無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

予算30万円

2023年06月29日 11時10分00秒 | 税金の無駄使い
昨日、やっと選挙ポスターが完成しました。私は、選挙公費(市税)を使わないので、自腹作成です。今回は、裏面がシールの紙にしたので、高くつきました。約52,000円。

シールなしの場合は、スプレー糊を購入しますが、これが意外に高いため、シール付き紙でも、トータル額は同じです。

金持ちだから、皆様の税金を使わないのではありません。金持ちではありません。

お金と政治の問題は、選挙から

透明性のある金のかからない選挙を広げたいのです。

後援会長をしている妻は『簡単に説明するとハンガーストライキみたいなもの』と言います。

まったなしの問題は、山ほどあります。夏休み、生活困窮家庭の子どもたちが心配です。給食がなくなります。電気代が負担になり、エアコンを使わずに熱中症になる高齢者がいるのでは?と心配しています。また、80才を過ぎても生活のために働く高齢市民にまで、ボランティアを強いています。

税金の使われ方に関心を持っていただき、声をあげてほしい。一部の市民ではなく、たくさんの市民が豊かになるように、税金は使われるべきです

もうすぐ現職と公務員には、夏のボーナスが支給されます。約60万円。議員活動報告書『はってん』新聞折込発行費用もありますので、約30万円を今回の予算とするとのことです。

公費ポスター代上限が44万円。その他は、 はってんをご覧ください。軽自動車税で考えてみました。




↑『はってん』

皆さん、税金の使われ方に関心を持ってください。


消費税10%増税、そろそろ本気で怒っていいのでは?

2019年06月24日 07時19分18秒 | 税金の無駄使い
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さて、私は約12年政務活動費を使っておりません。議員活動報告書「はってん」は自費発行です。それを貫くために、会派には所属しておりません。そのため、委員長や議長などのポストとは無縁です。会派に入ると、政務活動費をもらい、会派のメンバーと視察などに行くことになります。しがらみを排除し、一握りの有権者のためではなく、多くの庶民のために活動することを望み、実践してきました。


庶民目線で増税を考えた場合、厳しい現実が待ち受けています。特に、国民年金受給者や母子家庭など、今現在も厳しい生活を強いられている方々は、大きな打撃を受けます。国民年金からも介護保険料などが徴収されます。生活保護者の方が医療費免除など優遇されています。真面目に年金を納めた者が、納めなかった者よりも苦労をしている現実を見て、若者が未来に夢を持つでしょうか?増税の前に、月5万円の生活を強いられている国民年金受給者の支援策を考える必要があります。年金を納めた末に、5万円生活を強いられる高齢者を見て、若者が年金制度に疑問を感じるのは当然です。


その一方で、約100億円で建設された文化施設コミネスには、毎年2億円の税金が、管理費などの名目で投入されます。市税からです。文化施設は必要ですが、2億円が必要でしょうか?復興バブルやオリンピック景気で、景気回復した業種もあるでしょう。しかし、日本の借金は増え続けています。

日本の借金1,103兆円超え!
3年連続過去最大!!


一握りの方々が富を享受し、そのツケを消費税によって全国民に支払わせる増税に反対します。増税するなら、公務員や議員が身を切る改革をするべきです。しかし、私の思いとは反対に、今年3月に選挙公営制度が改正され、選挙期間中に配布できるビラ作成費用が加わりました。白河市で候補者一人につき※約3万円ですが、全国の議員に使われる公費となれば莫大な額になります。この現実の中、増税。我々は、怒ってもいいのではないでしょうか。
※選挙公営制度は、使わない選択もできます。ビラに関しても、使わない選択ができます。

山本太郎「そろそろみんな怒ろうやって話なんですよ‼︎🔥」れいわ新選組





100億円の市民文化交流館の年間維持経費2億円以上に市民より疑問の声

2015年08月09日 07時03分05秒 | 税金の無駄使い
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さて、100億円規模となってしまった市民文化交流館の建設が進んでいます。100億円にも驚きますが、この豪華な建物の年間維持経費は、2億円を超えるようで、これにも驚きました。10年後20年後、今の若者たちが子育て世代となる頃に、この維持経費が市の財政を圧迫しないか?と考える市民もいます。



