横浜田舎物語

サザン、サッカー、ロードバイク
エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

一昨日のことですが

2010-07-13 | 自転車
久しぶりに遠出しました

と、いっても最初から決めていたわけでもなく、おかげでペースが乱れて散々な目に
文句を言っても結局一人では何もできないので・・・

雨がいつ降り出すかわからない空模様だったので、「そんなに遠くには行かれないね」
と言いながら家を出ました。

それでも江の島じゃ近すぎるからせめて大磯まで、の、つもりでいました、私は

大磯までは30km、1時間半ほどで着きますから、
<少し早いけど着いたら漁港の店で”生しらす丼”を食べよう>
そう言ったはずなのに

134号線茅ヶ崎あたりではかなり頑張ってしまいました。
思ったより車も少なかったし、風も幸いして順調に進み、新湘南大橋を渡ると
そこから大磯までは5kmくらい

初めて行った時は、こんな遠くまで来てしまったと感動しましたが
それから何度も行くうちに、大磯は程よい距離となり(江の島ほど近くはないので)
改めて身構えなくても気軽に行ける目的地になりました。

大磯高校が右に見えるころ道が二股に分かれます。

まっすぐ進むと近頃無料になった”西湘バイパス”につながります。
左の一車線道路は大磯駅につながる一般道。
当然自転車は駅方面にですが、バイパスの下を抜けると、そこが大磯漁港

当然、そこが終点と思ってましたから気持ち的にも<やれやれ着いたわ>となるわけです。

ところが一向に止まる気配がない、どころか振り向きもせずさっさと先に行ってしまう。

「ねえ どこまで行くの~」叫んでも返事無し

スポーツ選手ではないけれど、いわゆるモチベーションというものが急激に低下してきます。
もう気分も悪くなり、走る意欲もなくなり・・・

しばらくしてようやく私が付いてきてないことに気づいたらしく

「小田原まで行こうと思ったけどやめておく?」

「だったらはじめからそう言いなさいよ

喧嘩する意欲も失せていたので、とにかく一度休憩を、コンビニに寄りました。

家から持ってきた500mlはすでに飲み干してしまってたし、体の中から冷やそうと
アイスキャンディを買って・・すると嘘のように復活

我ながらすごい!

実は違うのです。

小田原に行くための理由付けをしたので

<おいしいうなぎの店を見つけたと言ってたから、そこに行く
もちろん自分の中で思っていただけです

行ってしまえばこっちのもんさ、とばかり

大磯から小田原までは20kmです。

う回路も何もないので国道1号線、そうです、お正月の箱根駅伝のコースを走るしかないのです。
目の前に餌を釣られるほどおいしい話はありません。

と、その前に、少し教養を高めましょう

名所を訪ねます。

古稀庵



こちらはかの山縣有朋の小田原別荘です。

名称の通り、有朋公の70歳を記念して造られたもの
4月に行った京都の”無鄰菴”もそうでしたね。

次に向かったのは【松永記念館

こちらはまったく知らなかったのですが、<電力王>と言われた松永安左ヱ門が
自身の収集した古美術品を一般に公開するために造られた建物だそうです。





そして、ようやくありつけました。

目の前の餌




小田原城近くにある【柏又】

柔らかくて脂ののりもちょうどよくたいへんけっこうなお味でした。

帰り、やっぱり降ってきました

とにかく一刻も早く帰らなくちゃ  ノンストップで約2時間半走り続けました。
たいした降りじゃなくてよかった

思い返せば自転車に乗り始めたころは家から平塚までがやっとでした。
小田原にも行きましたが、それは平塚まで車で行って、そこからの出発でした。
それから大磯まで距離を延ばし、今は小田原まで、案外平気で往復できるようになりました。

我ながらあっぱれかな、なんて思ってます
年が年ですしね、もっと若い時からやってればまた違っていたかもですが

そう”柏又”の店の方に帰りがけ「これから山登り?」と聞かれました。

小田原から箱根までたった6kmしかありません。
しかしその6kmが半端な坂ではないことは周知の事実です。

この山を登りきって、下ってそこから静岡の実家に行けたら・・なんてことは
夢のまた夢ですけど、まあ一生無理でしょうね

ってことで、コースはコチラ


走行距離  97.07km

Av      22.5km

Max     42.4km  でした。

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小田原まで・・・・ (bonji)
2010-07-14 00:41:19
やりますね、
想像がつきません・・・・
車の距離的な事しかわかりません、
でも「柏又」は何回か行きました。
老舗ですね、その頃は古い造りでしたが、
今はどうなんでしょう?
箱根の行きや帰りに、
あと良く行った小田原の「このみ」
というレストランはまだあるかしら?
父のお気に入りでした。

