ああ！首里城が・・

朝からトップニュースは”世界遺産首里城火災”

いつもなら寝起きに必ずネットニュースを確認するのに、今朝に限ってそれをしなかった。

夫から知らされたときは「また冗談を、何言ってんのよ」が最初出た言葉でした。

しかし、慌てて点けたテレビからはリアルタイムの火災現場が映し出されていました。

言葉を失うとはこのこと、頭の中は首里城のあの道、あの建物、あの展示物・・

すべてが目の前で消えて行ってる・・・

沖縄には２度行きましたが、目的が慶良間の海に潜ることだったので
沖縄観光はほとんどしてません。

その中で、首里城は３度も行ったお気に入りの場所でした。

１度はレンタカーを自分で運転して行きました。

初めての道、孫を助手席に乗せて嘉手納基地の前も通り緊張したことを覚えています。

最初の年は守礼の門が工事中、翌年にはそれもあって行くことになりましたが
きれいにお色直しされた門を見たときは感動しました。

首里城はその歴史からも日本中の様々な城とは違って
琉球文化独特の雰囲気が外国に来たかと思わせてくれるものでした。

沖縄に行ったら絶対行こうと決めていた場所でもありました。

”沖縄時間”というなんともゆったりとしたのどかな穏やかな空気が流れていて
沖縄と言ったら青い海と首里城という印象が残ったくらいです。

たった数回行ったきりの私でもかなりのショックです、地元の皆さんの心境は如何ばかりか・・

インタビューに答えていた年配の女性、涙ぐんでいました。

原因調査はこれからなのでしょうが、それが何であれ首里城が消えてしまったことに変わりはありません。

太平洋戦争の末期沖縄戦で１度焼失しましたが、１９９２年、平成に入ってからですね。
ようやく今の形に復元されたのです。

大きな大きな損失です。

また復元と言っても、どれだけの年月と費用が掛かるのでしょう。

おそらく我々世代が生きているうちは無理でしょう。

できることなら、せめて再建が始まるという朗報だけでも聞きたいものです。

守礼門、歓会門をくぐって正殿前広場に続く緩やかな坂道を懐かしく思い出しています。



２００７年１０月撮影

皆さんにとってそれは当たり前のこと

昨日の日曜日、前日土曜参観で休みを取った娘
振替出勤日だったので１日ちび孫と一緒でした。

二人でバスに乗りました。

神奈中バスは土、日、祭日、小学生は一律５０円です。

市営地下鉄もてっきりそうかと思ったら夏休みとか長い休みの時だけなんですって

ばーばは敬老パスがあるのですべて無料です。

日曜日の昼下がり、いつもなら必ず座れるのに混んでいます。
しかたなく手すりにつかまって発車

次の停留所は駅前、歩いたって５分なのに・・

駅前だから大勢降りるかと思いきや、ほとんど動きがない、けど、
目の前のおばさまが立ち上がりました。

ラッキー！とばかり座らせていただく、もちろん孫は立ってます。
子供は健康のために、体づくりのために立たせた方がいいというのが持論ですから
体幹を鍛えられますからね。

