
俳優の鶴見辰吾氏の新刊です

この本の題名『気がつけば100km走ってた』
まさに自転車乗りの大半がうなずく題名・・
さすが”二代目自転車名人”と感心してしまいました。
今でこそ彼が自転車人だということ、かなり有名になりましたが
乗り始めたきっかけから、初めて遠出したときの話、
そしてだんだん距離を延ばして行き、とうとう100kmを越えたころの話
この辺りまでは共感する部分なので一気に読んでしまいました。
実はこの本、お借りしたものなんです。
セントラルで顔見知りのおばさま、Kさん
ある日、人づてに私がロードバイクに乗っていることを聞いたらしく
「うちの息子もやってるのよ、それも鶴見辰吾さんのチームに入って」
「ええ~ あの”LEGON”にですかあ

びっくりしました。
チーム発足前からのメンバーだそうです。
そして今回、この本が出ること彼のブログで知ってはいましたが
まさか貸してくださるとは、買おうかと思ってましたから
Kさん、この本鶴見氏から直接プレゼントされたらしいです。
表紙を開けると内側にサインが入ってました。
そんな大切なもの、傷をつけずにお返ししなければ・・なんか気を遣うなあ

気を遣うと言えば、自転車に乗る時、気を遣わなければいけません。
どんな気かって
もちろん事故に対しては一番ですが、それだけでなくルール、
自転車は車輌です。
人間が自力でこぐからつい、人と同じと思いがちですが車輌です。
ですからいくら歩道を走ってOKのマークがあったとしても、歩道ではスピード厳禁です。
まして、歩行者がいたりしたら、細心の注意を払う必要があります。
なのになぜ右側を走る人が絶えないのでしょう。
特に子供たちに多いのがたいへん気になります。
なぜ赤信号を無視するのでしょう。
歩行者がビックリするようなスピードで追い越して行くのでしょう。
自分が走っていてなぜ?と思うことはたくさんあります。
もちろん大多数のローディーの皆さんはこのルールを守って走っていると思いますが
この本を読んで改めてその大切さを思い知らされました。
「自転車は自分の中の意外性を引き出してくれる。意外性の発見は、新しい可能性を生む。
そして可能性は希望につながる。」
ちょっと具体性には欠けますが、彼があとがきに書いたこの言葉が印象に残りました。
さて、昨日の記事にたくさんの励ましのコメントをいただきました。
今日はすっかり元気になりましたが、もう1日、おとなしくしてませんと
また家族に叱られそうなのでひきこもっております。
でも、明日からはまた、いつもの私に戻りますよ

本を読み終わって、自転車に乗りたくてウズウズしておりますので