おはようございます。昨日は、79人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。
さて、私が議員になろうとした理由の一つに、「介護問題の改善」があります。脳梗塞のため身体の不自由となった母を、長年父と2人で介護してきた中で、改善を求めたい点が多々ありましたが、介護の問題は、介護を経験した者でなければ理解できない部分も多いと感じています。
平成12年、介護保険制度が導入され、介護メニューが多くなり、介護施設が次々と建設されていきました。在宅介護に疲れていた方々は、一斉に両親を施設に入所させた方も多いと思います。しかし、その結果、 ●市町村で行っていた無料のサービスは消え、●在宅で家族を介護しようとしていた者にとっては保険料負担だけが増加し、●同じように身体が不自由になった方々やその家族の方々とのコミュニケーション機能などはなくなってしまいました。
市が無料で行っていた機能回復訓練などは介護する家族同士のコミュニケーションのばであり、同じ苦労を話し合える場であり、気持ちを楽にさせてくれる場でもあったように感じます。しかし、介護保険導入後は、すべて有料となり、利用者も「お金を払っているのだから」と預けっぱなしの状態になり、介護される家族を見放しているように見えました。このような点を是非解決したいと考えました。しかし、国の政策は、どんどん施設偏重主義へと進み、介護する家族も、介護される家族のことを忘れたように見えるのは私だけでしょうか。現在国も、施設介護から在宅介護へと政策を転換しているようです。その理由は福祉予算の抑制にあるようです。制度導入時からの国の見通しが甘かったのではないかと、私はとても感じています。
さて、本日の朝日新聞朝刊の一面に「年金消え ゴミ屋敷に老夫婦」の見出しを見つけました。
内容は、ゴミ屋敷となっていた老夫婦のところに市の職員が訪れたところ、奥さまから「お願いです。病院へ連れて行ってください」と懇願され、事情を聴いてみると、老夫婦には、同居する息子がいるが、一切の面倒をみず、夫婦の年金月額約30万円まで自分の借金等に充てていた。夫婦には、認知症があり、身体も不自由で、病院に行かなければ死んでしまうような内容でした、いわゆる家族のネグレクト(養育放棄)であり、高齢者虐待です。現在夫婦は、市のお世話になり夫婦で施設に入所されているとのことでした。施設はこのような方のためにあるべきだと私は考えます。
これに似たような話は、私たちの身近なところでも聞こえています。しかし、今後来るであろう超高齢社会では、このような話がますます増え、夫婦そろっての孤独死という不安を抱える高齢者も増えると思います。
今後、どうすればこのようなことが起きないようになるのか、先進事例などを勉強し、検討したいと思います。
さて、私が議員になろうとした理由の一つに、「介護問題の改善」があります。脳梗塞のため身体の不自由となった母を、長年父と2人で介護してきた中で、改善を求めたい点が多々ありましたが、介護の問題は、介護を経験した者でなければ理解できない部分も多いと感じています。
平成12年、介護保険制度が導入され、介護メニューが多くなり、介護施設が次々と建設されていきました。在宅介護に疲れていた方々は、一斉に両親を施設に入所させた方も多いと思います。しかし、その結果、 ●市町村で行っていた無料のサービスは消え、●在宅で家族を介護しようとしていた者にとっては保険料負担だけが増加し、●同じように身体が不自由になった方々やその家族の方々とのコミュニケーション機能などはなくなってしまいました。
市が無料で行っていた機能回復訓練などは介護する家族同士のコミュニケーションのばであり、同じ苦労を話し合える場であり、気持ちを楽にさせてくれる場でもあったように感じます。しかし、介護保険導入後は、すべて有料となり、利用者も「お金を払っているのだから」と預けっぱなしの状態になり、介護される家族を見放しているように見えました。このような点を是非解決したいと考えました。しかし、国の政策は、どんどん施設偏重主義へと進み、介護する家族も、介護される家族のことを忘れたように見えるのは私だけでしょうか。現在国も、施設介護から在宅介護へと政策を転換しているようです。その理由は福祉予算の抑制にあるようです。制度導入時からの国の見通しが甘かったのではないかと、私はとても感じています。
さて、本日の朝日新聞朝刊の一面に「年金消え ゴミ屋敷に老夫婦」の見出しを見つけました。
内容は、ゴミ屋敷となっていた老夫婦のところに市の職員が訪れたところ、奥さまから「お願いです。病院へ連れて行ってください」と懇願され、事情を聴いてみると、老夫婦には、同居する息子がいるが、一切の面倒をみず、夫婦の年金月額約30万円まで自分の借金等に充てていた。夫婦には、認知症があり、身体も不自由で、病院に行かなければ死んでしまうような内容でした、いわゆる家族のネグレクト(養育放棄)であり、高齢者虐待です。現在夫婦は、市のお世話になり夫婦で施設に入所されているとのことでした。施設はこのような方のためにあるべきだと私は考えます。
これに似たような話は、私たちの身近なところでも聞こえています。しかし、今後来るであろう超高齢社会では、このような話がますます増え、夫婦そろっての孤独死という不安を抱える高齢者も増えると思います。
今後、どうすればこのようなことが起きないようになるのか、先進事例などを勉強し、検討したいと思います。