その時です。

降りた人数より多かった乗った人数、その中に杖を持った、多分同い年くらいの女性が
見回していましたがとても座れそうもなく、立ったままです。

一瞬考えましたが、どんな症状で杖を持っているのかわからないけど
どこかが不自由なのでしょう。

立ち上がって声を掛けました。

お礼を言われて素直に座ってくれた。
ここで結構ですなんて言われたら、譲ったほうががっかりしますからね。

何度も申し訳ないと言われて、聞いてもいないのに病状とその原因まで話されました。

「それは大変でしたね」と言うしかないのですが、譲ってもらった言い訳なのか
いや、きっとうれしかったのでしょう。

私だってすごくつらかった時譲ってもらったらどんなにうれしかったか・・

まあ、ほとんど替わってくれる人はいませんでしたけどね。

まだ若かったせいもあるでしょうけど、松葉杖の時でも残念でした。

そういう経験をしているので、お年寄りや多少若くても杖を持っている人を見ると
黙ってはいられないのです。

昨日が初めてではないけど、手術して５年が過ぎてもう当たり前のように
立っているのが大変そうな人を見つけると席を譲る・・うれしい事です。

皆さんにとってそれは当たり前のことなんですけどね。
そうしたくてもできなかった、自分のことで精一杯でしたから

バスを降りて信号が点滅しそうなので走ったら
「ばーば、走っても大丈夫なの？」と心配してくれる孫

走るったって小走りですけど、最近ではちょこちょここういう場面が出てきます。

そして「ばーば、知らない人なのにお友達みたいに話してたね」

孫にとったら不思議なんでしょうね。

「あのおばちゃん、きっとお話ししたかったんじゃない？おばあさんになるとこういうことはよくあることよ」

「ふ～ん、そうなんだ」

ばーばとおでかけすると社会勉強になるでしょう？

これからもママとは違う体験や経験をさせたいと願うばーばなのでした。

95歳

よく降りましたね

あまり出かける気分ではなかったけど、整形リハビリの予約が入っていたので
しかたなく電車に乗りました。

原チャリなら10分のところなんですけどね。

なんて、こんなことで文句を言ったら被災地の方々に申し訳ないです。反省します。

どうかこれ以上苦しめないで・・祈らずにはいられません。

さて、今日のタイトル”９５歳”ですが

リハビリが終わって受付で支払いを待っていました。

すると、すぐお隣に小柄な可愛らしいおばあちゃまが座られました。

どちらともなく「よく降りますねえ」

そこから、驚きと感動の連続のお話が

お元気そうで顔色はいいし、どこが悪いのかと聞いたら、座骨神経痛が出てブロック注射をするとのこと

ブロック注射をしたことのない私ですから、どんな風にやるのか、その内容に少々ビビってしまい

そんな流れから「失礼ですがおいくつなんですか？」
なんと９５歳・・えっ！思わず聞き返してしまいましたよ。

だってほんとにお若い、話すこともしっかりされているし
どんなふうにしっかりしているかと言えば、瞬時にこちらの言うことを理解して返事をしてくださる

会話のリズムがとても95歳の方と話している感じがしないのです。

時間の限りお話しできましたがその内容に驚きの連続

骨密度は正常、血液検査もすべて異常なし、軽い血圧の薬だけは飲んでいるようですが

朝食はパンにハムとスライスチーズをのせて食べる、牛乳も飲みます。
きな粉＋ゴマと手作りヨーグルトその中にくるみを入れる

食パンも自家製で、近くに住む二人の息子さん家族の分も焼いて届けるそうです。

もちろん食事から身の回りのことはすべてご自分でやられているとのこと

「家には大きな冷蔵庫が２個もあるのよ、こんな年寄りの家にね」と

そうでしょうとも、この分だと言わないだけでもっといろんなものを手作りしてそうです。

それを保管する冷蔵庫、必要です。

ご主人も９３歳まで生きられたし、ご主人の兄弟も９８歳とか、とにかく両家で長生き家系らしい

奥様はいまだにご自分の歯が１８本、ご主人様は２０本、亡くなるまであったそうです。

元々質がいいのでしょうが羨ましい限りです。

「息子さんたち、きっとご自分も長生きできると思ってらっしゃいますね」と言ったら笑っていました。

どちらの息子さんかわからないけど、私と同い年の方がいて
付かず離れずのいい関係のようです。

当然介護認定など受けてませんからデイサービスも利用してないし
介護保険料支払ってばかりなんですね（笑）

参りました。

こんなふうに９５歳になれるなら長生きしたいなあ

外は雨がたたきつけるように降ってましたけど気持ちは晴れやか
いいお話が聞けました。

晩御飯の時、夫に話したら「ぜひお友達になってもらいたいなあ」ですって

何か運動をしているのか？これは聞き忘れました。

