また悲惨な事故が・・・

かわいい盛りの2歳児が、またわけのわからないうちにお空に旅立たされてしまいました。

家事の合間に聞いた事件の全貌、よく呑み込めないまま一夜明けて、改めてモーニングショーを見ていたら

なんということでしょう。

お散歩途中の保育園児に大変なことが起こりました。

どれだけ怖かったことでしょう、自然災害ではありません、完全に人災です。

ニュースでも、ワイドショーでも、ネット上でもいろいろ言ってますが

もうすでに大勢の人たちが書き込んでいる保育園の記者会見です。

そもそも、被害者である保育園側がなぜ記者会見をしなくちゃいけないの？
これもかなりの人が訴えてます。

園長先生の話を聞きましたか？どれだけ子供を愛して、はぐくんで誇りをもって
お仕事されていたか想像ができます。

低能な記者たちが、この期に及んで

「園児たちはどんな様子で出ていったのか。いつもと変わらない様子だったのか」

「危険な場所だという認識はあったのか」

「園児たちにどういった声をかけてあげたいか」

などという今ここで聞くか？という愚問ばかり

子供たちには細心の注意を払って、最善の方法で子供には絶対必要な外遊びに連れて行こうとしただけ

保育園に関心のない方にはびっくりするかもですが、園庭のない保育園のほうがあるところよりすっと多いのです。

特に都会では保育所不足でビルの中の保育園、圧倒的に多い
たとえ園庭があったとしても、猫の額ほどの狭い庭では子供たちを思い切り遊ばせることができないのです。

セントラルに通う道々、いつも近辺の保育園児の集団に出くわします。

いつも同じ道を走っていたら、ここは保育園児の歩く道だとか、小中学生の通学路だということで
おのずと注意深くなります。

そして横断歩道ではどんなに急いでいても、その先に待っている園児たちを見かけたら
スピードを落として、止まり、先に通すようにします。当たり前のことです。

そこには必ず子供たちの安全をそこまで守るかというような保育士さんたちがいます。

保育士さんはお礼を言って下さるし、子供たちは手を振ってくれるのです。

本当に可愛い、保育士さんじゃなくてもこの子たちを守りたいと思ってしまいます。

昨日の道だって、いつも通っていたら、近くに保育園があって、子供たちのお散歩コースになっていることくらい
忘れないでいてほしかったと思います。

最近保育園のニュースと言ったら、待機児童の話、子供を虐待した話、いやな話題ばかりクローズアップされてます。

ほんの一握りの保育士崩れのおかげで、大多数の命がけで子供の面倒を見てくれている保育士のことなんか
世間では話題にもなりません。

そういう私も、実は今小２になった孫が保育園にお世話になるまでその実態は知りませんでした。

働く親にとって、保育園の先生方は”神”です。

安い給料で子供の命を預かってくれるのです。

昨日の園長先生もそんな方なのだろうと、会見で感じました。

なのに、あれは演技だとか、嘘っぽいとか、責任逃れだとまでいう人がいる。

そもそも園側に何の責任が？

報道でもこれ以上どうしたら事故の会わずに済んだんだとコメンテーターが怒ってましたが
全くその通り

夫がよく言いますが、信号待ちをしているときは縁石ぎりぎりに立ってはダメだと
私もわかっているので、交差点ではなるべく後ろのほうで待つようにしてますけど
昨日の被害保育士さんたちも、一番安全であろうという場所で待機してたんですよね。

そこに突っ込まれた、もうどうすればいいんだ

せめてガードレールがあったらなどとも言ってますが、あの勢いではガードレールを超えていたかもしれないし

腹の立つことばかりですけど、生きてるものは文句言ってりゃいいけど
可愛い子供たちは帰ってきません。

池袋の事件、今回の事故、幼い子供の犠牲はもう勘弁してください。たまらないです。

今回もご遺族のことを思うと言葉もありませんが、加害者にも家族がいるのだろうになどと
不謹慎にも老婆心を隠せない自分がいることも確かです。