3月10日(金)本日のごはんは、
「ごはん」
「はっと汁」でした。
おおわだ保育園では、毎月月末に「防災の日」を設定していますが、明日3月11日が「東日本大震災」だったため、1日早いですが本日を「防災の日」としています。防災の日には、災害時の炊き出しを想定して、主菜や副菜をまとめて作るメニューを提供しています。本日は、宮城県の郷土料理である「はっと汁」を提供しました。「はっと」は、小麦粉を使用した料理の一種です。宮城県では、小麦粉に水を加え生地を薄く伸ばし、汁で煮込んだり、お湯で茹でてあずきなどに絡めて食べるそうです。今日は、小麦粉の代わりに米粉と片栗粉に水を加えて作ったはっとを、鶏肉、油揚げ、だいこん、にんじん、ねぎなどと一緒に汁に入れました。具材のうまみが溶け出した汁ともちもちとした食感のはっとがよく合い、食べ応えのある汁に仕上がりました。
また、本日は災害時に電気やガスが使えないことを想定し、炊飯器に加え、ガスコンロと鍋を使用してご飯を炊きました。
鍋でごはんを炊くと保温ができないため、冷めてもおいしく食べることができるようにおにぎりにして、かえで組、ひのき組の子どもたちに提供しました。鍋の蓋が木でできているため、おにぎりを食べて「木の香りがする」と教えてくれたこどももいました。
こどもたちは、上手にラップを剥がして食べていました。
午後のおやつは、「アラカルトおやつ」と「お茶」でした。
本日は「防災の日」のため、手作りのおやつではなく、アラカルトおやつを提供しています。