OPANDA

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2010/9/18-20:槍-小槍-孫槍-曾孫槍クライミングⅢ

2010-09-21 20:36:58 | インポート

槍が岳頂上から  左から「前穂」、「北穂」、「奥穂」、「ロバの耳」、「ジャンダルム」

東鎌尾根中央に、赤屋根「ヒュッテ大槍」 右下「殺生ヒュッテ」、その上の赤丸「天狗池」 今日は逆さ槍が綺麗でしょう

どーよ、この人の数! 1畳に3人以上?

どーよ、どーよ?  

どーよ、ど~よ、ど→よ!!!

北鎌も含め、こんな混雑なのに、ワシら以外、

だーーーーーーーーーーーれもいない、小槍、孫槍、曾孫槍、ホント幸せでした。

あまり順調すぎたんで、まだ小屋に帰るのは早すぎ、 ちょっとそこまでお散歩へ

槍の左下ちょこっと出っ張ってるのが孫かな? 左下カラフルなのは肩の小屋のテント

ま、ここまでで良いんで内科医?  ここってどこよ?

「おおぐいだけ」                              ではありません「おおばみだけ」

戻ってみると、更にのびた行列  ご苦労様です  あとで聞いた話  この日、列の後ろは全然動かず かなりの人が登頂断念したそうです  かわいそっす 一部小槍にもわけてあげて  ・゜・(ノД`;)・゜・

小屋に戻り、外のベンチでマッタリしてると、北鎌方面にヘリの音  なめるように北鎌沿いをゆっくり飛んで消えて行きました

遭難?

 

ほんと、ヒュッテから眺める槍は最高

ちょいとアップで前穂北尾根と北穂&滝谷

夕暮れ近い常念岳

日没

喜作新道に槍の影

赤く染まる大天井岳方面

前穂、北穂 残照

やっぱ槍はサイコーですな

もちろんヒュッテ大槍も 最高!  例によって夕飯写してみたら、これは普通の人用

こちらは連泊者用・・・・山小屋でそこまでの心遣い・・・・゜・(ノД`;)・゜・うう

おまけにビールはエビス!!!  「好い小屋にエビスあり 悪い小屋にアサヒあり」の格言どおり!

今日は、昨日みたいに酔っぱらいませんよ、小、孫、曾孫登攀、感動の余韻を「バー大槍」で楽しまないと

3部制の夕飯が終ると始まる 「バータイム」

スタンダードジャズがかかり・・・・

丸い氷が泣かせる「ワイルドターキー」ロック        ¥500 安すぎ 帝国ホテルのケーキセットより199倍くらいお得感あり

天空の大人の夜は静かに更けて行くのでありました・・・う~んOPANDAに似合いの夜だ

9/20(月・祝) 3時頃から大雨に  雨の朝もヒュッテ大槍なら悲しくない?

な・なんと、朝食さえ、連泊者は別メニュー   

これ以上宿泊者が多くなると困るからあまり誉めたくないんだけど・・・

混雑を避け、東鎌尾根&水俣乗越で下降します   あ、ここからはカメラ変わります 一眼は雨に弱いでな

雨にかすむ 前穂と北穂

へー、こんなおもしろい所もあったのか

あとはもう、脇目も振らずいつもの「上高地温泉ホテル」樽湯へ直行

こちらは小樽  (注:孫樽、曾孫樽はありません)

ほんで至上の極楽 湯上がりの一番絞り生&わさび蒲鉾+野沢菜  □o((>o<))-3 プハァーーー

雨もやみました

今回のめっけモン  樽酒  癖になりそうなうまさ

っつうこって、例によって帰りのあずさは泥酔の瀑睡・・・・とはなりませんでした

なぜ?

ギュウギュウ詰め、 車内販売が1度キリしか来られなかったかんな クー・゜・(ノД`;)・゜・

 

「う~ん、なかなかの登攀であった」ってなことを考えてるかどーか大喰岳のOPANDA

せめて人目に付く各ピークでは安物ヤッケじゃなくこのMAMMUTでいきたかったのう

写真提供:Tちゃん <(_ _)>Thanks a lot

登攀記録:参考程度にしてください

ヒュッテ大槍発6:05

槍肩(下の祠)6:45/50 メットはここで被る・・・一般道から途中変な道に降りるので、善良な一般登山者にいらぬ心配させぬよーに

小槍基部大テラス7:10/40  ここで登攀用具装着

登り3ピッチ

小槍ピーク8:15/40

降り一発40m

曾孫槍ピークにてハーケン(アングル)1本打ち込む

孫槍ピークにて終了点補強

槍ヶ岳山頂11:45/12:10

のち大喰岳お散歩。

*これからこのルート行こうという方へ老婆心ながら

1.小槍は支点豊富、岩もそこそこ安定してるが、孫、曾孫は、ホールド、スタンスとも入念な確認が必要

大きな岩でも剥がれる可能性大 実際、孫1P目で20~30㎏大の落石あり大事に至らずに済んだが

槍本峰の登りは落石起こすと一般登山者直撃の可能性あり、特に注意が必要

2.孫、曾孫、槍本峰は終了点以外カム等のナチュラルプロテクションとなる。  

また、たまにある残置ハーケンもいつも以上の確認が必要

では、安全、快適なクライミングを!  (^(エ)^)ノ 

 