お名前もわからないからまたいつか病院で会わない限りお話もできませんが
もう年だからとあきらめかけている７０歳に、確実に喝を入れてくださった９５歳でした。

記念日ディナーと花束と

先週の結婚記念日ディナーです。

姪夫婦が宿泊するホテルから便利な場所をということで

すでにランチでは何十回も利用している”和英”に

友達ランチの話はいちいち話さないので、私が何度も来ていることを知らない夫

黙っているわけにもいかないので、数回は来たと言っておきました。

夜は初めて、どんな料理が出るのでしょう



一品おいしくて気づいたときには写真撮り忘れましたが、ブリ大根が芸術的に盛られてました。



姪夫婦は以前にも書きましたが、サラリーマンから起業して福祉関係の会社を設立
人の何倍も働いて今を築きました。

今回はその仕事の関係と、翌日私とサザンの花火に行くことになったので
一緒に祝えてよかった。

姪夫婦は今日２０回目の結婚記念日だそうですが、どちらも仕事で記念日どころではないらしい

あと数年で還暦の二人、これからも仕事一筋、夫婦というよりよきパートナーという感じですね。

そして、遅ればせながら今年も・・



色合い的にはあまり好みじゃないけど、ぜいたくを言ってはいけません。

ありがとうございます

今年いっぱいで仕事辞めようかと言いながら、「冬用の替えズボンが欲しい」などというところを見ると
まだまだ働くつもりでいるようです。

ありがたいことですが、病院通いも増えましたし無理はしないでね。

元気で５０年を迎えましょうね。

なんでもかんでもアプリアプリ

「詳しくはWebで・・・」もう当たり前になってしまいました。

去年だったか今年の初めだったか、月日の経つのが早すぎてそんなことも思い出せませんが

イトーヨーカドーではいつからかレジで「ヨーカドーのアプリはお持ちですか？」と
聞かれるようになりました。

さっそくPlayストアからアプリを取りました。

買い物するたびにマイルが貯まっていくのですが、はて？このマイルはいずこに反映されるの？

聞いてみたら、前にも書きましたがnanacoカードがなければ意味がないという
そこでシニアnanacoカードを作って問題解決

でもどれだけ反映されてるかはわからない・・調べ方もわからない
ネットで調べれば書いてあるのでしょうけどめんどくさいだけ

ようやく安心して買い物できると思ったら、今度は＜パスワードの再設定をお願いします＞と来た

そもそも最初に登録した時パスワードなんか設定したかしら？

大概のことは覚えているけど、パスワード設定したら必ずノートに書きこんでいるのにそれもないし

よくわからないまま面倒でそのままにしていましたが、買い物をするたびに
「再設定してないから今回はいいです」

一応やってみたんですよ、でも今まではパソコンからのメールを受け取らないという設定になっていたので
送信しても返事が来ない、そこで終わってしまっていたのです。

それが今回は、先日みーすけ先生に受信設定を変更していただいたので
返事が来ました。そこからようやく登録ができました。

たかがスーパーのポイントなんですけど、もらえるものがもらえないというのが悔しい
金額にしたら大したことはないんですけどね。

買い物しながら思いました。

おひとり暮らしのお年寄りには不親切なシステムだなあと

全く失礼な話ですよ

こういうことに精通している人にはお得情報がいっぱいです。

例えばユニクロ、PayPay払いならヒートテック1枚無料って
その他にも期間限定ですけど、知らない人は損することばかり

私が通っているセントラルスポーツクラブもしかり

１０月からフィットネスナビ<というアプリが登場

登録すると、会員証と連動していろいろなことがわかります。

入会してからの年月、来館回数、カレンダーもあって来館した日には★マークが付きます。

参加したレッスンや個人で行ったプログラムは自分でチェックを入れます。

ポイントもこちらで貯まります。

しかし、圧倒的に多い後期高齢者世代です。

果たして何％の人がスマホを持っているの？
持っていたとしても、家族がいなかったりしたら、いても聞けなかったりしたら
何をどうしていいのやら・・

過渡期なんですね。

今の流れについて行こうと、ない頭を必死に使って登録しましたが、あまりに急激な変化に
徐々に遅れが・・必死で走っているんですけどね。

ようやく追いついたと思ったら、また引き離される・・どこまで続くかこの競争、って感じです。

こんな私でも仲間内ではけっこう進んでいる方らしく
会うたびにスマホの疑問を提示されるのです。

私なんかわからない事のほうが圧倒的に多いのに・・・

それ以上にわかってない人も多いらしい

グループLINEに参加してくれたら連絡が楽なのに、どんなに頼んでも
