無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

介護のお悩み相談にいい回答ができたかな?

2019年04月03日 20時42分28秒 | 私の介護
昨日は、178人の方にアクセスいただき、ありがとうございました。

本日午前中、昨日電話いただいた方に直接会い、お母さまに関する介護及び今後の悩み等についての相談を受けました。
介護に関する悩みや本人の生活態度については、介護歴25年の経験から回答させていただきました。
特に、介護する者・残される者が体を壊し、面倒や手続きができなくることが、お母さまを苦しめる結果になるので、自分自身のケアを大切にするように伝えました。本人もその通りだと思っていただいたようで、相談に乗ったかいがあったようです。


午後は先日受けた人権擁護委員さんの質問に対して逆に質問があったので、法務局に行ってきました。
いろいろと相談させていただきましたが、法務局の方から「被害届」として受理する旨のお話をいただいたので、あとはお任せしてきました。

知人男性より介護の相談

2017年01月31日 22時40分55秒 | 私の介護
昨日は、120人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

本日、知人より介護の相談を受けました。
母親の介護をしている50代の男性からです。
相談の内容は、「現在施設に入所させているが認知症が進行しているように思われる。自宅で面倒を見た方が良いのでしょうか」というものでした。
26年間、主に自宅で介護していた私としては、「自宅で介護できるのであれば、日々会話や声掛けができるので、認知症の進行は少なくなると思う。しかし、介護する身もされる方も気を使い生活しなければならないので、お互い身体が持たなくなる恐れがある。ある程度のことは、お互いのためと考え、納得せざるを得ないと思う。ただ、訪問する回数を増やしたり、たまに外泊の形で自宅に泊まるということも効果があるのではと思う。私の場合は、そのような懸念をしていたため、自宅介護を主としショートステイで対応していた。一日中世話をしていたわけではないが、母から見れば身内の者が殆どの時間、誰かが身近にいると感じてくれたのではないかと思っている。介護するすべての人にわたしのようなことができるとは思っていないが、それに近いことはできるのではと思う。もう少し努力してはどうか?そうすれば、もう少し気持ちが楽になるかも」とアドバイスさせていただきました。
彼の頑張りに期待したいと思います。

さて本日、市民活動支援センターの知人からNPO法人関連の補助金申請の案内をいただきました。
これまで、個人の寄付金等を中心に活動資金を工面し、補助金を受けたことがありませんでしたが、当会の趣旨をご理解いただき、補助金申請をしてはどうかと声を掛けてくださったようです。
申請まで時間がないようですが、理事長と相談の上、申請をしてみたいと思います。
明日から書類作成、頑張ります。

新聞少年とコブクロの「蕾」

2015年05月06日 04時34分19秒 | 私の介護
おはようございます。昨日は、87人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。



本日も4時起床。4時45分頃撮った写真です。

さて、本日は、早朝よりユーチューブで、コブクロの「蕾」を聴きました。私の大好きな曲です。

コブクロ - 蕾


お母さんを亡くされた後に作った歌だそうですが、母親への想いを感じます。そして、小さな男の子が自転車に乗っている、この動画が良い。私は、小学校6年生から、新聞配達をしていました。毎朝4時半頃起きましたが、必ず母が起こしてくれました。当時、桐ダンス店は、経営が厳しく、はっきり申し上げると貧乏でした。母を助けたいと始めた新聞配達でしたが、高校卒業まで続けることができました。新聞配達を始めてから、親から小遣いを貰ったことはありません。中学時代の部活で必要な道具の購入費用も、大学進学費用も、全部自分で働いたお金で支払いました。それを支えてくれたのは、母だったと思います。小さな頃、貧相な服装をしていたので、虐められっこでした。母の苦労する姿があるから、乗り越えられました。母親は偉大です。その母は、52歳で脳梗塞で倒れました。2012年に亡くなるまで、高度障害者として生活しました。苦労ばかりの人生だった母を、自宅で世話し、看取ることが私の最大の目標でした。