コメント (2)
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2010/9/18-20:槍-小槍-孫槍-曾孫槍クライミングⅡ

2010-09-21 19:51:10 | 山行

             絶景!孫槍頂上

ワシはジャンケンに弱い  っつうこってパートナー最初リード 1P、15m Ⅱ+級 かったるければロープなしでどーぞ

登ったところが小槍と曾孫槍のコル 風の通り道でめちゃくちゃ寒かった 小槍登攀後ここへ懸垂で降り、向かいの曾孫を登る(黄線) だから荷物デポでもOK  わたしらは正統派アルパインクライマーなんで全部背負って登った(デポ忘れただけ( ̄(Д) ̄;;

  2P目15m程:出だしがチトいやらしいⅣ-級?

3P目(小槍2P)はこれかあⅣ-? 小ハングの乗越が核心かな?  で一気に頂上?

が、パートナーはここで切ってくれました  頂上はOPANDAへとの心遣い? よってまたもや15m程

上の写真ビレー点まで登って、頂上方面眺めると、あった、あったハーケンが  4P目(小槍3P)Ⅳ級?、15mくらい

OPANDA一気に登って・・・・小槍頂上です  あたしゃここでビレーしました 支点ないけど岩にシュリンゲかけて

暖かいし、安定してるからね

槍山頂も丸見え  右下の尖ってるのが「孫槍てっぺん」これから登る

黄丸が終了点&下降点です  けどここは寒いし・・・リボルバー(注:最下段参照)使ってロープの流れを好くして上の写真のところで確保 大正解です

肩の小屋からも丸見え

北鎌尾根  真ん中が独標   今年はどうしようかなあ(ここんとこ毎年行ってるでな)

槍をバックに記念撮影

かなりゆっくりまったりして懸垂下降 40m程度一発下降です

今回風が強くてロープが引っかかる心配がなかったので一発でしたが、2回に分けた方が好いかも

反対に、登りは一発でも良いかも 50mロープで懸垂点までは問題ない  上写真OPANDAビレー点までは「?」

で、コルから黄線、5P目曾孫槍1PⅢ級、40m

これまた平べったい曾孫槍頂上  Ⅲ級だけど支点はほぼなし、カム必携(DMMの0~3程度) リンクカムあると心強い

終了点はハーケン2枚 支点作ってパートナーに「登って良いですよ~」と同時にロープを引いたら1枚抜けました!

しょうがないので持参のアングル一本打ち込みましたので、次回からみなさんお使い下さい。  ただ、次はもう1枚が抜けるかも?

目の前はたった今登った小槍

孫槍基部へは、ちょこっと降り気味に移動するだけ ロープそのまま

孫はこんな感じで突き上げますね~

上写真の孫槍基部から振り返る  左小槍、右平べったい曾孫槍頂上(ハーケン抜けたところ)

5P目(孫槍1P)Ⅲ級 支点少ない やっぱりカム必携

やるなあ  けど傾斜はきつくない  ビレー点には一応ハーケン2本以上あり

孫槍2P目(都合6P目)Ⅲ+級  ワシの番 

左上気味に登り始めるとすぐ槍の頂上が間近に見える 声もモロ聞こえ

最後の核心を前に下を見る 曾孫と、上が切れちゃった小槍

一番てっぺんへの登りはⅢ+にしては辛い! ルイジアナホットペッパーのように

とにかく孫と曾孫、いや小槍も、浮き石だらけ、しかもでかいヤツも容赦ない  例えばこの写真の右の岩、こんなんでも油断ならない  カムC4の4番なんて使おうものなら、テンションかかったと同時に強い応力で大崩落しそう・・・

まあ、無事登頂 ここだけは今までと違い、見たとおりとがってます  終了点は腐ったハーケン3本に、ちぎれそうなシュリンゲ数本+古いカラピナ1枚  しょうがないのでパートナーと「自作リボン結びシュリンゲ」とカラピナ1枚寄付  でもそれだけの価値はあります  一番上の写真がその場所ですからね   

真下に見える肩の小屋と一般道

どんどん近くなる槍頂上

降りは槍基部に向かって懸垂下降  あとから考えたんだけど、クライムダウンの方が良かったかも 勿論確保して貰いながら

どーよ、この高度感  いかにも3,000のクライミングでしょ?