ぜったいLINEはやらないという

もちろんやれる機能はついていてもです。

面倒なんでしょうね。わからなくもないけど、その言い分もね

あと何年かしら？どこに行っても現金払いはお断りなんて時代が来るのは
そしたら財布も売れなくなっちゃうし、もしかして造幣局もいらなくなる？

とんでもない時代が来るのかもしれません・・それまで生きてるのかな？？

茅ケ崎サザン芸術花火２０１９

「この悪天候の中、お金出してまでよく行くねえ」
夫の感想です。



ファンクラブサイトには＜雨天決行　荒天中止＞とあります。

このところほんとについてないわ

大事な時に雨が降る

雨天決行が決定しました。

アルバム＜ピースとハイライト＞のおまけ、レインコートにもなるポンチョを持って
ついでに、Happyの法被と３０周年記念の法被を持って３時ころの電車に乗りました。

花火開始は１８時半ですけど、その前の雰囲気を味わおうと早めに出ました。

前日、結婚記念日を一緒に祝った姪と合流

午前中は陽も差していたのに、茅ヶ崎駅に下りたとたんポツポツと来ました。

サザンビーチまで歩けないことはないけど、意外に遠い

そこでタクシー！おっと、タクシー乗り場は大行列
待っている間についてしまいそうに並んでます。

いつも言うけど、茅ケ崎は自転車で来るところです。

それを電車と徒歩・・以前サザン通りまでは来たことがあるけど、海岸まで歩くのは初体験です。

いくら土曜日だからって、普段の茅ケ崎は人はまばら、静かなものです。

それがどうでしょう、もしかしたら１年で１番の大騒ぎかもしれません。

姪が心配してくれたけど、私は大丈夫、海岸まで歩きましょう

サザン通りに入りました。

地方からのファンなのでしょうか、盛んに写真を撮ってました
なんといっても聖地茅ケ崎ですからね。

茅ケ崎は駅前から海岸への道、何通りもあります。
そこで主催者側が考えたのが、座席によって道案内、確かに効率的ではありますが
結局たどり着くところはあまり変わりなく、単に普段ほとんど通行人のいない道を
大量の人間が歩くことへの防御策だったようです。

会場では大きなスクリーンにライブ映像が流れ、すでに盛り上がっています。

その間も雨は降ったりやんだりの繰り返し、

その時です。江の島方面の空に



大きな虹がそれは時間とともにますます大きくはっきり見えてきましたが
あまりに近すぎてスマホカメラには収まらなかった

雨の後の虹・・いい予感の始まりです。

陽が落ちてきました。



西の空の美しいこと、晴れの前兆です。

よし！もう大丈夫、いよいよ開始です。

っとその前に、たまたまですがお隣さんと親しく話すことになりました。

というのも、おそらく同年代？ちょっと若いかなというご夫婦でした。

言葉からして関西の方です。

兵庫県から車でいらしたそうです。

元々、奥様のほうが大ファンで、それに乗ったご主人様
今ではお二人でチケットが取れる限り全国どこにでも行かれるそうです。

羨ましいですねえ、去年もこのイベントに参加したとか、すごいです　　

冒頭に紹介したどこかの夫さんとはえらい違いです。

神奈川に住んでいること自体羨ましいと言われてしまいました。

確かに、聖地茅ケ崎は自転車で来るところですし、横浜アリーナはあるし
他の地方の方々からしたらぜいたくなんだそうです。

たまたまだったのにね、私なんかサザンが生まれる前から神奈川県民ですから
幸せなことです。

さて、いよいよ始まります。

まず、先日の台風１９号で犠牲になられた方へ黙とうを

そういえば、２０１１年９月の宮城ライブでも黙とうをしてから始まりました。
東日本大震災から半年のことでしたから・・

さあ始まりました。

オープニングは”東京VICTORY”盛り上がりますねえ

楽曲に合わせた花火がまたすごい、海上から上げているのでしょう。
花火が海面に反映されて、海上ならではの演出です。





セットリストは

茅ヶ崎サザン芸術花火2019選曲リスト：
1 東京VICTORY / サザンオールスターズ
2 波乗りジョニー / 桑田佳祐
3 涙のキッス / サザンオールスターズ
4 神の島遥か国 / サザンオールスターズ
5 メロディ（Melody） / サザンオールスターズ
6 鎌倉物語 / サザンオールスターズ
7 栄光の男 / サザンオールスターズ
8 スキップ・ビート（SKIPPED BEAT）/ KUWATA BAND
9 あなただけを 〜Summer Heartbreak〜 / サザンオールスターズ
10 MY LITTLE HOMETOWN / 桑田佳祐
11 マンピーのG★SPOT / サザンオールスターズ
12 祭りのあと / 桑田佳祐
13 愛はスローにちょっとずつ / サザンオールスターズ