介護の苦労を知る者として、最愛の親や配偶者を、在宅介護したいと願う方々のお役にたちたいと思います。


現在の介護保険に想うこと

2015年04月21日 04時54分15秒 | 私の介護
おはようございます。昨日は、77人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

先日、ある一軒のお宅で、お父様を20数年、在宅で介護されているというお話を聞いてきました。
お父様は、殆ど寝たきりのようでしたが、意識ははっきりしており、会話もできました。私も長年母の介護をしてきましたので、お母様とご長男方と家族介護の苦労話を伺いながら、意見や要望を聞かせていただきました。

現在、介護保険制度の一番の問題は、施設の増加に伴い、全国的に制度導入時の2倍以上になっている保険料にあると、私は考えています。
白河市で言えば、平成12年の制度導入時、基準額は年額29,000円(月額2,416円)であったと思います。
しかし、今回の改定により、年額69,600円(月額5,800円)と約2.4倍になりました。

超高齢化社会を目の前にし、施設入所を求める方々が急増する現在、制度を維持するため、広く多くの方になるべく低い負担になるように市当局は努力していると今回は認めました。特に低所得者への軽減税率の配慮はもちろん、高所得者へは段階を増やし、応分の負担を求めるようにし、累進性を強化したところは評価したいと思います。

しかし、多くの方から「現在の国民年金では施設に入所できない。老々介護になろうとも在宅で面倒見ざるを得ない」などのお話をよく聞きます。
現在、介護施設に入所すると、施設によって多少の違いはあると言われていますが、介護保険適用分が4万円弱、その他食費その他の実費分で約3万円強の計7~8万円程度かかるといわれています。現在の国民年金は6万数千円、ここから国民健康保険料、介護保険料を差し引かれると残りは5万数千円、夫婦2人合わせても10万円弱の家庭には難しいと言うのが現状です。低所得者には補助制度や生活保護等の適用等もあると言われていますが、庶民には自分たちがどのような補助制度の恩恵があるのかわからないのが現状です。今後、詳細を勉強し、皆様にお伝えしようと考えています。

また、私の持論は在宅介護の充実です。前述した方を含め、私があった多くの在宅介護を行ってきた多く方(私もその一人)は、「被介護者を家族の一員として、日々一緒に生活し、喜びも悲しみも、分かち合いながら、一生を終えさせてあげたい」と強く思っているように感じます。
現在、厚生労働省は、在宅介護支援に政策を転換し、強化しています。しかし、金銭面での支援は特にありません。

前述しましたが、施設を利用すると1人あたり介護保険会計から月額30万円程度が施設に支出されます。しかし、在宅介護している介護者には、一円も出ません同じ介護保険料を支払っているのに。また、先ほども述べましたが、家族が或る程度収入があれば施設に入れますが、年金暮らしの家庭では施設に入ることさえ困難です。在宅介護を充実させるというのであれば、介護保険制度の一環として在宅介護者へも一定程度の介護激励金を支給すべきと考えます。

現在、白河市は独自の政策として、要介護3・4・5の在宅介護者に対し、激励金として年間約5万円程度支給しています。しかし、施設利用の方が年額約360万円程度、介護保険会計から支給されているのであれば、独自の政策とはいえ、現在の10倍程度支給しても良いのではと思います。もっと介護する市民の声を聞き、国・県・市へ働きかけられるよう、勉強したいと思います。





介護保険料増額案に賛成した理由

2015年04月17日 04時47分00秒 | 私の介護
おはようございます。昨日は、88人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

先日、個人的に行っている市民アンケート調査の意見欄に「一部の高齢者だけが楽しめるサロンや遊戯施設に補助金を出すくらいなら、高齢者すべてに関わる介護保険料を安くしてほしい」との意見が寄せられました。

現在、白河では高齢者が「引きこもり」などになって、病気等を引き起こしたり、悪化などしないように、楽しく老後を過ごしていただこうと「高齢者サロン」を支援しています。また、高齢者が集いやすい「カラオケ」や「麻雀」等の遊戯施設への補助制度があります。これらにより、少しでも多くの高齢者が介護等のお世話にならないようにしたいとの想いです。しかし、ご指摘の件も理解できます。全ての方が「サロン」や遊戯施設に行くわけではありません。市民平等に福祉を受ける権利があるとの視点から考えると検討すべき課題があると考えます。

