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原爆記念日

2010-08-06 | ニュース
広島にあの忌まわしい原爆が投下されてから65年が経ちました。

このところ毎年、この日、午前8時15分TVの合図とともに1分間の黙とうをします。

もちろん日本人として、原爆の犠牲になった皆さんへの哀悼の気持ちからですが

ここに時々登場する、友人のS・Sさん(猫のジャム君のママですが)
彼女は広島生まれの被爆者2世です。

何年か前に亡くなったお母さんが被爆者であり、彼女もその子供として認定を受けています。

彼女は戦後生まれですから直接の被爆者ではありませんが、お母さんが被曝されてから
2年後に生まれていますから、何らかの影響がないとも限りません。

仲間のみんなと広島に行った時、平和祈念公園にある亡くなられた被爆者を祀る施設を訪れ
彼女のお母さんの記録を見せてもらい、お参りしてきました。

彼女は広島市出身というだけでなく
やはり亡きお母さんの意思を継ぐべく、毎年慰霊のため帰省しているのです。
そして、毎年、記念式典に参加しています。

今年は初めて、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が出席、挨拶もされました。

そして、広島、長崎の皆さんがずっと要望していた、
確保有国、アメリカの駐日大使、イギリス、フランスの代表も参加、
ようやく本格的な核廃絶の動きが出てきたように感じます。

しかしながら、アメリカ国民の中には、いまだに原爆を第二次世界大戦の終結のためには
必要悪であったと言いきる人が後を絶ちません。

たしかに日本が仕掛けた真珠湾攻撃に対する反発から出る言葉なのかもしれませんが

いつの時代も戦争で悲惨な目に合うのは、何の罪もない一般市民です。

原爆の悲惨さはとても言葉では言い表せません。
絶対にもうこんな悲惨なむごい戦争は、この世界から無くさなくてはいけません。

そして、戦争を知らない世代が国民のほとんどになってしまった今も、これからも
20世紀に、昭和という時代にこんな無意味なことがあったんだということを
ずっと伝えなければならない

毎年8月になると、マスコミも総出で戦争特集をやりますが、
「こんな番組ばかりでうんざり」などと言わないで、これを続けて行くことが
とても大事なのではと思います。

『日本国憲法』

私たちは生まれたときからこの憲法のもとで当たり前のように守られてきましたから
当然の権利のように思いがちですが、世界から見ても、この憲法は素晴らしいそうです。

今日も式典の挨拶で菅総理が、「日本国憲法を守り・・」と話されていました。

難しいことはわかりませんが、やはり憲法改正は怖いような気がします。

非常に小市民的な考え方かもしれないけど、母親として、自分の子供や孫を守りたい
そんな気持ちが世界中の指導者にあれば、戦争なんて愚かなことは考えないのでは
と思いますが

原爆記念日にあたって少し真面目なさくらえびでした
コメント (6)
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