メンバーはいないけど、臨場感たっぷり、時間にして１時間少しでしたけど
楽しむことができました。

「花火だからアンコールはないのね？」などと馬鹿なことを言って帰路に

結局歩くことになりましたが、往路で確認した居酒屋へ・・
ところがどこの店も満席だし、空いていたと思ったら、予約でいっぱい

駅ビルに戻ってレストラン街に行ったけどこちらもまた満席ばかり

全国からいらした皆さん、茅ケ崎はいつもならもう少し静かな街なんですよ（笑）

最後はあきらめてタリーズコーヒーでアイスコーヒーを飲んで終了

姪とはここでお別れ、姪は小田原に出て新幹線で静岡へ、私は藤沢から小田急に乗り
４０分ほどで到着しました。

先の兵庫のご夫妻、これから夜通し走って帰宅するそうです。

気を付けてお帰り下さい。

またいつかお会いする時がありますように、どうかお元気でお過ごしください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ラグビー、負けちゃいましたね。

これだけ差がついてはもう言うことはありませんが、ノーサイドになったとたん
涙が止まりませんでした。

悔し涙ではありますが、一生懸命戦った選手にありがとう！と感動の涙でもありました。

ありがとう！ですね。

私を含めた日本全国のにわかファンの皆さん、どうか”なでしこ”の二の舞にならぬよう
これからもずっとラグビーを好きでいましょう。

そして注目していきましょう。ラグビー人口を増やしましょう。

ほんとうにお疲れさまでした。

４９回目

今年も無事に今日という日を迎えることができました。

４９周年です。来年はとうとう５０年の金字塔？か？

金婚式イブであります。

なんかねえ、金婚式とか聞くとものすごく熟年の（十分熟年ではありますが）
貫禄のあるお年寄りってイメージですねえ

体に関しては年相応にいろいろ言うところはありますが

夫は嫌がらずに仕事に行くし、妻は少々眉唾物ではありますが家事をそれなりにこなすし
ありがたいことではないでしょうか。

このところ毎年書いてますが、この年齢になると本当に明日のことはわかりません。
お互い連れ合いが何かあれば自分のことは二の次になりますし

先輩諸氏に聞いても深刻な話ばかりです。

能天気に遊んでいられるのもお互い元気でいるからこそ

改めて肝に銘じて過ごさなければと思います。

みーすけ先生、２８周年おめでとうございます。
偶然にも同じ日が結婚記念日、これも何かのご縁ですね。

今夜はこれから食事に出かけます。
たまたまですが、静岡の姪夫妻が近所に来ているので一緒に
彼女たちも今月結婚記念日なんだけど、若いのに一度もお祝いなんかしたことないんですって

仕事、仕事ばかりで夫婦二人きりでなんて時間ないものね。

この際だから一緒にお祝いしましょう。

では行ってきます。

いろんな意味で濃い1週間でした。

先週の今頃は修善寺でそばを食べていた頃です。

たった一週間前なのに、穏やかな１日でした。

誰がこれほど激動の一週間を想像したでしょう。

台風１９号が発生した時点では、日本を直撃するだろうが、コースははっきりしていない
はずでした。

もしかして予定していた広島、愛媛を直撃するかもしれない
その時点で嫌な予感がしたので早々とキャンセルしたのです。

だんだん近づくにつれ、中国、四国より東海、関東地方特に沿岸の静岡、神奈川辺りに上陸かと
（実際上陸したけど）
だからこの地方の人たちは覚悟したはずです。

特に伊豆半島は６１年前の狩野川台風に匹敵するほどの・・と言われてました。

確かに静岡県も神奈川県も一部の地域で大きな被害がありました。

しかし、コースになっていたとはいえ、ここまでひどい状況になると想像できたでしょうか。

だからこそ避難が遅れた方が多かったのでは

いよいよになってから車で避難しようとした夫婦の生々しいドライブレコーダーでの会話
ドキドキしながら聞きました。

ご主人が口にした「もうだめだ、死んじゃうな」という言葉
人間、本当に死を覚悟したとき何て言うんだろう？自分なら何て言うんだろう

助かったからこその映像公開に、半分安心しながら見れましたけど
やはり事実には緊張しますね。

断水がまだ１０万戸以上あるそうです。

道路も鉄道も寸断、収穫間近の、したばかりの農産物がゴミ収集車に
どんどん吸い込まれて廃棄される。

映像を見ていて気になったので、毎年おいしいリンゴを送ってくれる
長野の”安田農園”さんに電話してみました。

すると、風は強かったものの、直撃は免れたので何とか収穫できそうだとのこと
良かったです。
同じ農家として、被害に遭われた方がお気の毒でと、安田さんの奥さんが言われてました。