介護保険料について述べたいと思います。
去る3月議会において、平成27年度から平成29年度までの介護保険料を改定致しました。先日発行した「はってん」でも述べましたが、基準額(課税世帯で本人は非課税、年金と所得が80万円を超える方)では、月額5100円から月額5800円と700円、年額では61,200円から69,600円と8400円の増加(約14%増)となりました。年金暮らしの方々には大変なことだと理解しながらも、私は賛成をしました(賛成多数により可決)。理由は、昨今、高齢者世代が増加し、介護を受ける方が急増している現状をを見ている時、これは避けては通れないことだと考えました。皆さんに安心して長生きしていただくためにも、今回の値上げは止む無しと考えました。

しかし、その一方で、税金の無駄使いがあればどうでしょうか?「人口6万人の小さな市が、文化施設に100億円とはいかがなものか?」「市長・職員・議員の報酬アップをするくらいなら、他の予算に使うべきだ」「イベントばかりやってるが、それも我々の税金から支払われていることを忘れるな」「海外に何をしに行くのか知らないが、そんな予算があるのなら、もっと他に使うべきだ」等など、たくさんのご意見をいただきます。

その通りです。

しかし、今この場では、この案を通す必要生があると感じ、賛成を致しました。無駄使いというご意見に関しては、一つ一つ糾していくことが必要です。一議員には、市政の方向性を変えることはできませんが、市民の声を議会という場で執行部(市長)に発言し、糾していかなければ、一握りの市民のための政治になってしまう。それをさせないのが我々議員の務めだと私は考えています。
さて、昨日ある市民宅をお訪ねすると、「****議員が、大竹は評判が良くない。市長に何でも反対してる。彼には何もできないと言っていたよ」と教えていただきました。時々、同じような話を耳にしますので、残念ではありますが、このような私へのバッシングをコツコツを行う方々が数多くいらっしゃるようです。私は、****議員、他の同僚議員の個人的な悪口は一切言わず(有権者のお宅で同僚議員の悪口を言わないのが私のポリシーです)、説明をさせていただきました。

●昨年末に、市長・議員・職員の期末手当等がアップしたことを教えてくれた議員はいますか?
●他市と比較して遅れていること、実行されていないことを指摘し、白河市発展のために尽力するのは市議の仕事ではないですか?
●税金を使っている以上、それに納得がいかなければ、指摘し、改善を求めるのは、当然のことではないですか?


「大竹は、市長に反対ばかりしてるから何もできない」と、噂を広げる努力をしている方々がいるそうです。また「大竹を絶対に落選させろ」という圧力が、前回もあったと聞いております。まず、介護保険料の件でもわかるように、何でも反対するのではなく、是々非々で考えております。何もできないとは考えておりません。「簡単」にはいかないかもしれませんが「簡単」に物事を通すために、何でも「賛成」することは、私のポリシーに反します。まずは、市民・庶民の目線に立ち、皆様の代弁者となり、「是々非々」で考えることが必要だと思っております。何でも「賛成」「反対」すれば簡単ですが、「是々非々」で考えるためには、勉強が必要です。自分で判断をするために、日々勉強しているつもりです。

白河市を愛する者の一人として、白河市民の善意を信じ、これからも圧力に負けずに頑張りたいと思います。

もし「自分は市長と仲が良いので、貴方がお困りのことがあれば、願いを通してあげる」という議員が多いとすれば、非常に残念です。身近な困りごとは、本来は町内会等を通して陳情すればいいことであり、市議は第一の仕事は、市政のチェック機関のはずですチェック機関としての役割が果たせないのであれば、多くの市民が言うように、「議員など要らない」ということになります。
今後も、市民の皆様の声に耳を傾けていき、精進したいと思います。