雲稜ルート登ったからもういいや・・・・と思っていた穂高屏風岩 旧ルートが整備されたと言うことで行ってきました。
8/25(金) 26-28で涸沢フェスティバルやるっつうんで大混雑の徳沢園
どーりで横尾山荘も満杯 テント泊になりました 熱帯夜の東京を離れ満点の星空 ゆっくり休めました(?)
8/26(日) とは言うモノの2時には目が覚め、流れ星を楽しみました
4時出発、5時本谷橋、ここから2~3分登った時計回りのカーブから登山道を左へ外れます。 ほとんど人が通らない道なので、行かれる方はお覚悟を。 トラバース気味に東へ東へガレ場を目指して進みます 登山道分岐他、所々控えめにテープ巻きましたので目印にして下さい。 道もかなり整備したので、良く見れば踏み跡わかるでしょう。 40分程度でルンゼ状スラブからの押し出しに出るので、このガレ場を詰めたところが取り付きです。 ほぼ日の出と同時に到着、6時頃
朝日に照らされるルンゼ状スラブ1P目 右から取り付き、左上 各ピッチとも終了点は整備されています(無理なく懸垂できる) 但し、途中の支点は少ないです。 リンクカムの小さい方の2つが役立つと思います
2P目 こんなに良い天気が続くのに、岩の割れ目からの染みだしでビチョビチョです 一応ハーケン&腐ったシュリンゲあり
真下の本谷橋
とにかく良く滑ります
3P目 このピッチに限らず、全ピッチ、浮き石が非常に多い フレークでもガバ(一見)でも、細心の注意が必要です
特に一見カムに絶好! の割れ目に注意! 剥がれます
一端右の岩場の影に入り、そこから左の日陰部分へトラバース これが・・・・
これが悪すぎ OPANDAも自分でお助けシュリンゲ設置して、帰路回収しましたとさ (^(エ)^ ;)
大雨が降って登山道から屏風を眺めた時、右側のザーザー流れる滝がここでしょう 流水に削られツルツルです モデルKさん 日陰の中から声援(罵声?)を送るリードの校長
4P目 プロテクションなしを目の前の岩まで我慢します
台上を行きます
5P目 また左の岩影へ戻る 6P目凹角を少し登り、左手かぶり気味の岩峰を乗り越す
7P目 出だしが非常に悪い 樹林を抜けた途中のフェースもツルツルです
おや? 向こうの岩峰から視線あり
こいつでした
カモシカ ずっと我々の登りを観察してました きっと縄張りあらしとでも思ったのでしょう
しかし、四つ足でこんな急峻な岩を移動できるんだあ、すげぇ~
9P目 とても難しいフェースです 5.10台ならば「d」でしょうな 迷うことなくA0です ここで終了!!
まあ、何とか無事に終了しました 確かに難度は雲稜より上と思います、特にリードはかなりの慎重さと大胆さが求められるでしょう
都合8回の懸垂で取り付きへ戻ります 登山道から丸見え、雲稜ルートに目を凝らす人はいるだろうけど、こちら右岸壁を見る人は希でしょうね
横尾へ帰る道すがら、ルートを振り返ります 下赤丸取り付き 右へ、左へとスラブの弱点を突きながら終了点(黄丸)へ攀ります
う~ん、玄人好みのアルパインルートですな ほんと、途中の支点が期待できないので、あまりお勧めは・・・・例によって自己責任でチャレンジしてみてください
松本で時間があったので駅上馴染みに蕎麦屋へ
このゴボウチップがお勧めです なんと220円!
でも蕎麦はどれも1,000円前後します 〆は「くるみだれそば」 クルミの風味が最高でした
暑い夏の屏風の登攀のあと、生ビールがすすまないわけがありません と言うことで、わけがわからなくなるまでサッポロ生をやっつけ大混雑あずさの人となりました (^(エ)^)ノ
P.S.帰りのあずさでご一緒させていただいたアスリートの皆様、イッパライクライマーのバカ話におつき合いいただきありがとうございました。 Yottenaizoo(((\(@(エ)@)/)))ハセツネカップガンバ! 北岳ファイト!!