確かに、ほんの少しコースが変わっていたら自分たちのところに来たかもしれない
それを思うと・・・
話していて切なくなりました。

東日本大震災の被災者が負けるものかと立ち直っていったように、今回もなんとか踏ん張ってほしい
祈ることしか来ませんが・・

まだまだ報道されないだけで隠れた被災地はたくさんあるようです。

今回は携帯からワンクリックで募金ができるそうなので、早速やってみましょう。

今、テレビを見ていたら、ライフライン情報の中で
神奈川県では３か月以上、ペットを預かってくれる人を募集しています・・清川しっぽ村

関心のおありの方はこちらをクリックしてください。↑↑

当たり前のことが当たり前にできる、この幸せに改めて感謝です。

この一週間は、スポーツに関してはうれしいことばかりでした。せめてもの希望になってほしいです。

被災者の方々はとてもスポーツ観戦どころではありませんが、きっとどこかで知ることもあるでしょう。
そのためにも選手の皆さんには全力で頑張ってほしいです。

こんな時に笑い話もどうかと思いましたけど

ラグビー日本代表がベスト８を決めた翌日

私「なんたってリーチマイケルよね、もう日本人にしか見えなくなったわ」

娘「誰？リーチマイケル？知らないなあ」

小２の孫「信じられない、今の日本にリーチマイケル知らない人がいるんだ、私だって知ってるのに」

そうです。娘はラグビーには関心なし、それよりほぼ同時期にやっていた男子バレーのほうが気になって
録画までして観ているのですから・・

笑いは不謹慎ですけど、つい笑ってしまいました。

被災地の皆さんにも一日も早くどんなことでもいいから笑ってほしい
週末、また雨だと予報士が言ってます。

どうかこれ以上苦しむ人を増やさないで、いい加減にしてよ～～～

蕎麦に鰻に・・

旅行の楽しみは何といっても食事

しかし、こちらのホテルは温泉が売りのせいか、食事が・・

まずくはないんですよ、高級旅館ではないから仕方ないにしてもちょっと残念

でも、これはよかったしおいしかった



地酒三種、全部純米酒だし、当然ですがそれぞれに味が違うのも良し！！

食事処で食べますが、大声でしゃべる人もいないから落ち着いています。

従業員の方々のサービスもいいし、だからこそ・・食事がちょっと残念

それでも温泉に惹かれてリピーターになってしまうのです。

蕎麦です。

初日、修善寺でいただきました。

高級旅館が立ち並ぶ奥の通りにあります。”朴念仁”



手打ち十割そばが食べられます。

十割というとボソッと感が否めませんが、こちらのはまったくそれを感じさせない

お運びの女性から「十割ですので、早めにお召し上がりください」
と、必ず声掛けがあります。

つゆは甘くも辛くもなくほど良い味

夫はそばのみを、私は桜エビのかき揚げ付を注文
かき揚げが２枚だったので分け合いました。

佇まいから歴史のある店かと思ったら、開業して２０年とか
建物自体は築100年以上の古民家だったようです。

平日だというのに３０分以上待ちました。

すぐ近くに以前寄ったワンコインの蕎麦屋があるのですが、残念ながら定休日

また行くことがあったら今度は絶対ワンコイン・・海辺の小屋みたいな店とも言えないような蕎麦屋は

”さくだ”と言います。

2013年9月に行った時の映像です。



翌日は天気の心配もあり、夫は帰宅することしか考えてない。

運転手はそうなんでしょうね。

「今頃、向島から因島辺りを走っているかしら？」

まだあきらめきれない妻は助手席に乗りながら、雨空をみつめながらつぶやきます。

そのころすでに台風情報が刻々と入ってきました。

もしかしたら２日間とも走れたかもしれないけど、帰路が問題でした。

東名高速だってどうなっていたかわからないし、やっぱりこれでよかったんだと
１９号のニュースが入るたびに納得しました。

ホテルでの朝ご飯は、正直、とてもおいしかったです。

半分ビュッフェスタイルでしたが、いい食材を使ってました。

朝からしっかりいただきました。

１０時過ぎ出発、天気も悪くなる一方だし、まっすぐ帰りたいという夫を説得して
”村の駅”に立ち寄り、野菜類をどっさり購入

次に



清水町にある”柿田川公園”に

何年ぶりでしょう。相変わらず澄んだ湧き水に癒されて、園内を歩き回って少しは腹ごなしに？

そして三島です。

三島と言ったら”鰻”