土光敏夫氏の清貧の生き方から学ぶ

2015年05月20日 06時09分07秒 | 税金の無駄使い
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昨日午前、同僚市議が「財界ふくしま」に掲載された件で、全員協議会が開催されました。これに関し、本人より説明と謝罪がありました。また、選挙管理委員会より、公職選挙法上の注意点等についての説明が行われました。

これに関し、市民の方々からも、ご意見をいただきます。私も意見はありますが、この時期ですので、差し控えたいと思います。決して、擁護しているわけではありません。

さて、昨日図書館で、尊敬する土光敏夫氏に関する本を借りてきました。


「清貧と復興 土光敏夫100の言葉」です。この本は、大震災の後、発行されています。「めざしの土光」と呼ばれ、自ら清貧を貫いた土光氏の言葉の中には、政治家についての厳しい意見もあります。

  政治家と待合で飲むのはよくない。政治家に用件があったら、昼間、表玄関から「これこれの件で」と堂々と行けばいいじゃないか。とにかく、政治家は、もっとモラルを正さなければダメだよ。
それにしてもおかしいじゃないか。政治は国民のためになることをやるものだ。ところが、いまは逆でしょう。みな自分のために議員になっているようなもんだ。~『清貧と復興 土光敏夫100の言葉』76、議員定数をもっと減らせ」より


土光氏が、経団連会長時代、一番ショックだった出来事は、金権政治の問題だそうです。その後、田中角栄氏と対決をしています。

他にも有名な言葉があります。「社長の『大名旅行』はやめろ」「豪邸に住み派手な生活の人は信用できない」等など。土光氏は、海外出張であっても、一人で行けるものは、一人で行ったそうです。白河市も含め、日本全国、首長と職員が、海外に行くことがあります。私としては、納得いかないことも多々ありますし、市民からも苦情をいただくことがあります。その費用は、真面目に生き、納税をした、市民の努力の結晶から出されていることを真剣に考えていただきたい。行く必要がなければ行かなければいい。必要があるのなら、納税者に報告をするべきです。また、同行者まで行くことが、本当に必要であったのかを、市民に問うべきだと私は考えております。土光氏の清貧の生き方に見習うことが多く、私の愛読書となりそうです。

増税よりも身を切る改革 「アレシナの黄金律」

2015年04月29日 04時58分12秒 | 税金の無駄使い
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さて、柿沢未途衆議院議員が、3月の衆議院予算委員会の中で、「アレシナの黄金律」の紹介をされており、興味を持っております。

ハーバード大のアルベルト・アレシナ教授の研究による「アレシナの黄金律」では、経済成長を阻害せずに財政再建を実現するには「歳出削減:増税7:3」の割合がベストミックスとされています。そして、注目すべきは「歳出削減より先に増税を行なった国は必ず失敗している」とされている点です

●経済成長と財政再建の両立には歳出削減:増税=7:3
●歳出削減より先に増税を行なった国は必ず財政再建に失敗する 
  

http://www.310kakizawa.jp/wp-content/uploads/2015/01/2015_01_310PRESS.pdfより

これが「アレシナの黄金律」だそうです。財政再建に取り組んだ20か国を調査した結果、導かれたルールであり、失敗した国の共通点は
先に増税を行っている


増税の前に、やるべきことは、身を切る改革であると私も思います。しかし、現実には、昨年12月の市長・議員・職員の報酬アップでもわかるように、国民に増税を敷いておきながら、首長・議員・公務員の報酬はアップさせるという国民生活無視の状況です。福島は、復興バブルで建設業者を中心に潤っているでしょうが、年金生活者等の一般県民・市民は、増税により苦しんでおります。その声が、届いていない。若しくは、無視されているように思えてなりません
バブル世代の方々は、なぜバブルと呼ぶのかも含め、バブルが崩壊した後の失望感についてもご存じだと思います。まさに、「金に振り回され、踊る」そんな状況が一転し、泡と消えるわけです。この復興バブルも、永遠に続くことはありません。復興の泡が消えた時、いったい何が残るのか?

我々は、未来を担う若者に、何を遺すのか?汚染された大地に健康不安ではなかったはずです

自分たちが楽しく遊んで暮らせれば、子どもたちに借金を遺してもいいのか?

増税の前に、身を切る改革が必要だと考えます。