今朝はバーダー一人にも出会わなかった。これからそんな日が多くなり、真夏は散歩の人も少なくなる。天守閣前のラジオ体操の参加者も、厳しく冷え込む真冬よりも、真夏の方が少ないように思う。
しかし、鳥がいない事の確認も記録なので、間隔は空くが大阪城公園へ通い続けるのはこれまでと同じ。
思い出せば1993年5月29日の事。バーダーは誰もいない。もちろんカメラマンも。まだデジタルカメラもない時代で、もともと写真を撮る人も少なく、大阪城公園に鳥見に来る人も少なかった。まして5月下旬になると誰もいない。
博物館裏を歩いている時に、梅林方向から変な声が聞こえる。聞いた事がない声だ。桜門から出て梅林南側上桜広場に着くと猫の声。しかも繁殖期によく聞くあの「ギャー・ギャー・ミャー」といった声。
何だろうと植込みの中を探すが猫はいない。声は茂った高いヤナギの中から聞こえる。なぜそんな所に猫が?と。
突然、これまで耳にした事がないような、軽快で美しい鳴き声が聞こえると鳥が飛び出した。
双眼鏡で黄色い鳥をとらえたと同時に、一緒にいた娘が「コウライウグイス!」と叫ぶ。「ドキッ!ドキドキ」心臓が激しく鼓動する。
結局、このコウライウグイスは、大阪府内で307番目の初記録の種となった。
5月下旬に新緑の中を一人歩いていると、16年経った今でも、あの日の出来事が昨日のように思い出される。
●今日の観察種。
アカハラ、シジュウカラ、カワウ、ササゴイ、メジロ、アオサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コアジサシ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
しかし、鳥がいない事の確認も記録なので、間隔は空くが大阪城公園へ通い続けるのはこれまでと同じ。
思い出せば1993年5月29日の事。バーダーは誰もいない。もちろんカメラマンも。まだデジタルカメラもない時代で、もともと写真を撮る人も少なく、大阪城公園に鳥見に来る人も少なかった。まして5月下旬になると誰もいない。
博物館裏を歩いている時に、梅林方向から変な声が聞こえる。聞いた事がない声だ。桜門から出て梅林南側上桜広場に着くと猫の声。しかも繁殖期によく聞くあの「ギャー・ギャー・ミャー」といった声。
何だろうと植込みの中を探すが猫はいない。声は茂った高いヤナギの中から聞こえる。なぜそんな所に猫が?と。
突然、これまで耳にした事がないような、軽快で美しい鳴き声が聞こえると鳥が飛び出した。
双眼鏡で黄色い鳥をとらえたと同時に、一緒にいた娘が「コウライウグイス!」と叫ぶ。「ドキッ!ドキドキ」心臓が激しく鼓動する。
結局、このコウライウグイスは、大阪府内で307番目の初記録の種となった。
5月下旬に新緑の中を一人歩いていると、16年経った今でも、あの日の出来事が昨日のように思い出される。
●今日の観察種。
アカハラ、シジュウカラ、カワウ、ササゴイ、メジロ、アオサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コアジサシ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。