三島の鰻と言ったら”桜家”という人が多いらしいので、行ってみました。

店頭にはマネージャーのような男性が立っていて、その場で名前を告げるのですが
ちゃんと聞いているのかどうか、曖昧な返事しかしない

とにかく待て、というのですが、その言い方がなんとも、高飛車で感じ悪る～～

それほどお腹は空いてなかったけど、せっかく三島に来たのだから、それだけで待つのもと思いながらも待つ



柔らかさは気に入ったけど、味は特徴無し、少し濃いめです。しいて言えば漬物がおいしかったなあ

ぬか床を分けてもらいたいと思ったほどおいしかったです。

入り口の男性は？？？でしたけど、店内で働く若い女性たち、相当教育が行き届いているのか
テキパキとした仕事ぶりに気持ちよく食事ができました。

食事が終わったころ、雨が降り出しました。

三島は水の街としても有名

桜家のすぐ隣には



翌日はあの大型台風、たらればで言えばしまなみ走行できたかもしれないけど
決断は間違っていなかったと思います。

次の計画はなんとも言えません、すべて夫次第というのが歯がゆいところですが、
体が動くうちになんとか実行に移したい、そろそろ限界が近づいていますから

そのためにも気力と体力は持ち続けたいと思ってます。

しまなみ変じて中伊豆へ

台風１９号は思いのほか早く通り過ぎていきましたが
ここ神奈川県では、県のほぼ中央を通る相模川が大変なことになりました。

上流の城山ダムが放流を始めたからです。

夕方の予定が午後９時半ころになりました。

下流の川近くの住民の皆さんは生きた心地がしなかったのでは・・

「昨年の台風の折には、愛媛県で放流があった後、河川氾濫が発生・・」

そんな風に言われたら、暗くなったしもしも自分がそこの住民だったらと思うと
とても他人ごとではないのです。

と、ここまでは昨夜までの話で、今朝になってあまりの被害の大きさに愕然としています。

事前の予報では静岡と神奈川がかなりクローズアップされていましたから
コースになるであろう地域でまさかの川の氾濫には言葉もありません。

それにしてもあの多摩川が氾濫するとは・・・

被害に遭われた皆さん、心からお見舞い申し上げます。

こんなことがあると暢気な旅行記どころではないけど、一応記録なので書き残します。

伊豆は近いです。
しまなみに行くことを思ったら断然近い、なのに出発は午前５時
まだ夜明け前

西に向かっているせいで日の出は後方、富士山はまだ雲の中でした。

最初の予定はこちら

お天気さえよければ翌日の予定だったけど、明日はどう考えても無理



”三島スカイウォーク”

２０１６年２月、出来たばかりのこちらに来ました。

富士山はやはり真冬が一番

その時の画像です。



今回１０月にしてはよく見えたほうですが、やはり富士山は冠雪ですね。

天気が良かったことがすべてです。

さあ次の予定、ホテルに向かいました。

今回で確か５回目？中伊豆の畑毛温泉大仙家です。
伊豆では有数の湯治湯です。

バイクを組み立てて、さあ出発です。

2ｋｍほど走ると狩野川が見えてきました。土手は走りやすい道
しばらく走ると





前に来た時はなかったはず・・夫はご多分に漏れず長嶋茂雄氏の大ファンだし
今でこそベイを応援してますけど、長嶋氏が在籍時代は当然ジャイアンツファンでしたから

相当興奮してました（笑）



この道で自主トレーニングに励んだようです。

左の山の上には滞在していた大仁ホテルが見えます。

ここまでたった１４kmほど、あと６kmくらいで目的地に到着です。





修善寺です。

やけに短く感じたのは２度目のせいなのでしょう。

往復４０kmくらいでしたけど、しかたなく満足です。



天気は下り坂でしたが、帰りにはこんな景色が見られました。



この後、ホテルに戻って、１時間半、ゆっくり温泉に浸かっておいしいお酒をいただきました。

おいしいものは後程まとめてご報告します。

１日目終了