でもさくらえびさん凄いな!
夫婦で一緒の趣味を持つ事は
こんなに素敵な事なんですね、
いいな~ぁ!
ひとりのお気楽生活だと、
身体がなまりますよ!

           bonji
返信する
bonjiさん (さくらえび)
2010-07-14 09:29:32
ねえ、我ながらびっくりですよ(笑)
始めたころはここまで走れるようになるなんて
思ってもみませんでした。

夫は普通の旅行もしたいみたいなんですけど
普通の旅行は友人たちと行くからいいんです。

だって、いつ足の自由が無くなるかわからないのに
年寄旅行みたいなことやってられない・・なんちゃって

“柏又”は多分昔のままです。
横には料亭みたいなのがありましたから

満席でしたよ。 おいしかったあ
普通の店よりお値段もそれなりですけどね
夫は1度たべているんだから”きじ丼”にすればよかったのにねえ
返信する
本当にすごいっ!! (ウサコ)
2010-07-14 09:57:27
私にしてみれば。小田原までで行くなんて考えられなぁ~い!!

エネルギッシュなさくらえびさん、すごすぎですっ!!

だんな様と一緒だから安心して走れますね。

仲良く走って、おいしいもの食べて、うらやましい。

私も子供が独立したらパパと一緒に何かやるのかな?
いや、やらないような気がする…。

これからも仲良く走りを楽しんでくださいね~!
私も行った気になってブログ楽しませていただきま~す。
返信する
想像もできませ~ん。 (akkomam)
2010-07-14 12:15:44

  箱根などへ車でいくあの海岸通りを走っているのですよね、
 夫君の先導があったればこそではなく、鰻!で走れる根性は
 素晴らしい!!の言葉だけです。

 共通の趣味のよさはこういうところにあるんですね、
 いつまでも、元気でお二人で走られ、ロードバイク地図を
 書き換えて距離を延ばしてくださいね。

 私はここから、応援していま~す。
返信する
わかります (ねこのみーすけ)
2010-07-14 15:58:06
>スポーツ選手ではないけれど、いわゆるモチベーションというものが急激に低下してきます。
もう気分も悪くなり、走る意欲もなくなり・・・

しばらくしてようやく私が付いてきてないことに気づいたらしく

「小田原まで行こうと思ったけどやめておく?」

「だったらはじめからそう言いなさいよ」



ここのくだり、すごーくよくわかります
なんだか私までモヤモヤした気分で読ませていただきました(笑)

そしてその後のウナギの部分、
こちらもまた分かりすぎる位わかる
だからさくらえびさんが大好きです

返信する
凄すぎるぅ (うさ)
2010-07-14 18:07:17
体を動かすのが苦手な私には
想像もつかないのですが。。
季節を感じ汗も心地良いのでしょうね
  
何とかは足からですよね  私も
何かやらねば。。。  
返信する
こんなとこ見つけたのよ (bonji)
2010-07-14 21:09:25

 チョット興味あるのよ、

 お店よりオーナーちゃんに


   http://cafestar.blog117.fc2.com/


         bonji
返信する
ウサコさん (さくらえび)
2010-07-14 22:53:18
仲良く?ってのはどうかわかりませんが
子供も育って、孫も育って
まだ少し体力が残っていたので
やっているようなものです。

ウサコさんのところはまだまだこれから
息子さんたちが巣立ってからが夫婦の真価が
問われる時ですよ
頑張ってくださいね
返信する
akkomamさん (さくらえび)
2010-07-14 22:58:36
自転車は風向きさえよければどこまでも走れます。
普通の方(定義がわかりませんが)でもロードバイクに乗ってしまえば
楽々なんですけどね

ママチャリでこの距離はとても無理ですけど
すべてはロードバイクの威力のおかげです。

80歳を過ぎても乗ってる方もいます。
いつまでやれるかわからないですけど
細く長く続けていけたらと思っているのですが
返信する
みーすけ先生 (さくらえび)
2010-07-14 23:02:07
いつもこの調子なんです。

わかっているつもりなんですけど
すぐハマってしまうんですね。
40年も一緒にいてまだ読めない自分に
腹が立ちます。

ですからなにごともポジティブに考えませんとね
とりあえず、食べ物を目の前にぶら下げるのが
一番です(笑)
返信する

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