうかな?。本宅大阪城公園にしようか、妾宅鶴見緑地にしようか?みたいな感じ。

 梅林南東でカワラヒワ6羽群、見やすい枝なのでじっくり観察すると冬鳥の亜種オオカワラヒワでなく亜種カワラヒワのようだ。
 南外堀のセグロカモメ着水。目が合う。いャーやっぱりきつい眼つきの顔。どう見てもおっさん。足の色は肌色。
 城南地区の人工川で久しぶりにカワセミに合う。以前は冬期間はこの場所で毎回見られたんだが。カイツブリは南外堀2羽と東外堀2羽の4羽。バン、オオバンともに越冬中。
 
 本丸元博物館裏でオオタカがカラス数羽を従えて飛ぶ。黒いカラスの中で白が目立つ。いつも書いているが、タカの中でオオタカが一番好き。特に成鳥は美しく気品がある。ハイチュウやマダチュウも人気があるが、私はやっぱりオオタカ。
 西の丸庭園で出会った人に、一昨日鶴見緑地で撮影したと、枝にとまったオオタカの写真を見せてもらう。美しい成鳥だ。今日の個体と同じかもしれない。
 
●今日の観察種。情報含む。
 カワラヒワ、ジョウビタキ、ウグイス、ツグミ、メジロ、アトリ、シロハラ、オオタカ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ハクセキレイ、コガモ、バン、カワウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、カワセミ、ササゴイ、カイツブリ、マガモ、ゴイサギ、オオバン、カルガモ、オカヨシガモ、ユリカモメ。 

 






12/1。師走

2009年12月01日 | Weblog
 小春日和。師走に入ったというのにこの暖かさ。東外堀沿いの青屋門付近で、過日から桜が咲いている。 「10月ザクラ」との木札が下がっている。ソメイヨシノの狂い咲きで10月に開いたのでそう呼んでいる程度の理解をしていた。
 グーグルで検索すると。意外。あった。そういう桜があったんだ。この時期に咲く品種があって、まとめて冬桜と呼ばれているらしい。 「季節外れの桜」と言われるのはジュウガツザクラが多いとある。
 そうだったのか!面白いなぁー。知らない事を知る楽しみ。 子供の頃にこの楽しさに気付いておれば今頃は・・。でもダメだ!。途中に障害が多すぎる。異性、酒、賭け事・・・・。やっぱり俺はこのくらいで良。この歳になっても日々充実している。いつも先に楽しみが待っているから、いうことなし。これでいい!

 大手前の芝生にツグミが2羽、胸を反らして立っている。堀にカモが休んでいるように、冬になるとこれが普通に落ち着く景色。城南地区でも1羽地上で観察。
 南外堀の玉造口付近で、カワセミ♂が捕った魚を飲み込むのに苦労している。そんなに大きな魚じゃない。カワセミの全長からすると8センチ程度の細い魚だが。その後東外堀で声のみ、北外堀でも1羽観察。
 東外堀のヨシガモ、1羽はかなり換羽が進んでいる。もう少しでナポレオン帽子が見られる。♂3と♀と思われる1羽の計4羽確認。オオバン、バン滞在中。
 昨日のようにとアオバト少し期待したが・・・そうはいかない。一生目にすることはないかも知れない。

●今日の観察種。情報含む。
 コゲラ、メジロ、ツグミ、ウグイス、ジョウビタキ、シジュウカラ、シロハラ、カワラヒワ、アトリ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 バン、ハクセキレイ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、ハシビロガモ、ササゴイ、カワセミ、コサギ、キセキレイ、ヨシガモ、アオサギ、カイツブリ、オオバン、オカヨシガモ、ユリカモメ。