さて、宴たけなわではございますが、いよいよ最後、槍本峰への登り  こいつをまっすぐギャラリーに向かって登る

ここから見ても尖ってるね~ 孫槍頂上 しかも、一番上の岩が滑り落ちそう

実はこのピッチ60m+α程度あるんで、途中ビレーヤー(OPANDA)は2回程登りましたとさ

一般登山道から丸見えのコルまでひと登りすれば50mロープで大丈夫です

えーと、こんな感じに右に一般道行く人が見える所です ここなら山頂まで50mロープでOK

ただ「何やってんだこいつ?」っつう目で見られますが

終了点は頂上直下に鉄杭2本ありますが、パートナーは岩にシュリンゲでビレー 頂上のギャラリーに受けたそうです

「そんなヒモにぶら下がって大丈夫ですか?」て

さて、ギャラリーが一杯いるんで例によって難しそうに登って・・・・終了!

すぐ下を覗くと 右赤点から「小槍」、「曾孫槍」、「孫槍」でございました。

  

やはり今年新装なった祠  右手赤ヘルの方は、お察しのとおり北鎌から来た人です

この日、北鎌はもの凄い人だったそうです  小槍方面から丸見えだけど、引きも切らずに歩いてました、北鎌尾根

一般登山者に混じって  はいポーズ!  

 

上の(注) リボルバー

矢印のところが滑車になってるカラピナで、ロープがここを通ることにより格段に滑りが好くなります

上の写真にように直角に曲がっている所では絶大な効果を発揮、OPANDAはいつも2つ持ち歩いてます。

ただ、難点は 価格が高い! 4,000~5,000円?  あと重い・・・

 

 

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2010/9/18-20:槍-小槍-孫槍-曾孫槍クライミングⅠ

2010-09-21 18:25:39 | 山行

ヒュッテ大槍から眺める槍

 槍穂高、間違いなく今年最高の人出でしょうな 

昨夜の夜行バス「さわやか信州号」だけで10号車までありました・・・それに加えて夜行列車にマイカー・・・  

9/18(土) 朝霧が晴れて顔を出す明神岳

槍平小屋から 少しガスがかかった槍

そのちょっと先から   結局今日はこれで槍の見納め

OPANDA定宿「ヒュッテ大槍」へはここからメインルートを右に外れ、右奥のコルへ向かいます

いよいよガスが濃くなって 雷鳥のお出まし

1羽~2羽?

3羽でした

ガスっちゃってなんも見えないので小屋直行  んで食堂で明日の登攀の打ち合わせをしていると知り合いのガイドYさん現る

っつうことで飲み始めちゃいました  ご覧のとおり、いつも素晴らしい夕食です・・が、このときはもう既に記憶が・・・・

パスタがうまい!  ウェルカム白ワインも

9/19(日) 昨夜は土間で滑落してたそーです (;´Д`A ```

しかし朝はちゃんと腹へって起きまする。  

今日の登攀は時間的には大楽勝なんで、ゆっくり3,000mの朝焼けを楽しむ  日の出前の常念岳方面

槍から北鎌尾根

ヒュッテ大槍と前穂(赤点)、北穂(青点)

なかなかの日の出でございました

徐々に明るくなる槍

そして北鎌尾根

我々が槍の肩に着く頃にはもう、ぼちぼちと渋滞が  

黄色いのが一般登山道  小槍へはその「く」の字に曲がったところから左のがれた沢に降りていく(赤線)

槍の麓にもあります祠・・・これって去年迄山頂にあったヤツ?

上の「く」の字のところ迄登ると小槍が見える  一般道が登り専用になって左の小尾根を越え、道が右上して行くところの左側沢が降り口

で、一般道からこのガレガレを降りていく  ハッキリ言って悪いです 崩れる岩の一つ一つが大きい

ちょっと降りて一般道を振り返ったところ  「バカなやつらが変なところ降りてくぜ」とみなさん注目、写真も撮られちゃいました 

もちょっと降りると、わりと明白なトラバースの踏み跡が小槍へと続く ロープ着けてないのでチト怖い

岩が「コ」の字になってるので、しゃがむか、のけ反ってトラバース

まだ一般道から見える  画面下にちょこっと見えるのが今日のパートナーTちゃん

肩の小屋から一般道に行かず、旧ゴミ捨て場から直接トラバースして来るルートは多分これ

小槍基部 大テラス到着

大化の改新の頃の古いハーケンも目印になる

なかなか立ってるじゃん  ハーケンも打ってあるし  が、このルートはパス

あたしらは先ずこの右側(本槍側)を登り、小槍-曾孫槍のコルへ上がります  いわゆる宮様ルート(右ルート)

では、小槍→曾孫槍→孫槍→槍のクライミングをご堪能下さい・・・・・

 

今回パートナーTちゃんが写真送ってくれました <(_ _)>Thanks

小槍取り付き大テラス 人間が入ると大きさがわかりますね

嬉しそうに見上げてる先へ登り始めます

 

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